「神奈川ワーケーションNavi」が先進的なワーケーター像を6つのタイプに分類した「ワーケーションペルソナ」を公開!
~ターゲットユーザ像の明確化やワーケーション施策の議論などに無償で利用可能~
ワーケーションによる地域活性化や関係人口増加を目指す自治体や、コロナ禍で失われたインバウンド旅行客に代わる平日の需要を喚起したい宿泊・旅行事業者、および働き方改革による離職防止や採用促進につなげたい企業などが、ターゲットユーザ像の明確化や、施策の議論などに「ワーケーションペルソナ」を無償で自由にお使いいただけます。
また働く個人の視点からは、場所に縛られない新たなライフ・ワークスタイルを考えるきっかけとしてご活用ください。
- ワーケーションの現状と課題
「ワーケーション」とは、「ワーク」+「バケーション」の造語で、「テレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うこと」と定義されています。(※1)
しかし最近では、その定義の幅も拡大されつつあり、一般社団法人 日本ワーケーション協会によると、ワーケーションには他にも「拠点移動型(Work+Location)」や「研修型(Work+Education)」など7つのタイプに分類され、「非日常の土地で仕事を行うことで、生産性や心の健康を高め、より良いワーク&ライフスタイルを実施することができる1つの手段」として定義されています。(※2)
一方で、国内で積極的に活動しているワーケーション実践者である「ワーケーター」の中には、働き方もニーズも異なる多様な人々が含まれ、その実像が不明確であるという課題が存在しています。
例えば、自治体や旅行事業者が、国の補助金などを活用して開催する「ワーケーション・モニターツアー」では、具体的なターゲットユーザ像の想定が不十分なため、ツアー参加者が集まらず開催が中止となる事例が発生しています。また仕事中心でテレワーク業務の時間をしっかりと確保したいツアー参加者に対して、観光コンテンツや地域交流イベントなどを盛り込みすぎてしまうことで、ワーケーション実施に対する満足度を下げてしまう事例も散見されています。
また宿泊施設やコワーキングスペースなどでは、ワーケーターの具体的なニーズを捉えきれていないことから、新規集客やリピーター獲得につながらず、ワーケーションのための設備投資などが効果的に売上に寄与していないなどの事例も出てきています。
(※1)観光庁「新たな旅のスタイル」ワーケーション&ブレジャー より
https://www.mlit.go.jp/kankocho/workation-bleisure/
(※2)一般社団法人日本ワーケーション協会「ワーケーションとは?」より
https://workcation.or.jp/workcation/
- 「ワーケーションペルソナ」公開の経緯
このような課題を解消するための1つのツールとして、神奈川ワーケーションNaviの編集長であり、日本ワーケーション協会の公認ワーケーションコンシェルジュとしても活動している弊社代表の福田が、これまでに出会ったワーケーターからの聞き取り結果をまとめ、2022年1月時点で国内で活動している「先進的なワーケーター」のイメージを6つのタイプの具体的な仮想ユーザ像に分類した「ワーケーションペルソナ」として公表することとしました。
マーケティング用語として使われる「ペルソナ」は、製品やサービスを利用する架空のユーザ像という意味で使われています。具体的なユーザ像であるペルソナを設定することで、ワーケーターのライフ・ワークスタイルを理解し、課題やニーズを把握しやすくなることで、各ペルソナのニーズを満たすサービスや施策を検討することができるようになります。
今回の「ワーケーションペルソナ」に含まれるワーケーターは、2019年のコロナ禍以前からワーケーションに先進的に取り組んでいる「イノベーター層」と、その後のテレワークの普及などに際してワーケーションに取り組むようになった「アーリーアダプター層」に絞ってペルソナ化しました。最近になって徐々にワーケーション市場に登場しつつある「アーリーマジョリティ層」については、ペルソナ化の対象外としています。
- 「ワーケーションペルソナ」の概要と詳細
以下、各タイプ別の「ワーケーションペルソナ」の説明シートを列記します。
「ワーケーションペルソナ」は、注意事項を守っていただければ、どなたでも自由に無償でご利用いただけます。
各ペルソナの詳細な説明については、「神奈川ワーケーションNavi」サイトの以下の投稿記事にて、動画解説も含めて詳しくご説明していますので、併せてご確認ください。
【動画公開】「ワーケーションペルソナ」詳細解説
https://workation.kanagawa.jp/persona/
なお、記載している「ライフ・ワークスタイル」や顔写真、「課題やニーズ」については、同じタイプに属する複数のワーケーターからのヒアリング結果をまとめたものであり、特定の人物に関する記載ではございません。
また、6つのタイプで実在する先進的ワーケーター像をほぼカバーできるように、あえてペルソナの年齢設定などに幅を持たせています。
- ワーケーションペルソナご利用時の注意事項
ワーケーションペルソナは、完全無料にて自由にご利用いただけますが、以下の注意事項にご留意ください。
・ペルソナを転載される際には、部分的な切り取りはせず、各Typeのページ全体を掲載してください。
・転載時には必ず「出典:神奈川ワーケーションNavi」という記載と共に以下をリンクしてください。
https://workation.kanagawa.jp/persona/
・ワーケーションペルソナに関するお問い合わせは、以下の問い合わせページまでご連絡ください。
https://workation.kanagawa.jp/contact/
- Type1 | ノマドワーカー(20代)
- Type2 | 在宅勤務IT開発者(20代後半~30代)
- Type3 | 旅好きテレワーク会社員(30代~40代)
- Type4 | 子連れワーケーター社員(30代)
- Type5 | 大企業働き方改革担当(30代後半~50代)
- Type6 | 多趣味シニア経営者(50~60代)
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