重要文化財の京町家「杉本家住宅」。建物全体の大修理のためクラウドファンディングプロジェクトを開始。650万円を目標に10月28日(金)まで支援募集。
重要文化財の京町家を後世へ!築152年目の杉本家住宅を修理にご支援を!
公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会(所在地:京都府京都市/代表理事 杉本 千代子)は、築152年の重要文化財の京町家「杉本家住宅」の老朽化や異常気象による建物全体の大修理のためクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、「重要文化財の京町家を後世へ!築152年の杉本家住宅の修復にご支援を」を開始いたします。9月1日(木)午前10時から
10月28日(金)23時まで、第一目標金額650万円、最終目標金額1,000万円を掲げ、支援金を募集いたします。
(プロジェクトページURL:https://readyfor.jp/projects/sugimotoke2022)
10月28日(金)23時まで、第一目標金額650万円、最終目標金額1,000万円を掲げ、支援金を募集いたします。
(プロジェクトページURL:https://readyfor.jp/projects/sugimotoke2022)
●杉本家住宅とは
杉本家は、江戸期寛保3 年(1743)創業の呉服商で、佐原(千葉県香取市)や佐倉(同佐倉市)に出店を構えて京呉服を商った大店。京本店として機能した杉本家住宅は、四条烏丸の南西、綾小路通りに面し、間口約30m、奥行き約50mの敷地を占める大規模京町家で、民家として京都市内唯一の重要文化財。主屋は元治元年(1864)の蛤御門の変の大火で消失後、明治3 年(1870)に再建されて、現在築152年です。平成22年(2010)に国の重要文化財に、平成23年(2011 に杉本家住宅庭園(杉本氏庭園) が国の名勝に指定されました。
●待ったなしで修理が必要な状況について
平成4年(1992)に財団法人奈良屋記念杉本家保存会が設立されて以来、毎年約800 軒もの京町家が姿を消していく中、京都の町衆文化や自然と共生する佳き生活文化を守り伝えつつ住宅の維持管理に努めてきました。
しかし、棟上げから152年を経て、建物の老朽化が著しく進み、大修理が不可避となりました。今回の工事は、大屋根を主とした建物全体の瓦15000枚すべての葺き替え、屋根構造部の修理、高塀の修理、耐震補強工事など、令和4年度、5年度の2年度2期に渡る建物全体の大修理で総工費は2 億円。新型コロナウイルス感染拡大で、施設の公開事業もままならず、令和2年度、3年度は収益が90%も減少し、国庫補助を見込みつつも、工事費用約1500万円が不足している状況です。今回のクラウドファンディングでは、1期の工事費用の不足分を募金。支援金は杉本家住宅の修繕・補強に充当します。
●クラウドファンディングのリターンについて
寄付者の芳名は芳名録で重要文化財の土蔵に永年保存され、リターンとして、入館チケット、工事完了後のお披露目会への招待などをご用意しています。リターン品は、新瓦と瓦の下に葺く杉板のセット、古瓦・古材の杮葺き板といった杉本家住宅ならではの貴重な古建材、また、老舗の和菓子、日本茶、日本酒の美味品々など、京町衆の歴史と文化を体感できるユニークなものばかりです。寄附金控除となるコースもございます。
◾クラウドファンディングプロジェクト概要
・プロジェクトタイトル:「重要文化財の京町家を後世へ!築152年の杉本家住宅の修復にご支援を」
・ページURL:https://readyfor.jp/projects/sugimotoke2022
・実行者 :公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会事務局長 杉本節子
・第一目標金額:650万円 ・最終目標金額:1,000万円
・形式 :通常型 兼 寄附金控除型:All or Nothing形式
※All or Nothing形式は、期間内に集まった支援総額が目標金額に到達した場合にのみ、実行者が支援金を受け取れる仕組みです。
・公開期間:2022年9月1日(木)10時〜 10月28日(金)23時 ・資金使途:杉本家住宅の修繕・補強
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