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特定非営利活動法人フリースタイル市川
会社概要

フリースタイル市川が食品の受け入れから配布まで包括的に行うフードバンク事業を開始

特定非営利活動法人フリースタイル市川

まちづくりに関わる活動を行う特定非営利活動法人フリースタイル市川(千葉県市川市 代表理事 野口淳、以下 フリースタイル市川)は、市川市内の関連団体と連携して、企業や家庭で余った食料を受け取り、貯蔵して、福祉団体や生活困窮者など、必要なところに届ける「フードバンク」事業を開始します。

 

フードバンクのしくみフードバンクのしくみ



■まちづくりNPOによる地域に根ざしたフードバンク

2019年10月1日に食品ロス削減推進法が施行され、フードロス問題や貧困問題がクローズアップされる中、フードバンク活動に対する期待が高まっています。また、コロナ禍で生活困窮者が増加していることもあり、その必要性と緊急性が高まっています。

市川市では、これまで福祉団体や子ども食堂主催者が個別にフードパントリーなどの支援活動を実施したり、そのための食品の寄付の受け入れを行っていました。しかし、食品の保管場所の確保の問題や、運送の費用や手間などの問題から、必ずしもフードバンク活動が十分に行われているとは言えない状況にあり、新たにフードバンク事業を行う団体の発足を求める声が強くありました。

フードバンク事業の課題として挙げられる食品の運送にかかる経費の削減や、連携する関連団体との関係性構築の重要性から、フリースタイル市川のような「まちづくり」のNPOがその活動エリアにおいてフードバンク事業を担うことは理にかなっており、成果が期待されます。

具体的な活動として、市川市内で食品製造業者や食品小売店、卸売店、その他の企業や団体の協力のもと、消費可能でありながら様々な理由で販売が困難になった食品や、防災備蓄品の入れ替えで廃棄される食品、また、家庭において余った食品を寄贈してもらい、それを保管して福祉支援団体や子ども食堂、生活困窮者に対して食品を配布している団体に送り届けます。

6月から食品の受け入れと配布を開始するために、フリースタイル市川の事務所のあるアンカー市川に食品保管スペースを設け、冷凍冷蔵設備を確保しました。将来的には、フードバンク事業を通じて創出されたつながりや仕組みは、不要になった学用品や家電等の再利用を促進するなど、地域内で資源循環をつくり出すためにも活用する予定です。

また、「赤い羽根全国キャンペーン」の助成により、経済的な理由など様々な事情から生理用品等の生活必需品が手に入らない家庭を対象に生理用品の配布を実施することが決定しています。
 

 

写真左:フードパントリーや子ども食堂を通じて食料を必要な人に届ける活動をする「NPO法人みんなのサンタ」西宮敬子さん、中央:フードバンク事業を開始する「フリースタイル市川」野口淳、右:食料寄贈者の村松啓子さん(アンカー市川の食品保管スペースにて)写真左:フードパントリーや子ども食堂を通じて食料を必要な人に届ける活動をする「NPO法人みんなのサンタ」西宮敬子さん、中央:フードバンク事業を開始する「フリースタイル市川」野口淳、右:食料寄贈者の村松啓子さん(アンカー市川の食品保管スペースにて)


■大学など地元のプレーヤーと連携して啓発活動と普及活動を同時に進める

本事業は、市川市で地域活動に力を入れる千葉商科大学の助成金対象事業として採択されました。今後、千葉商科大学と連携してフードバンクに関わる食品ロスや貧困問題などの社会問題、地域課題に対する啓発活動を行なっていきます。

また、フードバンク事業の認知を高め、地域の多くの人たちに、できることから食品ロスや貧困問題などの課題に取り組んでもらえるように、デザインや広報にも注力します。

具体的には、市内で活躍するデザインユニット「MIKAZUKI.Design」によるロゴマークの作成やブランディングを行うとともに、ウェブサイトを構築します。ウェブサイトでは、誰でも、自分のできることから、この問題に取り組むことができるように、事業目的や活動内容、支援方法などをわかりやすく伝えていきます。

 本事業では、市川市内での資源の循環を目指しています。そのため、食料の受け入れ(フードドライブなど)から配布(フードパントリーなど)までを、法人自らが積極的に行うとともに、関連団体との情報交換や他団体の活動支援を行うなど、持続可能な仕組みをつくります。
 

目標のシンボル化によって各関係者が同じ目標のもと、連携しながらそれぞれの役割を果たすイメージ目標のシンボル化によって各関係者が同じ目標のもと、連携しながらそれぞれの役割を果たすイメージ



■地域の人々の「出番とつながり」をつくり出すフードバンク事業

本事業には、「支援する⇆支援される」という二元論を超えて、地域のすべての人たちが「出番」を持てるように「つながり」を創出し、社会的関係性を構築する福祉活動という特徴があります。

本事業への関わり方には、以下のように様々な方法があります。

01.時間をつかって関わる方法
食品の管理や輸送に関わるボランティアスタッフを募集しています。
また6月以降に計画している千葉商科大学と連携した食品ロスや生活困窮者の問題などのワークショップ、勉強会、講演会、映画上映会などのイベントの運営スタッフも募集しています。

02.お金をつかって関わる方法
この事業に対する寄付金を募っています。
集まった寄付金で捨てられる食品を必要なところへ届けるための本事業を安定的に実施できます。

03.食品の寄付で関わる方法

個人や企業として、食べられるにも関わらず廃棄される食料を寄付していただくことで、必要としている人に食料を届けることができます。

04.企業として関わる方法

市内のフードドライブ受付窓口として、食品預かりポストを設置いただく企業を募集しています。

 

■今後の予定

今後は地元企業や行政機関、文教施設との連携をさらに強化し、フードドライブやフードパントリー等の開催や啓発・普及活動を実施していきます。
また、2022年にはこの活動の拠点となる倉庫施設を新たに本設置して、「地域のつながりと循環のシンボル」とすることで関連する収益事業を生み出し、持続可能な事業とすることを目指します。
具体的に決まっている今後の主な活動は以下の通りです。

□千葉商科大学と連携して、食品ロスや生活困窮者の問題などに関するワークショップ、勉強会、講演会、映画上映会などのイベントの開催(6月より不定期開催)

□フードパントリー、フードドライブをフリースタイル市川の関連施設などで開催(6月より定期開催)。
 ・第2土曜日 アンカー市川:おすそ分け会(フードパントリー)
 ・第3土曜日 ふくろうの森:おすそ分け会(フードパントリー)と子ども会(子ども食堂)
 ・随時 アンカー市川に「もちよりポスト」設置(フードドライブの開催場所)

□Webサイトの作成と正式名称の決定、ロゴマーク等のデザインの策定(7月〜8月)

■後援

□千葉商科大学人間社会学部

□NPO法人みんなのサンタ
これまで、みんなのサンタで子ども食堂やフードパントリーなどをやってきて感じたのは「ひとつの拠点だけで活動を広げてやっていくのは難しい。市川にもきちんと機能するフードバンクが必要になってきている」ということでした。
市川で暮らす子どもたちやママたち、生活に困窮している方々を支えていくためには、まさにみなさんのような若い力が必要です。そんな若い大人たちが中心となって設立したフリースタイル市川のフードバンクとの連携やこれからの取り組みに期待をしています。

□フードバンクちば
市川市での新しいフードバンク誕生に期待します。
日本のフードバンク活動は、制度も法律も何もないので、自分たちが「フードバンク」と名乗った日から始まります。何もない中で活動していくのは大変なことも多いのですが、これまで日本中で多くの人の想いに支えられて広がってきました。また、制度がないということは、それぞれの地域で、工夫し、やり方を見つけ、その地域にあったフードバンクをつくっていくということでもあります。ぜひ、みなさんの熱い想いで、市川にフードバンク活動を広げていただければと思います。私たちも微力ながら応援しています。

□NPO法人フードバンクふなばし
船橋市のお隣の市川市でフードバンクが立ち上がることをとても心強く感じています。地域の実情に沿った、市民に愛される活動になっていきますよう願っております。共に歩んで行きましょう。

□とうかつ草の根フードバンク(TKF)
県内に新しい仲間ができて大変心強いです。
私たちは地域に根差した小中規模で小回りの利くフードバンクが数多くできることで、支援の網の目からこぼれるご家庭が少しでも減らせると考えています。
そしてそのフードバンク同士がつながり助け合うことで継続可能な活動ができると思います。
フードロスと格差が解消しいつの日かフードバンクの役目が終わる社会を目指して共にがんばりましょう!

□いちかわ子ども食堂ネットワーク
フードロス問題に取り組む個人、団体は増えていますが、⾷品の受け⼊れのみならず、届けるところまで⾏うフードバンク事業はなかなかなく、自分たちで取りに行く時間や手段がない支援者側としては大変助かります。
当団体は支援団体の一つとして、本当に必要な人に必要なものが届く地域の仕組みづくりの一端を担い、まちづくりNPOが実施する、地域に根差した包括的なフードバンク事業と一緒に発展していけることを期待しています。

 
■後援予定

□京葉ガス株式会社


■特定非営利活動法人フリースタイル市川について

これまで、フリースタイル市川は、人々が地域に自分の居場所を持ち、役割を持つことが、地域福祉の諸課題の解消につながるという信念のもと、人々が地域社会の一員として関わる機会を生み出すための活動をしてきました。
コロナ禍で苦境に立つ地域の飲食店を応援する活動、「おいしくやくそく宣言」では、デザインやSNSの力を活用して、地域の人々が交流するオンライン・コミュニティを形成し、飲食店の売上にも貢献しました。
また、市川市で活動する多彩な人々を紹介する月例イベント「いちカイギ」では、参加者同士が交流し、新しい活動を始めるきっかけを生み出しています。

このような活動を通じて、人々のつながりを生み出す過程で、法人の活動にも広がりが生まれる中、市川市に包括的なフードバンクをつくる計画に着手しました。

フリースタイル市川がこれまでに取り組んできた地域における「つながり」の創出は、フードバンクの活動を通じて対象者に食料を届けることに加え、地域のすべての人たち、特に、社会的に孤立し、つながりを喪失している人たちが地域で役割を持ち、社会的関係性を構築することにも寄与する活動です。

 

■法人概要
法人名:特定非営利活動法人フリースタイル市川
代表者氏名:野口 淳
設立:2020年10月
所在地:〒272-0826 千葉県市川市真間2-16-12 アンカー市川2階
事業内容:まちづくり
ミッション:ひとつひとつの想いをつないで 市川に流れをつくる
問い合わせ:fsi@fs-ichikawa.org
もしくは下記サイト内の問い合わせフォームより
URL:https://fs-ichikawa.org/

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種類
その他
位置情報
千葉県市川市本社・支社
関連リンク
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会社概要

特定非営利活動法人フリースタイル市川

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URL
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業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
千葉県市川市真間2丁目16-12 アンカー市川2F
電話番号
047-321-6670
代表者名
野口淳
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年09月
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