次世代エネルギー・先進医療へのカギとなる「合金ナノ粒子」の開発を行うGCEインスティチュート、1時間あたりの生成量が昨対比約100倍を達成
~1時間あたり約100mgの生成に成功、自動車や電子部品など様々なシーンでの活用へ期待~
株式会社GCEインスティチュート(本社所在地:東京都中央区、代表取締役:後藤 博史)は、2022年8月に同社が開発を行う合金ナノ粒子の1時間当たりの生成量が、2021年4月に比べ100倍に到達したことをお知らせいたします。
様々な用途での活用が期待出来る合金ナノ粒子は、これまで多方面のお客様からニーズをいただいていた一方、作製プロセスの特殊性から大量生産が困難であるという課題がございました。GCEインスティチュートでは、合金ナノ粒子の市場ニーズに応えるべくプロセス開発を進め、2021年4月時点で1時間あたり約1mg程度だった生成効率を、2022年8月にはその100倍にあたる1時間あたり約100mgとすることに成功いたしました。
GCEインスティチュートが開発する合金ナノ粒子は、当社が開発を進める熱源さえあれば発電可能な新エネルギー「アンビエント発電」や、ドラッグデリバリ―システム、ウイルス検査薬、持続可能社会実現への寄与など、様々な分野での応用が期待されています。
従来のナノ粒子の生成量では、その応用用途が研究開発や、ドラッグデリバリ―システムなど少量での使用が見込まれる医療分野などに限られておりましたが、さらなる生産効率向上により、弊社の開発する半永久電源「アンビエント発電」をはじめ、その他の電子部品や触媒などより多くのナノ粒子を要する分野にも拡大することができます。
当社合金ナノ粒子をより幅広い分野でご活用いただき、未来社会に貢献するべく、今後更に開発を進め、2年後には現在の100倍である1時間10,000mg(レーザー1台あたり)の生成量を目指してまいります。
- ナノ粒子とは
- GCEインスティチュートが開発を行う、複数の金属の特徴を併せ持つ“合金ナノ粒子”の特徴
GCEインスティチュートでは、周期律表に示される金属のナノ粒子だけでなく、複数の金属の特徴を併せ持つ合金ナノ粒子の合成も可能です。また、GCEインスティチュートの合金ナノ粒子は未修飾のままでも分散状態が安定であり、従来困難であった素材との組みあわせも可能となることから、様々なシーンでの活用が期待されています。
②高い安全性&連続合成が可能
GCEのインスティチュートが開発する合金ナノ粒子は、複数の化学物質を投入して作る方法とは違い、溶液にレーザーを照射するのみで生成できるため、安全性が高い点と同じ品質で連続合成が可能な点が特徴です。そのため、今後より大量の合金ナノ粒子生成も期待されています。
- 身の回りにある熱を有効活用して発電!合金ナノ粒子を活用した「アンビエント発電」とは
様々な活用が期待されるナノ粒子ですが、新たな発電技術であるGCEインスティチュート独自の『アンビエント発電』にも活用しています。アンビエント発電デバイスは、室温など身の回りの環境熱や発電所や工場での排熱を有効活用することができ、燃料や電池が不要になる未来を実現します。将来的には、家電や自動車など日常生活のあらゆるシーンの電源として、また発展途上国における自立発電機として持続可能社会の実現に貢献していきます。
- 会社概要
本社 :〒104-0061 東京都中央区銀座6-6-1 銀座凮月堂ビル5階
設立 :2016年8月
代表取締役 :後藤 博史
URL :https://gce-institute.com/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像