訳あり食品スーパー『マルヤス』運営会社が環境大臣表彰を受賞　食品ロス削減を通じた温室効果ガス削減への貢献が評価

合同会社ファンタイム

2021年12月10日 18時47分

賞味期限切れ食品の激安販売で話題沸騰の訳あり食品スーパー『マルヤス』運営会社が、食品ロス削減を通じて温室効果ガスの削減への貢献を評価いただき、令和３年度気候変動アクション環境大臣表彰（先進導入・積極実践部門）を受賞致しました。

合同会社ファンタイム(本社：東京都港区、代表社員：松井順子、松井隆)は、
２０２１年１２月８日、運営する訳あり食品スーパー『マルヤス』での食品ロス削減を通じた温室効果ガスの削減への貢献を評価いただき、環境省が実施する「令和３年度気候変動アクション環境大臣表彰（先進導入・積極実践部門）」を
受賞致しました。

●2021年2月環境省発表の「脱炭素に向けたライフスタイルに関する基礎資料」によれば、生産・加工・流通・調理・消費・廃棄の食糧システム全体において、GHG（温室効果ガス）総排出量の8～10％（約9％）を「食品ロス及び廃棄物」が占めているとされています。
●日本国内の食品ロスは約600万トンとされる中、当社の事業活動を通じた廃棄削減量は約600トン（2020年１０月期）。
●上記の情報から導き出される当社の活動を通じたGHG削減への貢献度は以下と推定されます。
------------------------------------------------
9％×（600トン÷600万トン）=0.09%
------------------------------------------------
●事業規模的にシェアや削減絶対量は微々たるものではありますが、半面、当社が事業化しなければ削減されることになかったものであり、前述の環境省発表資料で語られた、「2030年までに全国でできるだけ多くの脱炭素ドミノを起こし、2050年には脱炭素で、かつ持続可能で強靭な活力ある地域社会を実現」という目標に確実に貢献するものと考えています。

＊＊＊訳あり食品スーパー『マルヤス』について＊＊＊
2018年オープン。現在、都内２店舗と埼玉県２店舗の計４店舗。
賞味期限切迫品・賞味期限切れ品・ダメージ品・過剰在庫品・シーズンずれ商品・入れ替え備蓄食品など、一度行き場を失ってしまった食品を積極的に買い取り、安価でお客様に販売することで再流通をさせています。

・行き場を失った商品を弊社が”買取”をすることでの小売店様やメーカー様の【WIN】。
・安価での販売を喜んでくださるお客様の【WIN】。
・食品ロスが減ることで環境負担を軽減できる【WIN】。
の、WIN-WIN-WIN　が成り立っています。
売り上げの一部は店舗のある地元で活動をされている子ども食堂様やシングルマザーの方々の支援団体様などに寄付をさせていただいています。

代表：松井順子より
【食品ロス】が大きく問題視されるようになったことで、少しずつマルヤスがやりたいことを多くの皆様にご理解いただけるようになりました。立ち上げ当初はなかなかお客様やお取引先様の理解を得ることが難しかったことを思うと、この度の受賞は本当にありがたくうれしく思っております。
生産された商品は本来の目的通り消費されることが一番良いと思っておりますが、どうしても一定数の食品はそのルートから外れてしまうことを見てまいりました。
マルヤスでは、今後もそのような食品をできる限り救って参りたいと考えております。