コンビニ店長にも”働き方改革”を!　人的資源管理向上サービス「サンボウ」を提供開始

株式会社サンボウ（本社：東京都港区、代表取締役：尼留昌幸、以下「当社」）は、サービス業における人的資源管理向上サービス「サンボウ」の提供を開始いたしました。店長の勘や経験に頼っていた店舗内の人的マネジメントの質を向上させ、店舗運営を効率化することで、店長の「働き方改革」を実現します。

公式URL：https://sanbow.jp/LP/

■背景
社会インフラとして小売だけでなく、多種多様なサービスを提供しているコンビニのオペレーションにおいて、コンビニスタッフの「能力やスキル」は高い水準が求められています。

デジタル化による省人化・無人化の取り組みが進む一方で、現場で働くスタッフの『人ならではの価値』は逆に高まってきており、各店舗においてはいかに良い人材を採用し、育てていくかが課題となっていました。

しかしながら、全国のコンビニチェーンにおいては慢性的な人手不足（※1）に直面しています。足りない労働力を店長やマネージャーのマンパワーで穴埋めせざるを得ないため、本来店長に期待されているスタッフ教育や店舗の運営改善といった業務に、十分な時間をかけられていない現状です。
こうした社会的背景を受け、当社は、店舗の人的資源管理および店舗運営の効率化を実現し、本当の意味での店長の「働き方改革」を達成するタイミングであると考えています。

※１　出典元：経済産業省「コンビニエンスストア加盟者の取組事例調査の結果概要」2019 年


■サービス概要
サンボウは、「サンボウ」「コムコム」の2つのアプリと、アプリ内に蓄積されたデータを分析した「お店カルテ」、およびサポートスタッフによる店長のマネジメントサポート「サンボウマスター」の4つのサービスを統合する総称です。
これらのサービスを通じて、店舗およびスタッフの状態を可視化・分析することで、それぞれの状態に合わせたマネジメント活動および店舗運営の改善活動を行うことができるようになります。

店長業務のムリ・ムダ・ムラを解消し、店長の本来の役割である店舗運営戦略および経営に集中できるようにすることが狙いです。


■各サービスの特徴
＜店長向けスタッフマネジメントアプリ「サンボウ」＞
お店で働くスタッフの「基本情報・考え方・性格・希望」を、スタッフ個人のアンケートを元に特定し、スタッフ毎のマネジメントの方向性の参考にすることができます。また、コムコムの利用データと連動し、お店のコンディションをチャート上に可視化することができ、継続的にお店の変化を把握することができるようになります。

＜スタッフ間コミュニケーションアプリ「コムコム」＞
スタッフのIDと店舗IDを連携することで、業務連絡専用のコミュニケーションアプリとして利用することができます。シフトスケジュールの連絡、店長からの業務指示、後続勤務者への申し送り連絡といった、店舗運営に関するスタッフ内の連絡を一つのアプリで完結することが可能です。

また、それぞれのスタッフには毎月一定のポイントが付与され、スタッフ間の感謝のやりとりに対しポイントを送り合うことができます。もらったポイントは、毎月amazonポイントに交換することができ、スタッフ間コミュニケーションを活性化する仕組みも備わっています。

＜アプリのデータを可視化するBIツール「お店カルテ」＞

「サンボウ」および「コムコム」を利用データを元に店舗ごとに分析したBI（Business Intelligence）レポートです。

「基本情報・考え方・性格・希望」「お店のコンディション」といった静的情報と、スタッフ間のメッセージ頻度、ポイントのやりとりなどの動的情報を掛け合わせ分析することで、店舗運営の意思決定をサポートします。

 

＜店長のマネジメントをサポートする「サンボウマスター」＞
サンボウマスターは、専門知識をもったサンボウ運営スタッフです。店長の相談相手として、日々のスタッフマネジメントや他店舗事例を元にしたアドバイスなどを行い、一緒に店舗の問題や課題を解決していきます。


■代表取締役CEO尼留のコメント
労働力人口の減少、コロナショック。困難な事業環境の中で、現場・本部、働く全ての皆様の創意工夫によって、世界でも類を見ない価値を生み続ける日本の小売業。

名実ともに社会インフラとなり、日本の産業の核の一つになられているコンビニエンスストア業界の皆様に少しでも貢献したいと考え、サンボウを立ち上げました。

『人の価値の最大化に貢献する（Human Capital Maiximization.）』事を目的と置き、働く全ての皆様の幸福に貢献できるよう、メンバー一同全力で努力して参ります。