【日本安全食料料理協会が全国のお母さんに調査!】7割が栄養バランスに悩んでいる!?子どもの食事で最優先していることとは?

子どもの食事で大変なこと第1位は「栄養バランスを考慮したメニュー」

日本安全食料料理協会

日本安全食料料理協会(本社所在地:東京都港区)は、全国20代~40代の高校生以下のお子さんを持つお母さんを対象に「子どもの食事」についての調査を実施しました。
育ち盛りのお子さんをお持ちのお母さん、お子さんの食事に関する悩みごとはないですか?

特に、小学生から高校生の時期は成長期真っ只中であり、日々献立を考え食事を作るお母さんにとって、食事の量や栄養バランスを考えることは大切になってくるでしょう。

しかし中には、
「食べ盛りだから栄養バランスよりも量にこだわってしまっている」
「スナック菓子ばかり食べてしまって、肥満などの病気が心配」
といった悩みをお持ちのお母さんも少なくないかもしれません。

子どもの食事や栄養バランスを大切にしつつ、お菓子ではなく、食事を楽しめる方法はないのでしょうか?

そこで今回、日本安全食料料理協会https://www.asc-jp.com/)は、全国20代~40代の高校生以下のお子さんを持つお母さんを対象に、「子どもの食事」についての調査を実施しました。

この記事を読んでお子さんの食事の悩みを解決するきっかけになればと思います。
 
  • 子どもの食事は『栄養バランス』を最優先!
子どもの食事には気を使うというお母さんは多いと思います。
特に成長期の子どもには栄養バランスや量に気を付けて、様々な食べ物をバランスよく食べて多くの栄養をとらせてあげることが重要です。

では、全国のお母さんたちは、子どもの食事を作る際、どこに気をつけているのでしょうか?

「お子さんの食事で気を付けていることはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『栄養バランスを考慮したメニューにする(68.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『適切な量にする(45.2%)』『好きな食べ物を取り入れる(44.0%)』『決まった時間に食べさせる(42.1%)』『家族が揃っている時に食べさせるようにしている(38.9%)』『一度の食事の品数を豊富にする(一汁三菜など)(29.1%)』『苦手な食べ物を食べられるように工夫する(29.1%)』『添加物をできる限り食べさせないようにしている(18.9%)』『アレルギー食品を避ける(8.9%)』と続きました。

栄養バランスや適切な量の他にも、“子どもの好きな食事”を取り入れたり、“時間”を気にしたりしている方も多いことがわかりました。

偏った栄養バランスの食事を続けると、他の栄養素の吸収を妨げるなど成長に悪影響を及ぼす可能性があるので、気を付けなければいけません。

子どもの食事に気を使うのは大変ですが、食事を通してどのように育って欲しいのでしょうか?

■お子さんにどのように育って欲しいですか?
・「食事が楽しいことだと感じて欲しい。食べ物を粗末にしない子になってほしい」(20代/岐阜県/専業主婦)
・「苦手な食べ物も手を付けないのではなく、一口だけでも食べられる子になって欲しい」(30代/茨城県/パート・アルバイト)
・「大好物でも苦手な物で食べられなくても、それを作るために関わった人達にいつでも感謝できるようになってほしい」(30代/千葉県/専業主婦)
・「食事中に関わらず、礼儀のある子に育ってほしい。食事するとき、生産者さんに感謝の気持ちを込めて食べてほしい」(40代/埼玉県/専業主婦)

「苦手なものを食べられるように」「食べ物を粗末にしない」「礼儀や感謝」といった回答が寄せられました。
近年日本では食品ロスが問題となっていることもあり、子ども達には食べ物の大切さを分かってもらいたいという考える方も少なくないことが伺えます。
 
  • 全国のお母さんが悩む…子どもの食事
では実際に、子どもの食事で大変なことについて詳しく伺ってみたいと思います。

「お子さんの食事を作る上で大変なことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『栄養バランスを考慮したメニューを考えること(69.0%)』と回答した方が最も多く、次いで『嫌いな食べ物を食べさせること(41.2%)』『美味しい食事を作ること(40.4%)』『決まった時間に作り、食べさせること(28.3%)』『適切な量にすること(17.7%)』『手を抜く料理ができないこと(12.7%)』と続きました。

先ほどの質問では、子どもの食事を作る際、『栄養バランスを考慮したメニューにする』ことに気を付けている方が最も多いことがわかりましたが、メニューを考えるのに苦労している様子が伺えます。

また、子どもに嫌いな食べ物を食べさせること』に、苦労される方も多いのではないのでしょうか?
子どもの嫌いな食べ物として、よく“ピーマン”が挙げられます。
大人になると味覚が変化して、苦味もビールやコーヒーのように「美味しい」と感じるようになることがありますが、ピーマンのように苦味のある食べ物が苦手という子どもが少なくないと思います。

お子さんの成長のために栄養価の高い野菜や果物を食べさせたいと考えるお母さんは、細かく刻んだり、好きな食べ物の中に入れたりして、工夫している方もいるでしょう。
 
  • 【毎日の献立】半数以上が料理アプリを参考にしていた!
お子さんの健康や成長のためとはいえ、毎日献立を考えるのは大変ですよね。
一食考えるのも、自分が食べるだけでなく、子どもの栄養を考えながら作るのは非常に手間もかかるでしょう。
では、全国のお母さん達はどのように献立を考えているのでしょうか?

「普段料理を作る際、参考にしているものがあれば教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『料理アプリ(57.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『インターネット(49.1%)』『料理本や雑誌など(28.4%)』『SNS(27.6%)』『TVの料理番組(22.8%)』『YouTubeなどの動画(15.2%)』『特に参考にしない(11.7%)』と続きました。

6割近くの方が、料理アプリを参考にしていることが分かりました。
様々な料理アプリが充実しており、アプリ内でも和食・洋食とジャンルごとのレシピや、「時短レシピ」「節約レシピ」「鶏肉を使ったレシピ」など、簡単に作れるもの、冷蔵庫の余り物で考えることができるレシピが紹介されています。
手軽にレシピを出すことができるアプリが毎日忙しいお母さんにはピッタリのようです。

他にも、SNSやYouTubeなどを参考にされている方もいました。
料理研究家の方などが無料でレシピを公開しており、簡単に美味しい料理が作ることができるので、栄養バランスはもちろん、贅沢な気分にも浸れますよね。

様々な工夫を凝らしてお子さんの食事を作っていることがわかりましたが、もっと工夫や改善していきたいと考えているお母さんもいると思います。

そこで、「お子さんの食事を考える上で「もっとこうしたい」と考えていることはありますか?」と質問したところ、7割近くの方が『ある(65.9%)』と回答しました。

では、具体的にどのような工夫をしたいのでしょうか?

■お子さんの食事にどのような工夫がしたいですか?
・「朝昼晩の比重として、晩御飯が1日のまとめのような栄養価になっているので、朝昼を充実させたい」(30代/愛知県/パート・アルバイト)
・「いつも同じメニューのローテーションになってしまうので、いろいろなメニューでいろいろな食材を使えるようにしたい」(30代/岐阜県/パート・アルバイト)
・「一汁三菜までいかなくてもぱぱっと2〜3品を作れるようになりたい。もっと料理のバリエーションを増やしたい」(30代/兵庫県/無職)
・「自分が苦手なものはあまり食卓に出さない傾向があるので子供にも影響が出ていると思うと申し訳なくなり、頑張って苦手なものでも作ろうと思う」(40代/神奈川県/パート・アルバイト)

メニューのバリエーションを増やしたい方が多いようです。

また、お子さんの栄養面を考えると後ろめたい気持ちもあるものの、ご自身が苦手な食べ物を避けているお母さんも中にはいるようです。

これらの結果から、子どもの食事に苦労される方が多いということがわかりました。
ではお母さん達は、子どもの食事についてどのように勉強していったのでしょうか?

「食事(食育)についてどのように勉強しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『独学(本やインターネット)で調べて学んだ(61.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『両親から教わった(40.2%)』『料理教室で先生に教わった(5.6%)』『病院で医者に教わった(5.3%)』『通信講座で学んだ(2.1%)』と続きました。

独学で食事について勉強されていた方が6割いました。
他にも、『両親から教わった』という方も約4割と、お子さんの食事(食育)に関する知識は代々受け継がれている様子も伺えます。
 
  • 子どもの食事のために資格を取得してみたい…!と半数近くのお母さんが回答!
先程の質問では、独学で勉強されている方が6割という結果になりましたが、お子さんの食事にも役立つ“食育アドバイザー”の資格があることはご存知でしょうか?

そこで、「食育アドバイザーという資格を知っていますか?」と質問したところ半数以上の方が『知っている(53.1%)』と回答しました。

食育アドバイザーとは、栄養学の正しい基礎知識と健全な食生活を実践する力を持った食育のスペシャリストの資格です。
健康志向の人は年々増加し、新しい健康方法や療法もどんどん生み出されていますが、根本的な健康を支えるのは、毎日の食事であることに変わりはないでしょう。
食育アドバイザーはそういった食と健康を結びつける役割を担い、必要な知識や技術を披露できるので、子どもの食事だけでなく、仕事としても活かすことができます。

では、お子さんの食事のためにこういった資格を取得したいと考えている方はどれくらいいるのでしょうか?

「お子さんの食育のために資格を取得したいと思いますか?」と質問したところ、『機会があれば取得したい(42.1%)』『取得したい(5.5%)』と、半数近くの方が取得したいと考えていることがわかりました。
また、すでに取得している/勉強中(2.3%)』と、実際に資格を取得した方や現在勉強中の方もいるようです。

取得したい方、すでに取得した方に理由を聞いてみました。

■食育を取得したい(取得した)理由を教えてください!
「子供たちの成長のために何が必要なのかを考えながら、料理を作れるようになりたい」(20代/静岡県/パート・アルバイト)
・「料理が苦手だしレパートリーないから子供や夫の為に取得して食事を大事にしたい」(30代/千葉県/専業主婦)
・「健康や病気の予防をしていきたいが、栄養に関する知識がないため」(30代/長野県/専業主婦)
・「情報源がインターネットやSNSの、個人発信のものが多いため、正しい情報なのかわからない。栄養の面での知識等をきちんと学ぶきっかけにしたい」(30代/愛知県/専業主婦)

1日に必要な栄養素などを考えて食事を作れるようになったり、子どもや夫のために、料理のレパートリーを増やしたり、きちんと正しい情報を見極めて食事を通して健康的な体づくりを勉強できるのが食育という知識です。

独学でインターネットや本で学ぶのと、+αで食育の勉強をしてみるのもひとつの手なのではないでしょうか?
 
  • 【まとめ】お子さんの食育について見直してみませんか?
今回の調査で、7割近くの方が子どもの栄養バランスに気を使い、栄養バランスを考えて食事を作ることが大変だと感じていることがわかりました。
さらに6割以上の方は、今作っているお子さんの料理にもっと工夫を凝らしたいと考えているようです。

子どもの成長期が終わるまで、子どもの食事で気を抜くことはできませんよね。

また、ジャンクフードやスナック菓子が好きなお子さんにも、食育を通して食事の大切さ、楽しさを教えることができれば、お子さん自身も食べ物の大切さや、栄養バランス、食事のマナーなどに気づくことができる手助けになるかもしれません。

子どもの体を作る上で最も大事な食事を、食育という資格を通して学んでみませんか?
 
  • 食育の資格を取得するなら【日本安全食料料理協会】
『日本安全食料料理協会』https://www.asc-jp.com/)の食育健康アドバイザー認定試験』https://www.asc-jp.com/kenkousyoku/syokuiku/)は、食品・料理の技術の理解や食育を通しての各スキルの水準がある一定以上であることを確認し認定するものです。

各スキルを有する食育者として備えるべき能力についての水準を示すことにより、それら食習慣の向上に資すること、また、各スキルを利用する企業、現場が人員の採用を行う際に役立つよう客観的な評価の尺度を提供し、これを通じて各スキルの食育の社会的地位の確率を図ることを目的としています。

また、各スキルを利用する企業、現場において要求される基本的なスキルや知識を十分理解した上で、用途や目的に応じて、食文化の有効活用を行うことができる人材の育成を目的としています。

食育健康アドバイザー認定試験の合格すれば、食育アドバイザーとして、食育の基本的な知識を有していることを認定されます。
例えば、食育基本法、諸外国の食育に対する取り組み、食育と生活習慣病との関連性に関する知識を有していることが証明されます。資格取得後は、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。

日常において当たり前に行われている「食事」について考え、健康に良い影響を与えるためのスキルを持つ人は、食育健康アドバイザーとして働くことが可能です。
普段の食事から体を整えていくきっかけを作れる食育健康アドバイザーという仕事に就けば、多くの人の健康状態を改善に向かわせることができるでしょう。

食育健康アドバイザーの資格を取得して、お子さんの健やかな成長に役立てませんか?

■​日本安全食料料理協会:https://www.asc-jp.com/

調査概要:「子どもの食事」についての調査
【調査日】2021年5月18日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,030人
【調査対象】全国20代~40代の高校生以下のお子さんを持つお母さん
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

 

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