企業経営者、医師、ジャーナリスト、開発者を発起人とした【一般社団法人日本フェムテック協会】を設立

「Beyond myself」をミッションに、技術と知識の力で「ワークライフ・ホルモンマネジメント」を推進! ※2021年8月12日変更に伴い内容を一部修正

 この度新たに、一般社団法人日本フェムテック協会(代表理事:山田奈央子、所在地:東京都港区、HP:https://j-femtech.com、以下「当協会」)を企業経営者、医師、ジャーナリスト、開発者を発起人として、2021年7月21日に設立したことをお知らせいたします。

 1986年「雇用機会均等法」施行以来、職場で男性を優遇することは減少し、消費の世界では交通車両、映画館、飲食店や野球の各球団が、ガールズデーや女性専用席を導入するなど女性を優遇する取り組みが社会から歓迎されてきました。学校や職場、地域コミュニティのなかで男女平等な待遇を当然のものとする動きがある中で、2021年のジェンダーギャップ指数において日本は120位、G7最下位と変わらず低迷しており、未だギャップが埋まっていない現状があります。世界におけるフェムテック市場は2025年に5.5兆円に達する見込みとされ、日本でも多くの企業が参入し話題となっている一方で、ヘルスリテラシーが追いついていないことも問題となっています。

 当協会は、医師やジャーナリストによる情報提供及び、医師の監修に基づく検定や企業研修などの活動により、女性の健康課題に関する「フェムテラシー(フェムテック+リテラシーの造語)」の向上を目指し教育機会の提供を行います。フェムテック「技術」とフェムテラシー「知識」の力で、「ワークライフ・ホルモンマネジメント」ができ、自分のありたい姿で活躍できる(=Beyond myself)女性を増やします。その上で、相互理解が当たり前のウェルビーイングな社会の実現を目指します。
 
  • 協会のMISSION・VISION
MISSION
Beyond myself 〜技術と知識の力で自分を超える〜
「ワークライフ・ホルモンマネジメント」を推進し、ありたい自分の姿を追求

VISION
「自分の体と心を知る」ことで1人1人が活躍し、相互理解が当たり前のウェルビーイングな社会を実現
 
  • 協会設立の背景:自分を知り、そして共感へ
 毎月の生理、妊娠、出産、更年期など、女性には人生において乗り越えなければならない様々な問題があります。「女性のライフステージに応じて、どんなときも体と心のバランスをとりながら自分らしく活躍できる社会が当たり前になってほしい」という発想からこの協会は生まれました。女性特有の健康課題を解決するために、女性の体と心の変化及びホルモンバランスについて正しい知識を普及するとともに、一人一人が長期的な視点を持って自分と向き合うことで上手に体と心のバランスを取れるよう、悩みに寄り添いながら支援できる存在でありたいと考えています。
 
  • 協会の目的
 女性が長期的に働きやすい環境と企業全体のパフォーマンス向上のために必要なのは、女性自身がヘルスリテラシーを上げることに加え、健康状態や悩みをオープンに共有しあい助け合える環境を整えることです。そのために当協会が行うのが、企業内のヘルスリテラシーを上げる取り組みです。社員のマネジメントや対応方法など管理職向けの研修も実施し、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標8「働きがいも経済成長も」の達成を企業とともに目指します。
 
  • 活動内容
1.医師の監修に基づいた検定の運営
3級(無料)、2級、1級の検定を通して、女性の体と心に関する正しい知識、ケア方法について啓発します。女性が自らの体と心のマネジメントをするための選択肢を広げることはもちろん、男性や当事者以外のフェムテラシー向上も目指します。

2.医師の監修に基づいた研修プログラムの提供
企業や行政を対象とした教育講座の企画運営を行います。女性のライフステージごとの体の変化、特有の疾患、フェムテック・フェムケアに関する正しい知識を身につけることで、健康経営や従業員のマネジメントができる環境を整えます。医師や各分野の専門家が講師を務め、課題やニーズに合わせて開講します。

3.フェムテック・フェムケア情報メディアの運営
医師や専門家による医療コラム、フェムテック・フェムケア情報を掲載したウェブメディアを運営。受験後も情報をアップデートし続ける場を提供します。
 
  • フェムテック検定3級スタート!合格者はフェムテックアンバサダーに
 女性の健康とフェムテック・フェムケアに関するリテラシーの基盤を築くことが急務と考え、設立と同時に、誰でもいつでも10分で受験できるフェムテック検定3級(web受験・無料)をリリースしました。自分の体と心を、自分で知り自分で守る、女性の基本的教養が身につきます。合格者はフェムテックアンバサダーに認定され、認定証書をダウンロードできます。9月末までに3級合格者数1万人突破、フェムテックアンバサダーの輩出による多くの人のフェムテラシー向上を目指しています。(WEBサイト:https://j-femtech.com/femcare-l/certificate/l3/)※2021年8月12日、変更に伴い内容を一部修正
 
  •  日本の現状と問題意識
 “約4,900億円”。これは東京大学大学院医学系研究科の教授らの試算による、女性特有の月経随伴症状が原因の労働損失額です。2018年の日本医療政策機構の調査によれば、月経痛やPMSといった月経不随症状により女性の94%がパフォーマンスの低下を感じており、「パフォーマンスが半分以下になる」と回答した女性は45%でした。また、更年期症状を自覚している40歳以上の女性のうち、約50%が昇進を辞退、約17%が退職を余儀なくされています。なお、調査によりヘルスリテラシーが高い女性は仕事のパフォーマンスが高く、反対に、ヘルスリテラシーが低い女性は仕事のパフォーマンスが低いとの相関が明らかになっております。これらの問題はもはや当事者だけではなく、企業全体、ひいては社会全体のものとなっています。低いジェンダーギャップ問題、SDGsの観点からも早急な対応が求められ、2020年には自民党フェムテック振興議員連盟が立ち上がりました。
 
  • 協会ロゴに込めた想い

 包み込む手の形は「誰かを否定せずに受け入れること」を表しています。手のシルエットはハートになっており、フェムテックによって女性にやさしい世界になるよう願いを込めています。女性のシルエットは、技術と理解があることで見えてくる“秘められている女性の可能性”“女性が持つ柔らかさ(雰囲気・母性)”“技術の可能性”を表しました。様々な色が重なり合うことで、多様性や感情など女性それぞれが持つ個性を表現しています。
 
  • 協会メンバー
■代表理事

山田奈央子(株式会社シルキースタイル代表取締役/発起人)
上智大学文学部ドイツ文学科卒業。大手下着メーカーで下着の企画・開発・MDを行った後、国内メーカー・インポートランジェリーの販売を経験。世界初の下着コンシェルジュとして、下着セミナーや雑誌・TV・WEBなどで下着のアドバイスを行う。2006年に大学の同級生である上田美央と株式会社シルキースタイルを設立。女性特有のお悩みを解決するフェムテック商品やインナーを企画開発している。著書に『とっておきの一着さえあればいい』(宝島社)、『下着の品格』(カナリア書房)。

■理事

 

高橋ゆき(株式会社ベアーズ 取締役副社長)
戸板女子短期大学英文科卒業。システム会社、出版社を経て 1999 年株式会社ベアーズを夫婦創業。2016 年取締役副社長就任。家事研究家、日本の暮らし方研究家。その他公職では一般社団法人全国家事代行サービス協会会長、一般社団法人東京 ニュービジネス協議会副会長、東京きらぼしフィナンシャルグループ社外取締役、東京商工会議所一号議員、日本産業標準調査会総会委員、家事大学学長。

 

蟹瀬令子(レナ・ジャポン・インスティチュート株式会社 代表取締役)
上智大学文学部英文科卒業。博報堂、株式会社イオンフォレスト (ザ・ボディショップ・ジャパン)代表取締役社長などを経てレナ・ジ ャポン・インスティチュート株式会社を設立、 代表取締役に就任。 ほか、東急株式会社社外取締役、(株)FOOD&LIFE COMPANIES 社外取締役、(株)キタムラ・ホールディングス社外取締役、昭和女子大学客員教授など。著書に『やっぱ、自分ブランドでしょ。』(講談社)『心まで明るくなる深呼吸洗顔』(主婦と生活社)など。
 

増田美加(女性医療ジャーナリスト/発起人)
当事者視点に立った女性のヘルスケアや医療情報について執筆、講演を行う。乳がんサバイバーでもあり、がんやがん検診の啓発活動を行う。著書に『もう我慢しない! おしもの悩み ~40代からの女の選択』(オークラ出版)、『女性ホルモンパワー』(だいわ文庫)ほか多数。NPO法人「女性医療ネットワーク」理事「マンマチアー委員会」主宰。NPO法人「乳がん画像診断ネットワーク(BCIN)」副理事長。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会会員。
 

関口由紀(女性泌尿器科医/発起人)
山形大学医学部医学科卒業、横浜市立大学大学院医学研究科修了、日本大学グローバルビジネス研究科修士課程修了。2006年横浜元町女性医療クリニック・LUNA開業。現在は、50歳未満の女性をスピーディーに診察する女性医療クリニックLUNA横浜元町と50歳以上の女性の心身のエイジングケアを行う女性医療クリニックLUNA ネクストステージを主宰。現在はグループ理事長。医学博士、経営学修士、横浜市立大学客員教授、日本泌尿器科学会専門医、日本東洋医学会専門医、日本性機能学会専門医、日本排尿機能学会専門医。
             著書に、『女性の劣化をくい止めるちつのケア』ほか多数。
 

池袋真(日本産婦人科学会専門医)
福岡大学医学部医学科卒業。日本産婦人科学会専門医。2021年4月より、女性医療クリニックLUNAで婦人科外来・トランスジェンダー外来診療開始。"あらゆるジェンダーに平等な医療を"を心がけて、診療を行っている。所属学会は日本産婦人科学会、日本女性医学学会、日本内分泌学会、日本抗加齢医学会、日本女性心身医学会、日本性感染症学会、GID(性同一性障害)学会など。

 

市川美和(キャリアコンサルタント/発起人)
清泉女子大学英文科卒業。フジサンケイグループの女性生活情報グループ「リビンググループ」に入社。女性組織管理・イベント企画・編集・広告営業・女性営業チームマネジメント・フジサンケイグループ事務局等、様々な業務を経験。2020年〜髙田グループ本社に所属し、医療機関のコンサルティング業務に従事。ほか、キャリア形成&セルフブランディングのオンライン講座の主宰やキャリア面談、女性経営者のメンターとして経営支援・組織構築支援の活動等を行なっている。著書に『どこへ向かうべきか迷っているあなたへ』(実業乃日本社刊)

■常任理事


栗本夏帆(鍼灸師)
グラン治療院の統括院長として施術の提供及び鍼灸師のトレーニングを行うことと並行し、鍼灸や健康・美容関連の大学や専門学校にて講師を務める。女性特有の疾患・不調や心のケアについての教育も行う。 北海道科学大学 特別講師・窪田理容美容専門学校 特別講師



■顧問

中島努(Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank取締役兼CEO)
東京大学卒業。日本長期信用銀行(現新生銀行)に入行後、Goldman Sachs 証券やマネックス証券にて金融商品開発業務や証券化アドバイザー業務を歴任。2011 年 Monex International 会長に就任。2013 年 6 月退任後香港の銀行サービスと資産管理を行う Nippon Wealth Limited を取締役兼 CEO として開業。香港 21 世紀クラブ共同会長 / 香港芸術センター財務委員会 委員

 

吉野一枝(日本産科婦人科学会認定医、日本臨床心理士資格認定協会会員/発起人)
高校卒業後、コマーシャル制作の会社勤務を経て、32歳で帝京大学医学部入学。卒後、東京大学医学部産科婦人科学教室に入局。母子愛育会愛育病院、長野赤十字病院、藤枝市立総合病院などの産婦人科に派遣勤務。この間、東京警察病院にて麻酔科研修。2001年 臨床心理士資格取得。2003年よしの女性診療所を開院。


 

三松真由美(恋人・夫婦仲相談所 所長、執筆家)
夫婦仲、恋仲に悩む女性会員1万3千名を集め、「結婚・再婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。性を通して男女関係をよくするメソッドを考案。「セックスレス」「ED」「女性性機能」に詳しい。急激に伸びるフェムテック市場に乗り込むべく新会社Glad設立。恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演、メディア取材、連載多数。20代若者サークルも運営し未婚世代への結婚アドバイスも好評。ED診療ガイドライン作成委員経験。セックスレス改善に定評がある。著書に『夫婦仲がよくなるちょっとした習慣』(kadokawa)ほか多数。

■幹事

久保主税(株式会社こそらぼ 代表取締役社長)
同志社大学大学院卒業。IT 業界ライフサイエンスおよびヘルスケア領域の営業兼事業企画に従事。父親になったことをきっかけに出産、育児の課題を解決するため、株式会社こそらぼを起業。男性とサイエンスの視点から課 題解決を目指し活動中。母乳中の細菌と赤ちゃんの腸内細菌との関係についてアカデミアと共同研究中。地方自治体と連携しLINE を活用した産前産後ケアおよび虐待、育児ストレスを軽減することを目的とする実証プロジェクトを開始。

■事務局長


上田美央(株式会社シルキースタイル代表取締役/発起人)
上智大学文学部新聞学科卒業。Goldman Sachs 証券やマネックス証券を経て大学の同級生である山田奈央子と株式会社シルキースタイルを設立。 女性特有のお悩みを解決するフェムテック商品やインナーを企画開発。



■事務局


月岡秀彰(株式会社ITi 代表取締役)
広告会社にて雑誌広告・テレビCM やイベントを制作、またテレビ番組制作会社にてプロデューサーとして様々な番組の制作を経験後、株式会社 ITi を設立し、鍼灸院『グラン』を運営。また(社)日本鍼灸協会、(社)全日本美 容鍼灸連盟、(社)日本温活協会の理事、そして(社)国際抗老化再生医療 学会の事務局スタッフを務める。

 
  • 本件に関する報道関係者様からのお問い合わせ
一般社団法人日本フェムテック協会 広報 笹原
メール:pr@j-femtech.com
HP: https://j-femtech.com
電話:03-5401-3031住所:東京都港区浜松町2-13-12 Risewellビル3階
 
  • 本件に関するお問い合わせ
メール:info@j-femtech.com
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