愛知県瀬戸市の商店街、ツクリテが気軽にチャレンジできるまちづくり拠点「瀬戸くらし研究所」プロジェクト始動
拠点コンセプトは私の妄想発酵、街の賑い醸造
建築と不動産の専門性を活かし、地域づくりを手がける株式会社きんつぎ(本社:愛知県瀬戸市、以下きんつぎ)が挑戦する商店街のビル再生プロジェクトが始動します。半世紀以上、地域の人に愛された洋装店が、ツクリテがチャレンジできるまちづくり拠点「瀬戸くらし研究所」(以下くらし研究所)へと生まれ変わります。くらし研究所始動に伴い、2022年9月9日(金)からクラウドファンディングを開始いたしました。
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/611873
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/611873
- 取り組みの背景
全国の商店街で「空き店舗率」は上昇を続けています。高齢化・人口不足の課題に加え、新規出店を試みても地域の特徴との乖離や、ニーズの変化の影響を受け、持続性に欠けてしまう事例なども見られます。
空き店舗、ひいては空き家の増加は瀬戸市でも例外ではありません。くらし研究所ができる「せと末広町商店街」も全77店舗中、25店舗が空き店舗となっています。
・商店街への新規出店のハードル
昨今の瀬戸市の商店街は、ノスタルジックな雰囲気や、商店街ならではの人の暖かさの魅力が再認識され、出店希望の問合せが増えています。しかし、昭和初期から続く商店街の建物は、老朽化が激しいものが多く、新規出店には多額の改修費用が必要となります。さらに、駅から徒歩5分以上あるため、新規出店した場合の集客への課題も見られます。
- 瀬戸くらし研究所の特徴
具体的な機能としては、下記の3つがあります。
1)観光で訪れた方が気軽に寄り、まちの情報を集められる
2)陶芸・アート・飲食などの“ツクリテ”の方が発表出来る
3)地域の方の日常を楽しくする体験型商店街
元洋装店であった店舗は、オーダーメイドの服を作れる憧れの場所だったという話を聞きました。愛されていた場所が改めて開き、日常的に楽しめる場に生まれ変わります。
元洋装店で地元の方から当時のお話をうかがう様子
・ツクリテがチャレンジしやすい仕組み
くらし研究所では、先述した新規出店のハードルを下げる取り組みとしてに、小さな飲食ブースを3つ設け、客席を共有することで、出店費用を抑えられる仕組みをつくります。さらに、くらし研究所、多用途の複合拠点となっていることでの集客の利点や、様々な客層が来場することでテストマーケティングを行うこともできます。また、将来的に商店街に出店する際は、併設のシェア工房(DIY工房)を使い、ある程度の工事を店主自身ができる環境を整えることで、商店街への出店の際も工事費を抑えることができるようになります。
商店街から見る瀬戸くらし研究所のイメージ セトモノを活かした外観となる予定
- 商店街への想い
- 建物概要
【オープン日 】2023年2月予定
【用途】飲食ブース、シェアキッチン、コワーキングスペース、シェアキッチン工房、ギャラリー
【住所 】愛知県瀬戸市末広町 2-22 (末広町商店街内 旧ヴィーナス)
- 今後の展開
きんつぎが目指しているのは、“地域の豊かな暮らしが持続するための仕組みを創る”こと。残したい街並みや建物は全国にいくつもありますが、建物の価値・経済的な価値だけでは残していくことができません。不動産と設計の専門性を活かし、ひとつの建物の話ではなく、人が訪れたくなる地域を創っていきます。
・持続可能な窯業に向けての取り組み
瀬戸くらし研究所をはじめ、瀬戸の地域が持続する仕組みの創造に向けて、また、持続可能な窯業を目指し、陶器廃棄物再利用ワークショップを2022年10月に開催予定です。
・クラウドファンディング
瀬戸の場所をつくる、地域の場所をつくることに興味のあるみなさんと共に、この場所をつくっていきたいという想いから、クラウドファンディングに挑戦中です。 https://camp-fire.jp/projects/view/611873
- きんつぎについて
会社概要
商号 :株式会社きんつぎ
代表者 :代表取締役 野々垣賢人
所在地 :〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町111-80
設立 :2021年5月
事業内容 :建築物に関する企画・設計及び監理、不動産コンサルティング
資本金 :100万円
URL :kintsugi.co.jp
- 本件に関するお問い合わせ先
担当者名:野々垣賢人
TEL:0561-50-2636
Mobile phone:080-5132-3140
Email:nonogaki@kintsugi.co.jp
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