養殖生産管理サービスの開発を進める「Aquacraft株式会社」がコーポレートロゴ・サービスロゴを公開
2022年7月に新規法人設立
この度、Aquacraft株式会社(東京都東大和市、代表取締役:加地誠)は、魚類養殖の生産・経営データを可視化し、意思決定をサポートするサービスを展開していくべく、コーポレートロゴおよびサービスロゴを公開いたしました。次の時代を見据えた新しい価値やソリューションの提供に向けて今後歩みを進めてまいります。
◆ビジョンとミッション
日本の豊かな水産資源と魚食文化を未来に残し続けるために、「おいしい魚が食卓に並ぶ『当たり前』の日々を次の世代につなぐ」というビジョンを掲げています。ミッションは「養殖5.0の社会実装」です。魚類養殖の歴史は紀元前11世紀に遡ります。人類は魚や養殖方法と向き合い、改善を重ねてきました。今後はデータ経営による意思決定の迅速化、生産性改善を図る「養殖5.0」の時代にパラダイムが変わっていくと私達は考えています。
単なる機械化や省力化に留まらず、新しい価値やソリューションの提供を通じて、未来の養殖業の新しい形そのものを生産者の皆様とともに創造していきたいと考えています。データや最新のテクノロジーの力を最大限に活用しつつ、得られた知見をひとりひとりの生産者に還元し、生産者を縁の下から支えます。
◆コーポレートロゴ
魚と食卓をモチーフに、「おいしい魚が食卓に並ぶ『当たり前』の日々を次の世代につなぐ」という当社のビジョンを表現しました。
◆サービス:次世代型タブレット養殖管理システム 「uwotech」
uwotech(ウオテック)は、次世代型のタブレット養殖管理システムです。給餌・へい死・投薬・ワクチン接種・出荷等の作業データの記録・保管方法を従来の紙やExcelからタブレットに代替。養殖ならではの生簀の分養・統合・移動作業も簡単に記録できるようになります。
給餌コストやへい死数のみならず、種苗ごとの成長曲線・増肉係数・増肉コストまで自動で計算・グラフ化されるため、生産者は客観的なデータに基づき、自信をもって日々の意思決定を行うことができます。無駄な給餌を削減することで、豊かな海洋環境の保全と生産者のコスト削減を実現します。
◆サービスロゴ
サービスの頭文字である「u」をモチーフにしたデザインとなっています。鮮度の良いおいしい魚を食卓に届けるサポートをしたいという想いから、魚が元気に跳ねている様子を表現しています。ロゴ右上の三角形は魚の尾びれを象徴すると同時に、給餌やへい死などの日常的な業務データを分析・活用するデータフィルターの象徴でもあります。データを利活用することで、ブリやマダイなどの養殖現場の日々の意思決定を支えるという決意を込めたロゴとなっています。
◆サービス開発・法人設立の背景
1990年代から各国の旺盛なたんぱく質需要を背景に、低・未利用状態にある世界の水産資源は減少を続けてきました。
このような中、アジア・オセアニア圏で活発な水産物需要を支えているのが養殖であり、持続可能な水産資源の利活用の観点からも近年注目が集まるようになりました。養殖の生産量が世界で急拡大を続けている一方で、日本においては養殖の生産量がなかなか伸びず、世界のわずか0.8%のみとなっています。
養殖は日本の水産業においても、今後成長が期待される分野のひとつですが、成長の鍵を握るのが「生産管理」です。ブリやマダイのような魚の給餌養殖においては特に餌にかかるコストが高いため、効果的・効率的な飼育が求められます。
そのような背景のもと、生産者が養殖経営の生産性向上とコスト削減を実現できるよう、魚の養殖データをわかりやすく可視化することを目指しています。
◆Aquacraft株式会社 会社概要
社名:Aquacraft株式会社
代表者:代表取締役 加地 誠
本社:東京都東大和市立野1‐18‐16にしきビル203
設立:2022年7月15日
資本金:250万円
事業内容:
- 水産養殖事業者向けのデータ分析・管理サービスの開発・提供
- 生鮮食品、保存食品及び加工食品を扱うECの企画・開発・運営
- 前各号に付帯関連する一切の事業
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