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一般財団法人沖縄県環境科学センター
会社概要

【沖縄の新たな価値創造へ】世界5大長寿地域 ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイWithコロナ時代の新しい”つながり”のカタチ

ーシン・ウェルネスー次世代ライフスタイル、これからの旅のあり方

一般財団法人沖縄県環境科学センター

沖縄県環境科学センターでは、沖縄の持続可能な発展に寄与することを目的として社会課題をふまえ分野を横断したプロジェクトを実施しています。今回、沖縄の自然環境、地域課題を熟知したプロフェッショナルが連携し、「長期滞在・高付加価値型」のサスティナブルツーリズムを開発しました。来県者、地域の人々両者のつながりから生まれるライフスタイルの変容を促す旅。新しい学びの発見と喜びを創造します。
  • 本ツーリズムの開発背景
新型コロナウィルスの感染拡大により、沖縄県の主要産業である観光業界は大きなダメージを受けました。コロナ禍による移動の制約が課せられた中、人々の旅やライフスタイルに対して新たな価値観が生まれつつあり、観光産業においても従来型から目的型・高付加価値型観光へのシフトが高まっています。しかし具体的に体験できるコンテンツは圧倒的に不足しているといわれています。
そこで今回、ウェルネス研究分野の第一人者である琉球大学教授・医学博士の荒川雅志氏監修のもと、今後のサービス化を視野にいれた新たな観光プログラムとして「ブルーゾーン(※1)沖縄ウェルネス・ステイ」を開発、実施いたしました。本ツーリズムは、世界一長寿を達成した沖縄の「ブルーゾーン長寿資源」に基づく高付加価値・長期滞在型コンテンツであり、来県者と県民の両者が満たされる新しい旅の形を提供します。
観光シーズン到来とともに訪れた第7派をうけ、安心安全で質の高いサービスを開発することは急務だといえます。アフターコロナにおいて国内や海外の方だけではなく、沖縄県民も身近で尊い地域資源を再発見する機会となることを目指します。

(※1)ブルーゾーンとは
“ブルーゾーン”とは、世界5大長寿地域のことで、イタリアの疫学者で医師のジャンニ・ペスがイタリアのサルディーニャ島を指して作った言葉が初出です。2000年、ジャンニ・ペスとベルギーの人口統計学者ミシェル・プーランはサルディーニャ島での人口統計学的手法による長寿研究成果を国際誌に論文を発表しました。 ペスとプーランは、長寿の村々を強調する青い円を地図上に同心円状に描き、この円の内側をブルーゾーンと呼びました。その後『ナショナルジオグラフィック』誌のライターであり冒険家のダン・ビュイトナーは、統計的に世界で最も長寿の地域にこの地理的な用語を拡大し、 日本の沖縄、米国カリフォルニア州のロマ・リンダ、コスタリカのニコヤとギリシャのイカリア島を加えてブルーゾーンと発表しました。ナショナルジオグラフィック誌2005年11月号にThe Secrets of Living Longer”(長寿の秘密)という特集が組まれ、その表紙を飾ったのは沖縄県那覇市の波の上ビーチで逆立ちをする男性長寿者で、世界中にインパクトを与えました。2008年、『The Blue Zones~世界の百歳人(センテナリアン)に学ぶ長寿の9つのルール~』(ダン・ビュイトナー著)が全米ビジネス書でベストセラーとなり、 ブルーゾーンは世界中に知られるようになりました。

荒川雅志『世界5大長寿地域「ブルーゾーン」に学ぶWithコロナ時代とウェルネス』より
参照URL:https://health-tourism.skr.u-ryukyu.ac.jp/project/3486.html

 
  • 沖縄固有の魅力ーウェルネス長寿資源ー
沖縄は、美しい自然環境と厳しい時代をたくましく生き抜き、おおらかに年を重ねた人々が暮らす地域です。2000年以降長寿県日本一から転落しましたが、それでも75歳以上の平均余命は依然日本一です。65歳以上でも女性は1位です。つまり、長寿を支える生活様式・地域資源はいまだ健在しているのです。そんな健康で輝きある生き方を体現する人々こそが魅力ある地域資源であり、自然・歴史・文化などは単なる観光資源ではなく、「ウェルネス長寿資源」という新しい価値になりえると考えています。
 
  • 時代のキーワードはーTSUNAGARI(つながり)ー
ブルーゾーン地域にみる長寿者の多くには「信仰」「家族の優先」「人とのつながり」があり、地縁、血縁、地域との密接な「つながり」があります。かつて長寿世界一である沖縄独特の「ユイマール※」文化は、相互扶助の精神として今なお地域に根づいており、つながりは、ブルーゾーン長寿の秘訣といえます。
※ユイマール:ユイ(結い、協働)+マール(廻る、順番)の意
また、2011年に未曾有の災害をもたらした東日本大震災において、被害を最小化した地域はコミュニティ力、ネットワークが強く、多様な「つながり」が物理的、精神的、身体的にも大きく復興を後押ししたことがよく語られます。
新型コロナウィルスをはじめとする脅威を前に、時代に即した新しいつながりのあり方、次世代のライフスタイルが求められています。そのような時代の中で、「よりよく生きる」 ためのヒント、「新しい生き方」 のヒントになりえます。
本プログラムでは、沖縄のウェルネス長寿資源を「TSUNAGARI(つながり)資源」としてその本質にせまり、体験して終わりではなく、ストーリー性あるコンテンツとして確立していきます。
 
  • 本ツーリズムの目指すところ


©荒川雅志 琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野

「ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイ」では、沖縄を訪れる人々と沖縄県民の両者が満たされる新しいカタチを提供します。体験の消費でとどまることなく、地域資源を熟知した事業者と密に連携するとともに、地域固有の生産者、加工業者、文化芸能家、住民と直接関わることで、真正のライフスタイルを体験し、学び、交流し、“TSUNAGARI”(つながり)が生み出されるものを目指します。
 
  • 本プログラムの特徴
「ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイ」は、長寿の秘訣に触れる体験を通し、新しい価値発見につながる「学び体験型のウェルネスツーリズム」です。知的好奇心をそそり、「学ぶ」「体験」「味わう」を兼ね備えた目的型、高付加価値型、長期滞在型のツーリズムを提供します。

特徴1.沖縄固有の資源+ストーリー性による新たな観光サービス
既存の観光プログラムの磨き上げにとどまらず、ブルーゾーン沖縄固有の資源がもつ潜在的な魅力や可能性に新たな付加価値を見出し、地域の真正(オーセンティック)が体験できるプログラムです。少人数のプログラムで、より深く体験でき、安心で安全なサービスを提供します。

特徴2.観光収入が地域に還元される内容・仕組みの提供
開発したプログラムの実施に伴う観光収入が地域に還元されるものとするため、地域資源を熟知した観光関連事業者と連携するとともに、参加者が地域固有の生産者、加工業者、文化芸能家、住民と直接関わることで地域の本質にふれ、学び、交流し、つながりが生み出されるものとします。

特徴3.SDGsの達成に波及・寄与する
本ツーリズムの特徴的な効果は、参加・体験することで直接SDGsの達成に寄与する仕組みを有することです。とりわけ、自然環境に熟慮されたプログラムの開発、地元で生産されたものを地元で消費する「地産地消」が果たす役割は大きいと考えます。こうした地産で地球環境の一部である体内環境を整える“インナーサスティナビリティ”の視点を醸成するプログラムです。アフターコロナの際には様々なSDGsの学びが得られる本ツアーに対する研修旅行やインバウンド需要等に応えられるサスティナブルツーリズムを目指します。
 
  • ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイ特別プログラム
体感し、学び、交流し、つながりが生まれるウェルネス・ステイ。今回は6泊7日/3泊4日のプログラムを開発し、モニターツアーを実施いたしました。6つのエリアでつながりに触れ、次世代ライフスタイルへの気付きとなる学びの旅を提供します。

Day1:地域とつながる
生涯現役ライフスタイルが長寿に寄与するブルーゾーンエビデンスを基に沖縄ワークライフバランス、“ウェルネス長寿”の知恵にふれる旅。荒川雅志教授によるブルーゾーン解説とともに、地域をめぐり長寿の秘密を紐解きます。


Day2:人とつながる
生涯現役をかかげ、目的意識をもって生活する人々の姿をとおし、生きがい、人生の極意を学ぶ旅。女性長寿日本一の地域に暮らす村をたずね、長寿にまつわる知恵を学びます。


Day3:自然とつながる
海は生命の誕生起源であり人類最古の医療の場でした。今回沖縄の海を健康ウェルネス資源として新しい利活用を図るメニューを開発しました。水の記憶にふれ、自然へと還るひとときを過ごす旅。


Day4:歴史文化とつながる
長寿と伝統文化の関係性を見出す新しい旅。世界に通用する沖縄空手の体験を通してその歴史的背景、手(ティ)にこめられた礼節、神髄を学びます。


Day5:精神性とつながる
琉球国土の創生はじまりの地を巡り、信仰・崇拝・歴史を通して森羅万象とのつながりを手にいれます。


Day6:食文化とつながる
琉球料理宮廷料理の実食を通して沖縄の食材と食文化の歴史にふれる旅。長寿にまつわる医食(薬食)同源思想、伝統島野菜と薬膳講座を実食体験と併せて開発しました。



▼本ツーリズム監修 琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野 荒川雅志氏より

ニューノーマル時代が到来し、ファーストからスローライフへ、グローバルからコミュニティ志向へ、テクノスキルから生きる力、ライフスキルへ。一人勝ちの社会から地域全員が幸福になる社会への転換が始まっています。
ブルーゾーン沖縄ウェルネス・スティは、“センテナリアン”(一世紀を生き抜いてきた100歳長寿者の意)の豊かな経験と知恵、自然、人、地域との“つながり”を大事にしてきた生き方に触れ、ポストコロナ時代に向けての「新しい働き方」「生き方」 のヒント、ビジネスに活かす答えが見つかる旅です。
この提案をモデルとして、沖縄はもはや観光の島から脱却し、日本、アジア、世界中の人々へ、新たな時代への“リジェネレーティブ”(再生と創造)価値を提供する島へと進化していくことを期待します。

国立大学法人琉球大学国際地域創造学部
ウェルネス研究分野 教授 荒川雅志氏 監修
荒川雅志『世界5大長寿地域「ブルーゾーン」に学ぶWithコロナ時代とウェルネス』
参照URL:https://health-tourism.skr.u-ryukyu.ac.jp/project/3486.html





▼本ツーリズム主幹企業:沖縄県内環境科学センター 岩村より

地球は、さまざまな環境問題に直面していると言われています。私たちの生活にも、挙げればきりがないほどの社会問題があります。しかし、科学技術による解決には限界があります。地球環境は、しなやかな強さ、はかり知れない自己調整能力や復元力を有しています。また地域には、ユイマール文化、脈々と引き継がれた生きる力がみなぎっています。沖縄の地域資源を守り育ててきた語り部を通じて、温故知新や原点回帰に触れる旅。ブルーゾーンの旅から、何かのヒントが見つかることを願っています。

 

一般財団法人 沖縄県環境科学センター
業務部長・SDGs事業実行班長 岩村俊平
<主な活動実績>
・沖縄県SDGs専門部会委員
・MICE開催におけるサステナビリティガイドライン作成委員会委員
・沖縄芸能感染症対策プロジェクト事務局
<メディア>
・民放SDGs特別番組でのSDGs解説者
・SDGsメディア【スペースシップ・アース】 インタビュー
https://spaceshipearth.jp/okikanka/

▼モニターツアー参加者の声
・深く沖縄を知り、ルーツを知ることで、食や生活習慣の中で何が幸せにつながるのか、人にとって何を大切にすることで人生が豊かになるか考えさせられました。芭蕉布のおばぁや海ぶどうの農家さんなど、働くことの喜びを感じられました。(30代/女性)
・地元の関係者の方々のブルーゾーンに対する理解、共感、期待が感じられました。(70代/男性)
・専門的な知識と経験をもった方々が催す体験、琉球料理伝承人の先生のお話、ブルーゾーンスペシャルランチ、すべてよかった。
 
  • ウェルネス長寿の秘訣を巡る旅 世界5大長寿地域「ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイ」
「青とつながる」
生活の中にある“青”を見つめる
美しい海、広がる空、大いなる
自然、空気、植物、
そして、地域の文化、生活、
つながる人々
五感を通して“オキナワ”とつながる
そこは人生における本来の自分の還るべき場所
次世代のライフスタイル
“青”とつながる



▼ブルーゾーン沖縄ウェルネス・ステイについて
Webサイト
https://wellness-tourism-okinawa.jp/

▼本プレスリリースに関するお問い合わせ先
【ウェルネス沖縄ブルーゾーンツアー事業事務局】
一般財団法人沖縄県環境科学センター
業務部/総合環境研究所/SDGs事業実行班 岩村
〒901-2111 沖縄県浦添市字経塚720番地
TEL:098-875-1941
E-mail:s.iwamura@okikanka.or.jp
Webサイト
http://www.okikanka.or.jp/
 

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沖縄県浦添市本社・支社
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一般財団法人沖縄県環境科学センター

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URL
https://www.okikanka.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
沖縄県浦添市経塚720番地
電話番号
098-875-1941
代表者名
諸喜田 茂充
上場
未上場
資本金
-
設立
1981年12月
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