東京大学名誉教授 榊 佳之 氏登壇「ヒトゲノム解読とその後の大展開~私達に与えたインパクト~」セミナー開催
ヒトゲノム解読は私達に何をもたらしたか:私達のルーツ、ゲノム医学・医療の大展開からゲノム編集・改変の時代へ。22年10月21日19時〜ライブ配信
【セミナー申込ページ】https://bit.ly/3TWiCkH
ヒトゲノム解読は私達に何をもたらしたか:私達のルーツ、ゲノム医学・医療の大展開からゲノム編集・改変の時代へ
ゲノムは生命の基本設計図とされていますが、その複雑な生命の仕組みを解明する第一歩として、1990年にヒトゲノムDNAの全配列を決定する「ヒトゲノム計画」が開始されました。
この「ヒトゲノム計画」は、2003年に解読が終了し、6ヵ国の首脳と研究代表者は共同で解読完了を宣言しています。その後、これらの情報をもとに、様々な研究とその成果があらゆる分野で展開されています。
本セミナーでは、このヒトゲノム解読の国際プロジェクトを日本のリーダーとして推進された榊 佳之先生をお招きし、ヒトゲノムの全配列決定に至るプロセスと成果、ゲノム時代の今とこれからについて、榊先生のご経験を交えてご紹介いただきます。
このヒトゲノム計画が、社会や私達の生活へどのようなインパクトをもたらしたか、その実例を挙げてご紹介いただくと共に、新しい研究領域での展開や課題についてもわかりやすくお話しいただきます。
近年、遺伝子・ゲノムなどの言葉が身近になりつつありますが、今一度、私達にとってゲノム情報とはどのような存在なのか、今後どのような期待が寄せられるのかについて、理解を深める機会としていただけますと幸いです。
【講師】東京大学名誉教授 榊 佳之(さかき よしゆき)
<略歴>
- 1966年に東京大学理学部生物化学科卒業。
- 1971年に同大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。
- カリフォルニア大学ウイルス研究所研究員、三菱化成生命科学研究所副主任研究員を経て、九州大学医学部で生化学教室講師から附属遺伝情報実験施設助教授を経て教授となる。
- 1992年に東京大学医科学研究所教授、ヒトゲノム解析センター長を兼任後、理化学研究所ゲノム科学総合研究センタープロジェクトリーダーも兼任し、国際ヒトゲノム計画の日本代表として21番染色体、11番染色体、18番染色体の解読を進めた。
- 2004年東京大学退官後、理化学研究所ゲノム科学総合研究センターセンター長、ヒトゲノム国際機構(HUGO)会長、豊橋技術科学大学学長を務める。
- また、AMED「東北メディカル・メガバンク計画」のプログラムスーパーバイザー(PS)を務める(本年3月まで)。
- 東京大学名誉教授、九州大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員。平成25年度文化功労者顕彰。
【講演項目(予定)】
- ヒトゲノム解読への長い道のり
- 私達のルーツを探る
- ゲノム医学・医療の大展開:「がん」を中心に
- ゲノムだけでは決まらない:ゲノムと環境の関わり
- ゲノム編集技術の登場:ゲノム改変への期待と不安
【日 時】2022年10月21日(金)19:00~20:15(予定)
※Zoomによるオンラインセミナー(ライブ配信)
【対象】18歳以上
※18歳未満でもご参加は可能ですが、お申し込みは保護者の方よりお願いいたします。
【参加費】無料
【申込方法】本URL(https://bit.ly/3TWiCkH)より、必要事項をご記入の上、お申し込みください。
- オンラインセミナーのため、定員はございません。お申し込みをもって参加確定とさせていただきます。
- お申し込み者数が500名を超える場合は先着順にライブ配信URLをご案内させていただき、501番以降の方にはYouTubeでの同時配信URL(閲覧専用)をご案内させていただきます。
- YouTubeの場合、質疑応答にはご参加いただけませんので、予めご了承ください。
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