元メルカリCFOの長澤啓と元モルガン・スタンレーの村島健介が香港の資産運用会社Pleiad Investment Advisorsと共同でグロース投資ファンドを設立
-グローバル機関投資家の資金を背景に国内スタートアップをバックアップし、更なるユニコーンの創出を目指す-
株式会社メルカリでCFOを務めた長澤啓とモルガン・スタンレーでGlobal Internet Banking/Global Software Banking Group日本統括責任者を務めた村島健介は、香港の独立系資産運用会社Pleiad Investment Advisorsと共同で、主に日本においてレイトステージ(※1)の未上場スタートアップに対しグロース投資を行う事業、「Minerva Growth Partners 」を設立することを合意いたしました。その第一ステップとして、長澤・村島両氏とPleiad Investment Advisorsは共同で、主として日本のレイトステージの未上場スタートアップを中心にグロース投資を行う150億円規模のコミットメント金額を目標とした投資ファンド「Pleiad-Minerva Japan Growth Opportunities L.P. 」を組成しました。(※2)
※1 レイトステージとは、スタートアップ企業においてビジネスモデル及び収益構造が確立し、追加投資によりさらなる成長が見込める状態を指します。
※2 本ファンドは、海外にて運用されている商品であり、本邦において募集又は売出しは行われておりません。本プレスリリースは、適格機関投資家及びファンドの投資先候補となる企業の皆様への情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではなく、また、本ファンドへの買付けの申込みを勧誘・推奨するものではありません。
■Minerva Growth Partnersについて
Minerva Growth Partnersは、株式会社メルカリでCFOを務めた長澤啓とモルガン・スタンレーでGlobal Internet Banking/Global Software Banking Group日本統括責任者を務めた村島健介がPleiad Investment Advisorsと共同で設立した事業です。
事業の概要:
長澤・村島の2名は10年以上に亘り日本及び米国においてインターネット・テクノロジー領域の資金調達を支援・執行してきた経験の中で、日本においてレイトステージの未上場スタートアップに対し、グローバル機関投資家の資金を背景とする「グロース・キャピタル」と当該ステージに応じたアドバイスを提供できる投資家の存在が不可欠と考え、Pleiad Investment Advisorsと共にMinerva Growth Partnersを設立いたします。
■Pleiad Investment Advisorsについて
Pleiad Investment Advisorsは、2014年に独立系資産運用会社として香港にて設立された香港証券先物取引委員会(SFC) 認可資産運用会社です。アジア太平洋地域(主に日本・中国及び韓国)の上場株式を投資対象として徹底した個別企業の調査を行い、厳選した銘柄選択をベースとした投資戦略に特化した投資運用業務を展開しています。2020年9月末現在で約2,600億円(25億米ドル)の資金を運用しており、日本のスタートアップにおいても、様々な新規上場成長銘柄への投資実績があります。
■ファンド設立の背景
現在、日本のレイトステージスタートアップ企業にとって、上場以降の先行投資による赤字を適正に評価する投資家姿勢が欧米対比で乏しく、中長期的な成長を見据えた「攻めの投資」を行うことが難しいという課題があります。また、スタートアップが構造的に黑字化するための事業・収益基盤を構築するまで、数十億円規模での資金を提供できる投資家がまだ少なく、構造上未成熟なまま上場に至ることを余儀なくされるケースも散見されます。
このような状況の構造的な変革には、資金のみならずレイトステージ企業に必要なIPO準備、ポストIPOも見据えた資本政策・財務戦略やグローバル資本市場との対話に備えたアドバイスや、経営についてグローバルな視点でハンズオンかつ国内でローカルにサポートできるグロース投資家の必要性が高まっています。
今回新たに組成したファンド「Pleiad-Minerva Japan Growth Opportunities L.P. 」は、米国、アジア及び日本における上場・未上場株投資で豊富な実績を有するPleiad Investment Advisorsと、国内スタートアップのグローバルIPO・経営経験を有する長澤・村島の両氏とが共同で、グローバルマネーを背景として日本発でグローバルに比肩する次世代のスタートアップ企業の創出を目指す目的で設立されました。
尚、本ファンドは、GP及びLPのネットワークを活用した海外投資案件、またグロースステージにある上場企業を対象とするプライベートエクイティ投資についても検討して参ります。
■Minerva Growth Partnersの特色
■ファンド概要
■マネージング・パートナー略歴
三菱商事において金属資源分野における投資及び主にエネルギー、リテール、食品分野等の領域におけるM&Aを担当した後、2007年よりゴールドマン・サックス証券にジョインし、東京及びサンフランシスコにおいて主にテクノロジー領域におけるM&AやIPOを含む資金調達業務を担当。2015年6月にCFOとして株式会社メルカリに参画。 日本初のユ二コーンとなる非上場企業としての2回の増資ラウンドを経て2018年6月にIPO。2020年9月に同社CFOを退任し、現在に至る。慶應義塾大学卒、シカゴ大学MBA。
三菱商事においてIT分野における国内外の新規事業開発・投資業務に従事した後、2007年よりモルガン・スタンレーの東京及びシリコンバレー(Menlo Park)オフィスにおいて、テクノロジー/インターネット/ソフトウェア/メディア業界における上場・非上場企業の資金調達、IPO、M&A・戦略投資アドバイザリーを中心とする投資銀行業務に従事。LINE、メルカリ、ラクスル、freeeなどのIPOを手掛け、グローバルにインターネット及びソフトウェア業界をカバーするGlobal Internet Banking/Global Software Banking Groupの日本統括責任者を務めた。慶應義塾大学卒、デューク大学MBA。
TPGキャピタル(未公開株投資・東京)、タイガー・アジア・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク)、ソロス・ファンド・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク/香港)を経て2014年に当社を創業、最高投資責任者に就任。未公開企業・上場企業を含めた日本企業への調査・投資経験が長く、ファンド・マネージャーとして豊富なキャリアを持つ。イェール大学卒、ノース・ウエスタン大学MBA。大学卒業後、王子製紙にて実業団アイスホッケーチームに2年間所属した経験を持つ。
TPGキャピタル(未公開株投資・香港)、タイガー・アジア・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク)、セコイア・キャピタル(上場株・未公開株投資)、ソロス・ファンド・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク/香港)を経て2014年にPleiadを創業、最高投資責任者に就任。
未公開企業・上場企業を含めたアジア企業への調査・投資経験が長く、ファンド・マネージャーとして豊富なキャリアを持つ。アマースト大学卒、ハーバード大学MBA。
■アドバイザリー・ボード
Minerva Growth Partnersでは、グロースキャピタル調達を経て、IPOを成功させた経験、及びグローバル事業の経営経験を有する下記メンバー(五十音順)をアドバイザリー・ボードとして迎え、豊富な経営経験に基づく投資先へのサポートを行う予定です。
以上
■本件に関する問い合わせ先
Pleiad Investment Advisors Limited
Minerva Growth Partners設立準備室
https://www.minerva-growth.com
※1 レイトステージとは、スタートアップ企業においてビジネスモデル及び収益構造が確立し、追加投資によりさらなる成長が見込める状態を指します。
※2 本ファンドは、海外にて運用されている商品であり、本邦において募集又は売出しは行われておりません。本プレスリリースは、適格機関投資家及びファンドの投資先候補となる企業の皆様への情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではなく、また、本ファンドへの買付けの申込みを勧誘・推奨するものではありません。
■Minerva Growth Partnersについて
Minerva Growth Partnersは、株式会社メルカリでCFOを務めた長澤啓とモルガン・スタンレーでGlobal Internet Banking/Global Software Banking Group日本統括責任者を務めた村島健介がPleiad Investment Advisorsと共同で設立した事業です。
事業の概要:
- 名 称:Minerva Growth Partners LLP有限責任事業組合
- 組 合 員:長澤啓、村島健介、Pleiad Investment Advisors Limited
- 事業の内容:レイトステージの未上場スタートアップ企業への投資
- 設立年月日:2020年10月1日(予定)
長澤・村島の2名は10年以上に亘り日本及び米国においてインターネット・テクノロジー領域の資金調達を支援・執行してきた経験の中で、日本においてレイトステージの未上場スタートアップに対し、グローバル機関投資家の資金を背景とする「グロース・キャピタル」と当該ステージに応じたアドバイスを提供できる投資家の存在が不可欠と考え、Pleiad Investment Advisorsと共にMinerva Growth Partnersを設立いたします。
■Pleiad Investment Advisorsについて
Pleiad Investment Advisorsは、2014年に独立系資産運用会社として香港にて設立された香港証券先物取引委員会(SFC) 認可資産運用会社です。アジア太平洋地域(主に日本・中国及び韓国)の上場株式を投資対象として徹底した個別企業の調査を行い、厳選した銘柄選択をベースとした投資戦略に特化した投資運用業務を展開しています。2020年9月末現在で約2,600億円(25億米ドル)の資金を運用しており、日本のスタートアップにおいても、様々な新規上場成長銘柄への投資実績があります。
■ファンド設立の背景
現在、日本のレイトステージスタートアップ企業にとって、上場以降の先行投資による赤字を適正に評価する投資家姿勢が欧米対比で乏しく、中長期的な成長を見据えた「攻めの投資」を行うことが難しいという課題があります。また、スタートアップが構造的に黑字化するための事業・収益基盤を構築するまで、数十億円規模での資金を提供できる投資家がまだ少なく、構造上未成熟なまま上場に至ることを余儀なくされるケースも散見されます。
このような状況の構造的な変革には、資金のみならずレイトステージ企業に必要なIPO準備、ポストIPOも見据えた資本政策・財務戦略やグローバル資本市場との対話に備えたアドバイスや、経営についてグローバルな視点でハンズオンかつ国内でローカルにサポートできるグロース投資家の必要性が高まっています。
今回新たに組成したファンド「Pleiad-Minerva Japan Growth Opportunities L.P. 」は、米国、アジア及び日本における上場・未上場株投資で豊富な実績を有するPleiad Investment Advisorsと、国内スタートアップのグローバルIPO・経営経験を有する長澤・村島の両氏とが共同で、グローバルマネーを背景として日本発でグローバルに比肩する次世代のスタートアップ企業の創出を目指す目的で設立されました。
尚、本ファンドは、GP及びLPのネットワークを活用した海外投資案件、またグロースステージにある上場企業を対象とするプライベートエクイティ投資についても検討して参ります。
■Minerva Growth Partnersの特色
- 実務経験者と海外機関投資家のハイブリッド・チーム
- グローバル機関投資家としての経験を有する吉野・リーと、スタートアップのIPO及びポストIPOにおけるマネジメント及びアドバイザリーの経験を併せ持つ長澤・村島のハイブリッド・チーム
- 資本政策、IR戦略、IPO準備、M&AやアライアンスなどプレIPO〜ポストIPOまでのアドバイス・サポートを提供
- 国内外のネットワークを活用した強力なエンパワメント・サポート
- アドバイザリーボード(詳細後述)をはじめとしたエグゼクティブの経験・知見を基にしたサポート
- アジア及び米国における経営者・機関投資家との広範なネットワーク
- 非上場から上場後までの長期保有体制(プライベート/パブリック・クロスオーバー)
- プレIPO出資からIPO後までの長期継続保有
- IPO時及び以降のセカンダリマーケットからは、上場株式を運用するPleiad Investment Advisorsとしての投資も加え⻑期〜超⻑期保有も想定
■ファンド概要
ファンド名称 | Pleiad-Minerva Japan Growth Opportunities L.P. ※ |
運用総額 | 150億円(予定) |
投資対象 | ・主としてインターネット/ソフトウェアを中心としたテクノロジー領域における、レイトステージのスタートアップに対するプレIPO投資(1投資案件あたり10-30億円を想定) ・グロースステージにある上場企業に対するプライベートエクイティ投資 |
※本ファンドは、海外にて運用されている商品であり、本邦において募集又は売出しは行われておりません。本プレスリリースは、適格機関投資家及びファンドの投資先候補となる企業の皆様への情報提供を目的として作成したものであり、金融商品取引法に基づく開示資料ではなく、また、本ファンドへの買付けの申込みを勧誘・推奨するものではありません。
■マネージング・パートナー略歴
長澤啓:Minerva Growth Partners創業パートナー
三菱商事において金属資源分野における投資及び主にエネルギー、リテール、食品分野等の領域におけるM&Aを担当した後、2007年よりゴールドマン・サックス証券にジョインし、東京及びサンフランシスコにおいて主にテクノロジー領域におけるM&AやIPOを含む資金調達業務を担当。2015年6月にCFOとして株式会社メルカリに参画。 日本初のユ二コーンとなる非上場企業としての2回の増資ラウンドを経て2018年6月にIPO。2020年9月に同社CFOを退任し、現在に至る。慶應義塾大学卒、シカゴ大学MBA。
村島健介:Minerva Growth Partners創業パートナー
三菱商事においてIT分野における国内外の新規事業開発・投資業務に従事した後、2007年よりモルガン・スタンレーの東京及びシリコンバレー(Menlo Park)オフィスにおいて、テクノロジー/インターネット/ソフトウェア/メディア業界における上場・非上場企業の資金調達、IPO、M&A・戦略投資アドバイザリーを中心とする投資銀行業務に従事。LINE、メルカリ、ラクスル、freeeなどのIPOを手掛け、グローバルにインターネット及びソフトウェア業界をカバーするGlobal Internet Banking/Global Software Banking Groupの日本統括責任者を務めた。慶應義塾大学卒、デューク大学MBA。
マイケル・吉野:Pleiad創業パートナー/最高投資責任者 (CIO)
TPGキャピタル(未公開株投資・東京)、タイガー・アジア・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク)、ソロス・ファンド・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク/香港)を経て2014年に当社を創業、最高投資責任者に就任。未公開企業・上場企業を含めた日本企業への調査・投資経験が長く、ファンド・マネージャーとして豊富なキャリアを持つ。イェール大学卒、ノース・ウエスタン大学MBA。大学卒業後、王子製紙にて実業団アイスホッケーチームに2年間所属した経験を持つ。
ケネス・リー : Pleiad創業パートナー/最高投資責任者 (CIO)
TPGキャピタル(未公開株投資・香港)、タイガー・アジア・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク)、セコイア・キャピタル(上場株・未公開株投資)、ソロス・ファンド・マネジメント(アジア株投資・ニューヨーク/香港)を経て2014年にPleiadを創業、最高投資責任者に就任。
未公開企業・上場企業を含めたアジア企業への調査・投資経験が長く、ファンド・マネージャーとして豊富なキャリアを持つ。アマースト大学卒、ハーバード大学MBA。
■アドバイザリー・ボード
Minerva Growth Partnersでは、グロースキャピタル調達を経て、IPOを成功させた経験、及びグローバル事業の経営経験を有する下記メンバー(五十音順)をアドバイザリー・ボードとして迎え、豊富な経営経験に基づく投資先へのサポートを行う予定です。
- 小泉文明(株式会社メルカリ取締役President(会長)兼株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役CEO)
- 佐々木大輔(freee株式会社 代表取締役CEO)
- 永見世央(ラクスル株式会社 取締役CFO)
- 鳩山玲人(鳩山総合研究所 代表取締役)
以上
■本件に関する問い合わせ先
Pleiad Investment Advisors Limited
Minerva Growth Partners設立準備室
https://www.minerva-growth.com
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