【北海道積丹町】「岬の湯しゃこたん」の民間譲渡先として『㈱SHAKOTAN GO』が決定しました。

~積丹町の観光資源温浴施設の民営化と、新たな座組での官民連携での地域創生スタートについて~

株式会社SHAKOTAN GO

株式会社SHAKOTAN GO(本社:北海道積丹町、代表取締役 五十嵐慎一郎、以下SHAKOTAN GO)は、2021年10月に開催された「積丹町産業交流雇用対策推進施設(岬の湯しゃこたん)民間譲渡等に関する公募型プロポーザル」において優先交渉権を獲得し、このたび、令和4年2月8日に開催された積丹町議会における議決を得て、正式に岬の湯しゃこたんの譲渡先として決定したことをお知らせ致します。

令和4年4月1日を譲渡日として、これより岬の湯しゃこたんの経営改善と魅力化を行うべく、現在、出資企業の募集を始めとする資金調達と運営体制の確立を進めております。

また、施設の再生にとどまらず、積丹半島の多様な可能性を秘めた地域資源を活かして、地域の未来に繋がる施策を官民連携のもと行うことを目論んでいます。


■経緯について
「岬の湯しゃこたん」は、平成14年の開館以来、積丹半島の突端にて海と夕日を見渡す露天風呂を構えた町営の温浴施設として、多くの観光客・地元客に愛されて参りました。一方で、経営状況に関しては、開館から20年を経て、多額の累計赤字そして施設の老朽化など厳しい実情も抱えておりました。

そのため、平成29年12月以来、議会にて民営化に向けた基本方針及び民間事業者の公募要件のあり方などについて多くの議論を行った結果、プロポーザル方式による民間事業者の公募を行い、令和3年10月29日、SHAKOTAN GOを優先交渉権者として決定し公表。そして、令和4年1月28日「積丹町産業交流雇用対策推進施設 (岬の湯しゃこたん)民間譲渡等に関する基本協定書」「町有財産譲渡仮契約書」及び「土地使用貸借仮契約書」を締結いたしました 。

このたび、令和4年2月8日に開催された積丹町議会の議決を得て、上記契約が法的に成立し発効するものとなりました。これにより、令和4年4月1日、岬の湯しゃこたんはSHAKOTAN GOへと民間譲渡されることが正式に決定致しました。

岬の湯しゃこたんの民営化においては、公設公営により基幹的な観光資源として寄与してきた20年間の貴重な歴史の足跡を絶やさずに、民間の新しい発想の下で、再生・持続させることを、積丹町側から期待されております。SHAKOTAN GOは、温浴設備・飲食店のリニューアルはもちろん、キャンプ場や宿泊施設の設置や、ワーケーション拠点としての整備、各種企画の開催と、中長期での拠点開発を行って参ります。そして、単なる施設の運営会社の枠を超えて、企業版ふるさと納税や地域おこし協力隊といった制度の活用をはじめとした官民連携のもと、積丹町の地域振興と活性化に取り組む意思を持って、新たな第一歩を踏み出します。
 


■積丹町、そして岬の湯しゃこたんについて

積丹町は、北海道積丹半島の先端に位置し、積丹ブルーの海、神威岬、島武意海岸、ウニ丼等の海鮮etc.多くの人が訪れるこの景勝地には年間約100万人の観光客が訪れており、世界に誇る秘境リゾートとしてのポテンシャルを秘めています。


半島の断崖の海岸地形は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園として、小樽、余市、ニセコとともに風光明媚な景勝地を構成し、積丹を含む後志地域は、最近では日本酒、ウイスキー、ワイン、ビール、ジンの酒造の集積が進み、世界的な酒造エリアとしても注目を集めています。


また、後志自動車道余市ICの開通により札幌から1時間45分、新千歳空港からでも2時間30分とアクセスが飛躍的に短縮された。さらに、将来の新幹線延伸によるニセコ、小樽の新幹線駅開設等により、さらなる広域的な流動が期待されています。


岬の湯しゃこたんは、その中にあって、日本海への大眺望が確保される町内でも数少ない貴重な立地で、ピーク時の利用者としては年間10万人を超す施設として、積丹町の観光客入込を維持する役割を果たしており、この施設を継続することは地域の観光業や活性化に大きく貢献すると期待されています。

■今後のスケジュール

<2022年>
・2月8日:積丹町議会の最終承認
・~3月中旬:第1次出資企業との投資契約締結
・3月下旬:プレス発表
・4月1日:施設譲渡、リニューアル工事
・4月下旬:運営開始(予定)
・以降:第2期出資企業募集、順次リニューアル、新施設・新サービスの提供へ

■株式会社SHAKOTAN GOについて

当社は、2021年10月14日に設立した積丹のまちづくり会社となります。北海道を拠点にさまざまな場づくりの事業を行う㈱大人の五十嵐慎一郎と、本施設の隣にてクラフトジンの蒸留を行う㈱積丹スピリットの岩井宏文が、その志を共に立ち上がった企業です。岬の湯しゃこたんの施設の再生を皮切りに、地域活性化の取り組みを行って参ります。積丹ブルーで有名な海はもちろん、半島を形作る山・森の里でもある、積丹。その積丹の自然や文化と歴史をつむぎ、世界中の人々がGOしたくなる地球最先端の地域へと、一歩づつ歩んでいけたらと考えています。

社名については、「そうだ積丹にいこう」というキャッチフレーズとしてのGOという意味に加え、「宇宙船地球号」といった表現にあるように、積丹の未来に向かって全員で乗り込む 「未来への積丹号」という意図を加えております。また、ジン(GIN)と温泉(ONSEN)の頭文字ともなっております。
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・会社名 :株式会社SHAKOTAN GO
・所在地: 〒046-0325 北海道積丹郡積丹町大字野塚町字ウエント 229 番地 1
・資本金 100万円
・設立 2021年10月14日
・事業内容:
1.温泉、サウナの運営事業、2.飲食事業、テイクアウト事業、3.特産品販売事業 、4.野菜直売事業、5.食品等の開発・製造・販売事業、6.酒類販売・酒類卸事業、7.ヨガ等の健康増進事業 、8.コンサート等のイベント事業、9.講座・研修事業、10.宿泊事業、11.飲食店の運営事業、12.キャンプ場の運営事業、13.バーベキュー等の食材提供事業、14.アウトドア用具のレンタル事業、15.補 助事業の受託事業 16.クラウドファンディングの企画・運営事業、17.農作業請負事業、18.地方自治法による指定管理者制度に基づ く公の施設の管理運営、19.不動産の売買、賃貸、管理、交換及びこれらの仲介、20.雇用者向けアパート等の建設・運営事業、21.経 営コンサルティング事業、22.再生可能エネルギー事業 23.防災拠点備蓄事業、24.労働者派遣事業及び有料職業紹介事業、25.前各号に附帯関連する一切の業務

・役員:

 

代表取締役 五十嵐 慎一郎
・1983年北海道小樽市生まれ。
・株式会社大人 代表取締役社長
・札幌南高校卒業。紆余曲折を経て、東京大学建築学科卒。不動産のベンチャー会社に就職。
・2016年に「北海道から、世界をちょっぴり面白くクリエイティブに」を掲げ、株式会社大人を設立。
・店舗や施設の企画/デザインといった空間プロデュース業務をはじめ、イベントの企画運営、WEB制作etc.を行う。 
・2020年に北海道新聞社と北海道最大級のコワーキングスペース「SAPPORO Incubation Hub DRIVE」をスタートさせる。

 

取締役 岩井宏文 
・株式会社積丹スピリット 代表取締役
・1969年宮城県仙台市生まれ。
・仙台第一高校卒業後、北海道大学建築工学科へ進学、大学院を修了。㈱ドーコンに12年間勤務、北海道知事政策部への出向を経て、農業の世界を学ぶため、(財)北海道農業企業化研究所に勤務。
・その後、農業と地域づくりに特化した事業化のコンサル会社㈱GB産業化設計を設立。
・㈱積丹スピリットは、積丹町とともに取り組んだ地方創生事業から生まれた会社である。
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会社概要

株式会社SHAKOTAN GO

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業種
サービス業
本社所在地
北海道積丹郡積丹町野塚町字ウエント229番地1
電話番号
-
代表者名
五十嵐慎一郎
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2021年10月