ゴールデンカムイで注目のアイヌ文化の中でも重要な後世に残すべきアイヌの儀式『カムイノミ』が東京日本橋のレストラン《ラムレンカイネ》で廣野 洋氏により執り行われました。
東京で行われることは稀な『カムイノミ』とは、『カムイ(神)ノミ(に祈る)』ということ。 今回は4月に開店したお祝いを兼ねて、『チセ(家)』へのお祈り(チセノミ)をしていただきました。
東京・日本橋人形町のアイヌ料理とジビエのレストラン《ラムレンカイネ》(東京都中央区日本橋人形町3-7-11大川ビル3階)にて、2022年7月4日(月)アイヌの儀式《カムイノミ・チセノミ》が阿寒アイヌ協会会長である廣野 洋氏により執り行われました。
アイヌ・ジビエ料理店ラムレンカイネ(東 京)にて、商売繁盛を祈るアイヌの儀式《カムイノミ・チセノミ》が執り行われました。
アイヌの儀式《カムイノミ》チセノミ
阿寒アイヌ協会会長等を兼務されている、廣野 洋氏と、ラムレンカイネのマークを作って頂いたアイヌ文化クリエーター/床 州生氏が木で作られたイナウ(御幣)にイクパスイ(捧酒箸)でお酒を捧げ、祈りを捧げます。
店内のあちこちにも小さなイナウを取り付け、そこにもお酒を捧げます。
イナウにお酒を捧げる、床 州生 氏
商売繁盛と家内安全のアイヌの祈り
「風向き良く仕事ができ、東京に住むアイヌとラムレンカイネで働く人たちが健康でいられるように…」とアイヌ語で行われる祈りは、厳かで貴重な時間となりました。
店内カウンターの上部にイナウを安置し、チセノミの儀式が終了。
「災害や火災などの際には、このイナウを抱えて逃げよ」というくらい大切なものです。
監修して頂いた料理と、特注のアイヌ食器を使ったジビエ料理を
その後は皆さまにお料理をお出しし、本物のメノコイタ(まな板と器がひとつになったアイヌの木製食器食器)とマキリ(アイヌの小刀)でチタタㇷ゚もしていただきました。
東京でアイヌの文化を伝えていきたい
「開店祝いに儀式をしていただけるとお話をいただいたとき、ものすごく嬉しかったです。暑い中わざわざ北海道から来ていただき、感謝でいっぱいです。
貴重な昔から受け継がれている伝統というか、文化に加わることができたっていうのがさらに嬉しいですね!
東京でこの素晴らしい文化を少しでも伝えていけたらと思います。」
ラムレンカイネ・店主 林 育夫
プロジェクション・マッピングでアイヌ文化を感じながら アイヌ・ジビエ料理が楽しめる《ラムレンカイネ》の詳細は以下よりご覧ください。
〈店名〉:The sixth sense Restaurant ラムレンカイネ ─心のままに─
〈通常コース〉:土曜・日曜「カムイの贈り物」(通年・季節により変更)
〈営 業 時 間〉:ディナー 18:00〜22:00
〈総 席 数〉:9席
〈ご 予 約〉:完全予約制・18時スタートのコースのみ
- ぐるなび https://r.gnavi.co.jp/a8jn0cum0000/
- 食べログ https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13269640/
- Tablecheck https://www.tablecheck.com/shops/ramurenkayne/
- 連 絡 先〉:☎ 03-5640-2128
- 公式サイト〉:https://ramurenkayne.earth/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像