有田焼の伝統技法を絵画に用いた唯一無二の芸術・陶彩画(とうさいが)を描く 草場一壽(くさばかずひさ) 2022年12月10日(土)より「草場一壽 陶彩画新作展 東京」を開催

★約30年間描き続けてきた“龍”をモチーフとした作品をはじめ、新作2点を公開★大阪でも多くの来場者を魅了したインドの女神『ラクシュミー』を東京初公開

有限会社草場一壽工房

有限会社草場一壽工房(所在地:佐賀県武雄市、代表者:草場 一壽)は、2022年12月10日(土)から12月18日(日)までの期間、日比谷OKUROJIにて「草場一壽 陶彩画新作展 東京」を開催いたします。

この度、有田焼の伝統技法を絵画に用いた唯一無二の芸術”陶彩画”を描く草場一壽は、約1年ぶりに東京にて個展(陶彩画展)を開くこととなりました。数ある作品の中でも、およそ30年もの間描き続けてきた、“龍”をモチーフとする新作『はじまり』のほか、草場一壽の神話シリーズ最後の大作となる新作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』〔くにとこたちのみこと(きんりゅう)またのなをにぎはやひ うしとらのこんじん〕、本陶彩画展に先駆けて大阪で開催した個展で来場者を魅了した新作『豊穣の女神 ラクシュミー』をお披露目いたします。

作家の永遠のテーマは “いのちの輝き”。
草場が描く「いのち」とは、生きとし生けるものの命そのものや、その繋がり、存在することの喜びであり、「本当の豊かさ」を見つめ直す問いかけでもあります。そんな“いのちの輝き”を表現した、艶感と立体感をもち、眩い輝きを放つ陶彩画。 原画70点と複製画も含めて約100点を展示し、心が揺れ動く陶彩画の新たな魅力を発見する機会をご提供いたします。
 
  • 作家・草場一壽(くさば かずひさ) コメント
今回の東京での陶彩画展では、私の作品の神話シリーズ最後の大作となる、『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』を初お披露目いたします。

日本の神話を描き始めたのは、神そのものを描きたかったからではなく、やはり私の作家としてのテーマである「いのち」を元に、いのちを循環させている大きな意志、人によっては大自然や神と呼ぶかもしれない存在を前にした時に、人が感じるであろう畏敬の念や安心感を抱いてもらえる作品を作り出したかったからです。また今回、一般的に封印されたとされる「国常立命」という神を
艮の金神(恐れ封印された存在)として描くことで、現代社会に生きる私たちが見過ごしてしまいがちな、「当たり前と思っている物事の本質」を見つめ直し、コロナ禍後に目指す未来を考えられたらと願っています。

作品は作者の手を離れたら、見てくださる方のものになります。
見てくださる方の心に届くものがあれば作者としてこの上ない喜びです。是非、原画を間近でご覧くださいませ。
 
  • 開催概要
展示会名:「草場一壽 陶彩画新作展 東京」
会期      :2022年12月10日(土)~12月18日(日)
会場  :日比谷OKUROJI(〒100-0011東京都千代田区内幸町一丁目7番1号)
               ※日比谷OKUROJIへのアセス詳細については、下記URLをご覧ください。
                   https://www.jrtk.jp/hibiya-okuroji/
開館時間:10時~18時
入場料 :無料
URL  :https://kusaba-kazuhisa.com/post-event/7211/
 
  • 陶彩画について
有田焼の故郷・佐賀に生まれた草場が「いのちの輝き」を表現するために、着想以来苦節30年、たゆまぬ研究と試行錯誤の末に実現した焼き物の絵画。絵付けと窯入を十回以上繰り返す”陶彩画”は、唯一無二の芸術作品です。
他の焼き物や絵画にはない立体感と艶感を持つ陶彩画は、主に “龍” “神話” “菩薩”などをモチーフに、奇跡の輝きを持つ絵画と呼ばれています。

《陶彩画ができるまで:制作工程イメージ》

 
  • 本陶彩画展の見どころ・作品に込めた願い
■約30年間描き続ける“龍”をモチーフとした作品や今年発表した新作を展示
草場は陶彩画家として窯を持ち始めた頃より、龍作品を多く制作してきました。森羅万象のエネルギーそのものの象徴として、龍を約30年もの間描き続けています。
今回の陶彩画展でも、龍をモチーフとした新作として『はじまり』、東京で初公開となる『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』他、11月に大阪で開催した陶彩画展にて来場者から好評を博した新作『豊穣の女神 ラクシュミー』の3作品をお披露目いたします。

◆龍の新作『はじまり』

作品名:『はじまり』
サイズ:1200mm×600mm
龍の最新作『はじまり』は、「これからの未来が思いやりのある世界であるように」という願いで制作された作品です。青を基調とした意図は、青という色が精神の色を表していることに由来します。水面を心の膜とし、そこから飛び出しもう一段階高い精神の世界へ行く様が描かれています。
「静から動へ」、多くの人が精神性を上げることが、多くを想いやる気持ちへ繋がり、より良い社会になればという願いを込められています。

◆神話シリーズ最後の作品となる、新作『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』

作品名:『国常立命(金龍)またの名をニギハヤヒ 艮の金神』
            〔くにとこたちのみこと(きんりゅう)またのなをにぎはやひ うしとらのこんじん〕

サイズ:530mm×900mm
龍作品とともに制作を続けてきた日本神話シリーズ。本作は、草場の神話シリーズを締めくくる作品です。
国常立命(クニトコタチノミコト)は、天地開闢の際に出現した最初の神々のうちの一柱です。一般的に国常立命は、歴史の中から消され、長らく祟り神とされてきた古い神とされています。
この作品に作家が込めた想いは“和解“。これまでの不都合なものを封印することで綺麗なストーリーを形作っていた過去をしめくくり、新しい未来への「物語」を紡いでいくための自分や他者との“和解“。自分自身が囚われていた思い込みをリセットする=封印を解き和解をすれば、忘れていた美しいものと再び出逢い、新しい生き方が始まります。その門出への祝福を込めて、草場の陶彩画神話シリーズの終幕、薄闇の中に光を帯びて浮かび上がる雄々しい国常立命を初お披露目いたします

◆国常立命(=ニギハヤヒ)の妻ともいわれる女神「瀬織津姫」を同時展示

作品名:『瀬織津姫』(せおりつひめ)
サイズ:730 mm × 533 mm 
龍神・水の神…、封印された女神。
日本書紀や古事記などの歴史書には何一つ出て来ないがゆえに、さまざまな異名を持つ謎多き女神「瀬織津姫」。時代の流れとともに、その時々の権力者が自身を神格化するために表舞台から存在自体を消されたり、名前を変えられているとも言われています。瀬織津姫は日本書記の原書とされている『ホツマツタエ』には登場しており、作家は「縄文より人々が抱いた自然界の万物に対する畏敬や畏怖の念が託された女神なのではないか」と考え、陶彩画にこの女神を映し出しました。夫婦という一説もある国常立命=ニギハヤヒと初の同時展示となります。

◆11月の大阪陶彩画展でも好評を博した、インドの女神「ラクシュミー」

作品名:『豊穣の女神 ラクシュミー』
サイズ:800mm×650mm
美・富・豊穣、そして幸運を司るインドの女神を描いた作品『豊穣の女神 ラクシュミー』。インドでは豊かさをもたらす神として金銀財宝が散りばめられた構図が多く用いられますが、作家は敢えて「金銀財宝」に代わり「種子」が溢れる様を描きました。
豊かさの本質とは何か。ほんの一粒のタネでも、多くの実りを生み出し、明日へ繋いでくことこそが、どの時代においても盤石な豊かさの象徴ではないか…。タネを蒔くことは希望を蒔くこと、即物的な「富」の希求に慣れすぎた現在の私たちに、何より必要な姿ではないか…。そんな問いかけを持つこの作品は、日印国交70周年を慶び、「いのち」に満ちたインド・豊かな文化の故郷への憧憬と感謝を込めて制作されています。
 
  • 草場一壽 プロフィール
<草場一壽 Kazuhisa Kusaba (陶彩画家 絵本作家 空間プロデューサー 映画監督)>

1960年佐賀県生まれ。1990年、これまでの有田焼の常識では考えられない色彩の表現に成功。絵付けと窒入を十回以上繰返して色彩を表現する陶彩画の技法を確立する。同年、佐賀県武雄市山内町に「工房」を開き、陶彩画の創作活動を始める。陶彩画制作の傍ら、保育園での絵画教室の経験をともに2004年に制作した絵本「いのちのまつり」を出版。絵本としては異例の売り上げを記録し、シリーズで5冊上梓。小学校道徳の教科書に採用される。日本映画界においても陶彩画を美術協力として提供。佐賀県武雄市に自身のギャラリーを持つ他、毎年全国数か所にて陶彩画展(個展)を開催している。
 
  • 有限会社草場一壽工房について
会社名: 有限会社草場一壽工房
所在地: 〒849-2302 佐賀県武雄市山内町鳥海10088-2
代表者: 草場 一壽
設立 : 2003年1月
URL : https://kusaba-kazuhisa.com/

 

 








 

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会社概要

有限会社草場一壽工房

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URL
https://kusaba-kazuhisa.com/company/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
佐賀県武雄市山内大字鳥海10088番地2
電話番号
0954-45-3450
代表者名
草場一寿
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2003年01月