コーヒー生豆のダイレクトトレードを麻袋1袋から可能にする、世界初のオンラインプラットフォーム「TYPICA」α版リリース。
〜コロナの影響を受けるコーヒー生産者の流通拡大を担う、新たなダイレクトトレードの形〜
TYPICA株式会社(所在地:大阪府、代表取締役 後藤将)は、コーヒー農家と自家焙煎コーヒー事業者(以下ロースター)が、麻袋一袋からコーヒー生豆のダイレクトトレードを可能とする世界初のオンラインプラットフォーム「TYPICA」のα版を2020年11月1日にリリースしました。TYPICAではこれまでコンテナ単位18tでの取引が基本とされていたコーヒー生豆のダイレクトトレードを、麻袋一袋単位60kgから実現できます。今回リリースするα版では、世界中のコーヒー生産者とロースターが「ユーザー登録」でき、「出品」「閲覧」「予約」が可能になります。コロナショックにより滞留するコーヒー生豆の流通を拡大し、コーヒー業界を活性化する新しいダイレクトトレードの仕組みづくりを目指します。
- TYPICA誕生と飛躍的な成長の背景
コーヒー生豆のダイレクトトレードプラットフォームTYPICAは、2019年11月より事業を開始し、2020年10月末時点で、世界5ヵ国、456のコーヒー農家とロースターが利用するプラットフォームへと成長いたしました(4ヵ国376農園、1ヵ国80ロースター)。これらの飛躍的な成長の要因は、創業者の山田彩音(現農園開拓責任者)が17年間かけてコーヒー業界で培った知識、経験、ネットワークに加え、コロナショックによりコーヒー生豆流通のデジタルトランスフォーメーションのニーズが拡大していることにあり、今年度は、世界20カ国550のコーヒー農園とロースターが利用するプラットフォームへの成長を見込んでいます。
TYPICAは世界中のコーヒー生産者が、その年に収穫し精製したコーヒー生豆を、鮮度が高いうちに最も早く、最も高値で販売できる仕組みと、世界中のロースターが自店のコンセプト、顧客層、商品ラインナップに最もマッチした付加価値の高いコーヒー生豆を仕入れることができる仕組みを構築しています。両者にとって真に価値あるプラットフォームを実現するため、人とAIを統合することで画期的なマッチング及びダイナミックプライシングを可能とする独自のシステムを開発しています。
- コーヒー豆流通のネガティブインパクトを軽減するTYPICAの挑戦
- なぜ生産地ではコーヒー生豆が滞留しているのか
- 気候変動や価格下落のリスクを抑え、美味しいコーヒーを持続可能に
これまでコーヒー生豆のダイレクトトレードは、コンテナ単位を基本とし、最小ロットは18t(麻袋300袋)が基本とされていました。これらの物量が障壁となり、中小規模の農家やロースターにとって、ダイレクトトレードは困難となり、一部の大規模な農家とロースターの取引に限定されていました。TYPICAでは、オンラインでコーヒー農家とロースターをマッチングし、60kg単位での取引を可能とし、一定期間に発生した取引総量に応じてコンテナをシェアリングできるシステムを構築しました。2021年7月までに、世界20ヵ国、550件のコーヒー農家とロースターがダイレクトトレードできるオンラインプラットフォームへの成長を見込んでいます(10ヵ国400農園、10ヵ国150ロースター)。また、オンラインプラットフォームでは、すべてのロットに対してバリューチェーンと価格の内訳を公開しています。ロースターはそれを確認し、適正な価格であるか判断した上で取引することができます。
- α版リリースにより、世界中のコーヒー生産者とロースターをマッチング
コーヒー生産者は会員登録をすると、プラットフォームにニュークロップ(新豆)のリストをアップロードできるようになり、これまでアナログではリーチできなかったロースターに、最も早く、最も高値でコーヒー生豆を販売することができます。また、プラットフォームを通じてロースターとコミュニケーションを取ることで、ニーズを正確に把握し、フィードバックを受けて品質を改善することができます。
オファーリスト閲覧
ロースターは会員登録をすると、コーヒー生産者によってアップロードされた最新のニュークロップ(新豆)のリストを閲覧し、サンプルの取り寄せから売買契約の締結までをオンラインで完結することが可能になります。また、生産者とコミュニケーションを取り、生産地の生の情報や、テクニカルな情報を得ることができます。
世界初のオンラインプラットフォーム
世界中のスペシャルティコーヒーに特化したオンラインプラットフォームとしては世界初のリリースであり、サードウェーブの次を担う画期的な仕組みとして、業界の注目や期待が高まっています。
- カッピングイベントを全国8都市15開催
生産地の収穫時期に合わせ、カッピングイベントを年6回 全国8都市(仙台、東京、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡)で開催予定。イベント時にはオンラインで生産者と参加者をつなぎ動画中継で交流を行います。今年度の1カ国目としてペルーの生豆を紹介。ペルーのキュレーターを務めるCultivar(https://www.cultivarcoffees.com/)は100件以上の小規模生産者とつながりを持ち、ユニークなマイクロロットを数多く取り扱っています。生産者のオファーリストの大半が2〜10袋のナノロットとなり、COE(Cup of Excellence)受賞歴のある農園ロットも紹介します。海外の有名ロースターとも取引があるクオリティーの高い生豆とともに生産者のフィロソフィーもお伝えします。
下記日時にてカッピング全国キャラバンを開催します。
【日時と場所】
東京 11月17日(火)【満席】
@THE COFFEESHOP
東京 11月18日(水)【満席】
@PostCoffee
東京 11月19日(木)【満席】
@PostCoffee
京都 11月20日(金)【満席】
@GOODMAN ROASTER KYOTO
京都 11月21日(土)【満席】
@Kurasu Ebisugawa
大阪 11月22日(日)【残1席】
@ガーデンバール心斎橋焙煎所
大阪 11月23日(月)【満席】
@HOOP
神戸 11月24日(火)【満席】
@Coffee LABO frank…
広島 11月25日(水)【満席】
@BLEU Coffee Roasters
福岡 11月26日(木)【満席】
@KUROMOn Coffee
福岡 11月27日(金)【残1席】
@COFFEE COUNTY Fukuoka
名古屋 11月30日(月)【残2席】
@Glitch Coffee 9h Nagoya
名古屋 12月1日(火)【満席】
@Glitch Coffee 9h Nagoya
仙台 12月2日(水)【満席】
@Darestore
仙台 12月3日(木)【残2席】
@Darestore
・全日程19:00から開催します。
・各会場毎に人数制限がございます。
・事前予約は5日前に締め切ります。
・会場は決定次第更新します。
参加ご希望の方は下記メールアドレスまで、店名、お名前、お電話番号、ご希望日程を記載の上ご連絡下さい。
hello@typica.jp
新型コロナウィルス感染拡大予防について
各会場毎に、新型コロナウィルス感染予防対策を十分に取らせて頂きます。SCAにより修正された新たなカッピングプロトコルに加え、手指消毒剤の設置、室内の換気、お一人様ひとつずつのテイスティングカップ配布に加えまして、各回の定員を設け、完全事前予約制とさせて頂きます。
- TYPICA株式会社概要
所在地:大阪府大阪市中央区南船場4-12-8 関西心斎橋ビル7F
Liendenhof 275, 1108 HS Amsterdam, Nederland
役員:代表取締役 後藤将、取締役 山田彩音
設立日:2020年8月19日(創業2019年11月1日)
資本金:¥128,000,000(JPY)※資本準備金含む
事業内容:コーヒー生豆のオンラインマーケット事業
URL:https://typica.jp
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