機能性表示食品最新レポート2021年!変化や状況は?
機能性表示食品で企業の売上が大幅アップ!?
2015年に始まった機能性表示食品の届出数は、3700件を超え、消費者の間で認知度がかなり高まってきました。今やコンビニやドラッグストア、スーパーなどに機能性表示食品は溢れています。薬事法ドットコムでは、これまでの機能性表示食品の傾向をレポートにまとめました(https://yakujihou-marketing.net/archives/3189 )。美容健康食品にかかわる事業者は今後の参考にしてください。
機能性表示食品が始まるまで効果を明確に表現できなかった美容健康食品は、機能性表示食品によって効果を表現できるようになり、消費者に訴求しやすくなりました。
機能性表示食品の届出を行うことは、美容健康食品市場で勝ち抜くために必須とも言える手段となっています。
その背景には、美容健康食品の薬機法違反や景品表示法違反が絶えず、国の取り締まりが年々厳しくなっている状況が挙げられます。
今回は、2020年年末までの機能性表示食品の届出情報や、商品を販売している企業の情報から、機能性表示食品の動向や成功事例などを調べ、レポートにまとめました。
これから機能性表示食品へ参入を考えている方や、すでに機能性表示食品を販売している企業の方もぜひ参考にしてください。
※データは2020年年末までのものから集計しています。
機能性表示食品の届出数推移
機能性表示食品の届出数推移を月別にまとめたデータです。
2015年4月から開始した制度ですが、活用する企業や機能性表示食品に積極的に取り組む動きが増えているため、届出数は制度が始まった頃より多くなっています。
2020年の年末までに合計3,722件の届出が出ています。
ただ、届出を撤回する商品があり、この集計時点では撤回商品は、合計396件です。
機能性表示食品の届出者ランキング
届出者の中には、大手企業から中小企業、農業協同組合、個人などがいます。
また、消費者に商品を販売しているBtoC企業もあれば、受託製造する企業もあり、機能性表示食品の届出数が多くても、一般消費者には馴染みのない企業もあります。
届出者のトップ10と届出数は、以下のとおりです。
株式会社東洋新薬 81
株式会社ファイン 80
江崎グリコ株式会社 69
日本水産株式会社 65
株式会社伊藤園 58
アサヒ飲料株式会社 53
アサヒグループ食品株式会社 51
森永乳業株式会社 43
株式会社ファンケル 42
味覚糖株式会社 40
トップ10の企業以外にも多数の届出者がいますが、合計959でした。
機能性関与成分ランキング
機能性表示食品には、機能性を表示する根拠となる関与成分が含まれています。同じ関与成分でも、商品によって表示しようとする機能性は異なり、各社の工夫や戦略の参考にもなります。
また、1つの機能性表示食品で、複数の関与成分を含んでいるものがあるのですが、その場合は関与成分ひとつずつをカウントしています。
機能性関与成分のトップ10と件数は、以下のとおりです。
GABA 445
難消化性デキストリン 368
DHA 226
EPA 206
ルテイン 162
イチョウ葉テルペンラクトン 129
イチョウ葉フラボノイド配糖体 129
ビフィズス菌 122
乳酸菌 118
葛の花由来イソフラボン 109
関与成分の種類は、合計227でした。
(※当社の分類方法)
表示しようとする機能性ランキング
表示しようとする機能性は、少しずつ広がりを見せています。例えば、免疫のことを表示した商品が出てきたのは、コロナウイルスの感染者が日本で増えた後でした。
表示しようとする機能性のトップ10と件数は、以下のとおりです。
中性脂肪 639
血糖値 550
疲労感 425
血圧 357
保湿 324
認知機能 308
内臓脂肪 300
整腸作用 299
記憶力 283
BMI 247
ダイエット、生活習慣病、高齢者にかかわる症状、が主にランキング上位入りしています。
体の部位ランキング
機能性表示食品の「表示しようとする機能性」には、特定の体の部位が書かれていることもあります。体のどこを機能性の対象とした商品が多いのかがこれで分かります。
体の部位のトップ10と件数は、以下のとおりです。
お腹 442
肌 309
目 287
骨 165
ひざ 141
脳 48
足 43
鼻 30
手 29
肩 26
お腹、肌、目、骨、ひざなどが体の部位だと多い場所になります。
お腹を示した商品には、お腹の脂肪減少を狙ったダイエット系の商品もあれば、腸内環境を良くする商品もあります。
機能性表示食品は、件数が増え、機能性関与成分や表示しようとする機能性で広がりを見せており、新しく取得された商品で売上を大きく伸ばしているものもあります。
時代の流れや消費者のニーズを汲み取り、商品開発を行うことで、まだまだチャンスがあるでしょう。
機能性表示食品の取得サポート
薬事法ドットコムは、機能性表示食品の販売を考えている企業を多数サポートしています。
※2021年3月時点の関与件数
・機能性表示届出関与:165
・ランダム化比較試験:80
・システマティックレビュー:135
機能性表示食品の届出、臨床試験、コンサルティングなど、幅広く対応していますので、ご相談ください。
【サービス紹介】
機能性表示食品の相談:https://yakujihou-marketing.net/foods-with-function-claims
臨床試験:https://yakujihou-marketing.net/jacta
【メディア】
薬事法マーケティングの教科書:https://yakujihou-marketing.net/
機能性表示食品データベースサイト:https://yakujihou-marketing.net/database/
機能性表示食品の届出を行うことは、美容健康食品市場で勝ち抜くために必須とも言える手段となっています。
その背景には、美容健康食品の薬機法違反や景品表示法違反が絶えず、国の取り締まりが年々厳しくなっている状況が挙げられます。
今回は、2020年年末までの機能性表示食品の届出情報や、商品を販売している企業の情報から、機能性表示食品の動向や成功事例などを調べ、レポートにまとめました。
これから機能性表示食品へ参入を考えている方や、すでに機能性表示食品を販売している企業の方もぜひ参考にしてください。
※データは2020年年末までのものから集計しています。
機能性表示食品の届出数推移
機能性表示食品の届出数推移を月別にまとめたデータです。
2015年4月から開始した制度ですが、活用する企業や機能性表示食品に積極的に取り組む動きが増えているため、届出数は制度が始まった頃より多くなっています。
2020年の年末までに合計3,722件の届出が出ています。
ただ、届出を撤回する商品があり、この集計時点では撤回商品は、合計396件です。
機能性表示食品の届出者ランキング
届出者の中には、大手企業から中小企業、農業協同組合、個人などがいます。
また、消費者に商品を販売しているBtoC企業もあれば、受託製造する企業もあり、機能性表示食品の届出数が多くても、一般消費者には馴染みのない企業もあります。
届出者のトップ10と届出数は、以下のとおりです。
株式会社東洋新薬 81
株式会社ファイン 80
江崎グリコ株式会社 69
日本水産株式会社 65
株式会社伊藤園 58
アサヒ飲料株式会社 53
アサヒグループ食品株式会社 51
森永乳業株式会社 43
株式会社ファンケル 42
味覚糖株式会社 40
トップ10の企業以外にも多数の届出者がいますが、合計959でした。
機能性関与成分ランキング
機能性表示食品には、機能性を表示する根拠となる関与成分が含まれています。同じ関与成分でも、商品によって表示しようとする機能性は異なり、各社の工夫や戦略の参考にもなります。
また、1つの機能性表示食品で、複数の関与成分を含んでいるものがあるのですが、その場合は関与成分ひとつずつをカウントしています。
機能性関与成分のトップ10と件数は、以下のとおりです。
GABA 445
難消化性デキストリン 368
DHA 226
EPA 206
ルテイン 162
イチョウ葉テルペンラクトン 129
イチョウ葉フラボノイド配糖体 129
ビフィズス菌 122
乳酸菌 118
葛の花由来イソフラボン 109
関与成分の種類は、合計227でした。
(※当社の分類方法)
表示しようとする機能性ランキング
表示しようとする機能性は、少しずつ広がりを見せています。例えば、免疫のことを表示した商品が出てきたのは、コロナウイルスの感染者が日本で増えた後でした。
表示しようとする機能性のトップ10と件数は、以下のとおりです。
中性脂肪 639
血糖値 550
疲労感 425
血圧 357
保湿 324
認知機能 308
内臓脂肪 300
整腸作用 299
記憶力 283
BMI 247
ダイエット、生活習慣病、高齢者にかかわる症状、が主にランキング上位入りしています。
体の部位ランキング
機能性表示食品の「表示しようとする機能性」には、特定の体の部位が書かれていることもあります。体のどこを機能性の対象とした商品が多いのかがこれで分かります。
体の部位のトップ10と件数は、以下のとおりです。
お腹 442
肌 309
目 287
骨 165
ひざ 141
脳 48
足 43
鼻 30
手 29
肩 26
お腹、肌、目、骨、ひざなどが体の部位だと多い場所になります。
お腹を示した商品には、お腹の脂肪減少を狙ったダイエット系の商品もあれば、腸内環境を良くする商品もあります。
機能性表示食品は、件数が増え、機能性関与成分や表示しようとする機能性で広がりを見せており、新しく取得された商品で売上を大きく伸ばしているものもあります。
時代の流れや消費者のニーズを汲み取り、商品開発を行うことで、まだまだチャンスがあるでしょう。
機能性表示食品の取得サポート
薬事法ドットコムは、機能性表示食品の販売を考えている企業を多数サポートしています。
※2021年3月時点の関与件数
・機能性表示届出関与:165
・ランダム化比較試験:80
・システマティックレビュー:135
機能性表示食品の届出、臨床試験、コンサルティングなど、幅広く対応していますので、ご相談ください。
【サービス紹介】
機能性表示食品の相談:https://yakujihou-marketing.net/foods-with-function-claims
臨床試験:https://yakujihou-marketing.net/jacta
【メディア】
薬事法マーケティングの教科書:https://yakujihou-marketing.net/
機能性表示食品データベースサイト:https://yakujihou-marketing.net/database/
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