国内初技術!日本の森から生まれた培地で菜園づくり 「プチまち菜園」を展示会「賃貸住宅フェア2022」に初出展
~屋上など都市部のオープンスペースで、手軽に野菜栽培~
大建工業株式会社(大阪市北区中之島、社長:億田正則)は、7月26日(火)、27日(水)の2日間、東京ビッグサイトで開催される「賃貸住宅フェア2022」にて、ビルの屋上などで手軽に野菜が栽培できる「プチまち菜園」を初出展します。
「プチまち菜園」とは、当社が2021年に開発した木質培地『グロウアース』を使用した菜園システムです。国産の木材に国内初の特殊処理を施すことで野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した『グロウアース』の新たな用途展開の一つとして、今回の展示会出展を皮切りに、事業化に向けた具体的な検討を進めます。
「プチまち菜園」とは、当社が2021年に開発した木質培地『グロウアース』を使用した菜園システムです。国産の木材に国内初の特殊処理を施すことで野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した『グロウアース』の新たな用途展開の一つとして、今回の展示会出展を皮切りに、事業化に向けた具体的な検討を進めます。
培地に『グロウアース』を使った「プチまち菜園」の設置イメージ
「全国賃貸住宅フェア2022」当社ブースイメージ
軽量で手が汚れないなどの特徴を備えた国産の木質培地『グロウアース』と、プランター、栽培道具、什器、苗等のセットがシステム化されており、設置場所に合わせた柔軟なプランニングも可能です。また、栽培アドバイスや保守管理付きのコースもご用意しており、専門知識がなくとも安心して導入いただけるほか、SDGsへの取り組みに寄与する施設としての話題性や、建物価値の向上も期待できます。当社は、これら社会課題の解決にも貢献する「プチまち菜園」の普及によって、リアルな体験を重視するZ世代の若者を含む幅広い世代に対し、スペースの限られた都心部でも、植物を育てる楽しさを提供できるものと考えています。
なお本事業は、2023年度の本格事業化を目指しており、事業化後の3 年間で10億円規模の売上を目標としています。
【背景】
木質資源を有効に活用する合板事業を祖業とする当社は、木材の良さを最大限に引き出す技術や、資源を無駄なく使用する技術を磨き、これまでに様々な環境に配慮した素材・建材を開発してきました。また、2025年のありたい姿を描いた「長期ビジョンGP25」では、新たな事業領域を含めた成長戦略の推進にも取り組んでいます。
これら環境発想のモノづくりを背景に、新規事業にも積極的に着手し、2017年にはこれまでにない木質の土壌改良材『DWファイバー』を開発。その後、2021年1月にはDWファイバーで培った木材加工技術を応用して、国産材を活用した木質培地『グロウアース』を発売するなど、新たな市場・分野への参入の足掛かりとなる製品開発を進めてきました。
そして、新事業の実現に向けたさらなる柔軟なアイデアを求めて、2021年4月より、社員から新規事業案を募る「個人提案型ベンチャー制度」を導入しました。この事業化検討テーマの第一弾として選出されたのが、グロウアースを活用した“コト”提案となる「プチまち菜園」に関連する事業です。
この度の「賃貸住宅フェア2022」への「プチまち菜園」出展により、本事業の市場評価を見定めるとともに、さらなる検討を重ね、国産材活用の推進や循環型社会の形成、地球温暖化防止をはじめとする社会課題解決にも貢献できる事業として、具体化に向けて取り組んでまいります。
【「プチまち菜園」の特長】
- システム化されたユニットを設置場所に合わせてご提案
「プチまち菜園」プラン例
- 大規模工事が不要で既存の建物にも導入可能
- 培地には「軽く・手が汚れにくく・燃えるゴミで出せる」扱いやすい『グロウアース』を採用
- サステイナブルな材料でSDGsへの取り組みに寄与
【「賃貸住宅フェア2022」開催概要】

期間 | 2022年7月26日(火)、27日(水) 両日とも 10~17時 |
会場 | 東京ビッグサイト 西1、2ホール ※当社出展ブースは小間番号:B4-23 |
主催 | 全国賃貸住宅新聞社・家主と地主 |
来場方法 | 事前予約制(無料) |
出展社 | 不動産業務支援システムや住宅設備・建材関連の企業など約200社 |
展示会HP | https://zenchin-fair.com/ |
- 【「プチまち菜園」に関するお問い合わせ先】
大建工業 次世代事業開発部 菜園システム担当 info-saien@daiken.co.jp
<参考> 木質培地『グロウアース』について
間伐材などから作られた国産木材チップを粉砕処理し、これに国内初の特殊加工を施すことで、野菜や花卉の栽培に適した性能を付与した木質培地です。親水性に優れ、培地全体に水を浸透させる効果を発揮します。また、国内で管理して製造しているため、植物栽培用培地として安定した品質でご提供可能です。
●扱いやすい
土壌と比べて軽量で、手が汚れにくいほか、不要時には燃えるゴミとして廃棄ができる、扱いやすい培地です。
●選べる形状
原料である木材チップの形状を変えることで、水はけ・水もちがコントロールできます。これにより、栽培する植物に最適な栽培環境を選択できます。
●主な製品仕様

原材料 | バージン木材(針葉樹材) |
外観 | 不均一な繊維状、もしくはフレーク状 |
荷姿 | 1,000L フレコン袋入り、50L 袋入り |
以上
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