鈴木商会 リファインバースとの協業による道内の廃棄漁網リサイクル事業を開始
~廃棄漁網のリサイクルを通して海洋プラスチック問題にアプローチ~
株式会社鈴木商会(本社:札幌市中央区/代表取締役社長 駒谷 僚)は、リファインバース株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長 越智 晶)と協業し、北海道における廃棄漁網のリサイクル事業を開始することをお知らせいたします。
海洋プラスチックが世界中で大きな問題となっているなか、日本国内最大の漁業生産高を有する北海道においてもこの問題の解決は大きな課題となっています。
道内で漁業において使用される膨大な量の漁網・漁具は現状ではほとんどリサイクルされずに廃棄されています。
当社は、北海道を拠点に資源リサイクルをおこなう企業としてこの問題解決に貢献するため、廃漁網のマテリアルリサイクルに実績とノウハウを有するリファインバース株式会社と業務提携契約、および北海道エリアにおける廃棄漁網リサイクル事業化に関するライセンス契約を締結しました。
当社とリファインバースは協業の第一歩として、北海道で発生する廃棄漁網を北海道でリサイクルする事業を共に推進してまいります。
■概要
道内の各漁協等から排出された漁網を当社が回収。当社が設立する新工場にて、リファインバースの有する生産技術や生産設備一式等のライセンスを活用し、再生ナイロン樹脂を製造します。
製造した再生ナイロン樹脂は、リファインバースの「REAMIDE(リアミド)」として同社が販売することを予定しております。
■新工場
場所:苫小牧市内予定
生産量:年間1,300t予定
稼働開始:2022年初頭予定
当社は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs※)」の趣旨に賛同しており、項目14「海の豊かさを守ろう」においても「循環型社会の一翼を担い、プラスチックをゴミで終わらせないことで海洋流出を防ぐ仕組みを構築すること」を目標に掲げております。
また当社・リファインバースはともに、海洋プラスチックごみ問題の解決を目的に設立された一般社団法人「ALLIANCE FOR THE BLUE」に参画しており、今後も様々な企業と協業し持続可能な社会の構築に注力して参ります。
※持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
■関係先リンク
株式会社鈴木商会 https://www.suzuki-shokai.co.jp/
リファインバース株式会社 https://www.r-inverse.com/
ALLIANCE FOR THE BLUE https://www.alliancefortheblue.org/
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