【製造業が直面している、「研究開発の重要課題」】約6割が「研究開発者の人員不足」に課題感 55.6%が外部支援を受けた経験あり
〜研究開発も「費用帯効果や時間帯効果」や「時間短縮」を求められる時代に〜
ニイガタ株式会社(本社: 神奈川県横浜市、代表者:渡辺 学) は、決裁権を持つ製造業の研究開発者108名に、企業の研究開発の課題に関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2023年2月14日〜同年2月15日
有効回答:決裁権を持つ製造業の研究開発者108名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「ニイガタ株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://ni-gata.co.jp/
- 研究開発を行う上で近年求められていること、「研究開発における費用対効果や時間対効果」が62.0%で最多
・研究開発における費用対効果や時間対効果:62.0%
・研究開発成果達成までの期間短縮:56.5%
・SDGs/ESGへ対応すること:38.9%
・新規事業開発に貢献すること:36.1%
・変化する顧客ニーズを的確に捉えること:34.3%
・社内のDX推進に貢献すること:31.5%
・マーケティング部門など他部門と密に連動すること:23.1%
・働き方改革に対応すること:20.4%
・その他:0.9%
・特にない:0.9%
・わからない/答えられない:0.9%
- 研究開発における課題、「研究開発者の人員不足」が65.7%で最多
・研究開発者の人員不足:65.7%
・研究開発期間が短い:46.3%
・研究開発費用の不足:41.7%
・顧客ニーズを汲み取れない:25.9%
・研究開発に必要な機器などの調達が難しい:23.1%
・研究開発テーマの設定が困難:22.2%
・研究場所の不足:16.7%
・実験装置の製作に時間がかかる:13.0%
・オープンイノベーションの推進が困難:10.2%
・マーケティング部門など他部門との連動が困難:9.3%
・その他:3.7%
・特にない:1.9%
・わからない/答えられない:0.0%
- 研究開発における課題、「手戻りによる開発期間の遅れ」や「目標設定が曖昧」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・58歳:手戻りによる開発期間の遅れ。
・42歳:目標設定が曖昧。
・43歳:スケジュールの予測が当たらない。
・56歳:中堅層の入れ替わりが激しい。
・52歳:研究設備の不足。
・35歳:マーケティングの不足。
・58歳:時代の変化に対する即応性。
- 参加しているプロジェクトの研究開発予算、約3割が「500万~3000万未満」
・100万未満:6.4%
・100万~500万未満:13.0%
・500万~1000万未満:14.8%
・1000万~3000万未満:15.7%
・3000万~5000万未満:11.1%
・5000万~1億円未満:6.5%
・1億円~5億円未満:6.5%
・5億円以上:1.9%
・わからない/答えられない:24.1%
- 約6割が、自社の研究開発において、外部から支援をうけた経験あり
・1回~5回未満:25.0%
・5回~10回未満:7.4%
・10回~15回未満:6.5%
・15回~20回未満:7.4%
・20回~25回未満:2.8%
・25回~30回未満:1.9%
・30回以上:4.6%
・一度も支援を受けたことがない:23.1%
・わからない/答えられない:21.3%
- 外部から支援を受ける上での課題、約4割が「予算が足りない」と回答
・予算が足りない:38.3%
・情報漏洩のリスクが生じる:36.7%
・自社に合った外注先が見つからない:36.7%
・経営層の許可が降りない:33.3%
・研究開発のノウハウが社内に蓄積されない:31.7%
・増員や担当者の変更がしづらい:28.3%
・必要性を感じた経験がない:6.7%
・その他:3.3%
・特にない:5.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- これまでに受けた支援について、「研究開発に必要な機器などの調達」が50.0%で最多
・研究開発に必要な機器などの調達:50.0%
・実験用器具・装置の製作:46.7%
・研究開発テーマの設計:38.3%
・実験・試験実行のサポート:36.7%
・解析・シミュレーションのサポート:30.0%
・概要図の作成:16.7%
・その他:3.3%
・わからない/答えられない:0.0%
- 自社の研究開発において、特に時間がかかっている外部との連携は、「研究用器具・装置の設計・製作」が34.3%で最多
・研究用器具・装置の設計・製作:34.3%
・評価・検証結果の報告書:31.5%
・実験・試験の代行:27.8%
・必要な器具の特注・調達:26.9%
・解析・シミュレーションの補助:20.4%
・実験・試験の評価補助:17.6%
・その他:2.8%
・特にない:16.7%
・わからない/答えられない:7.4%
- 40.0%が、自社の研究開発において、外部からの支援は「必要」と回答
・非常にそう思う:16.0%
・ややそう思う:24.0%
・あまりそう思わない:44.0%
・全くそう思わない:8.0%
・わからない/答えられない:8.0%
- 外部から支援を受ける上での課題、「予算が足りない」が60.0%で最多
・予算が足りない:60.0%
・研究開発のノウハウが社内に蓄積されない:50.0%
・情報漏洩のリスクが生じる:50.0%
・経営層の許可が降りない:40.0%
・増員や担当者の変更がしづらい:20.0%
・自社に合った外注先が見つからない:10.0%
・必要性を感じた経験がない:0.0%
・その他:0.0%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- まとめ
研究開発者の多くが、研究開発を行う上で、「研究開発における費用対効果や時間対効果」や「研究開発成果達成までの期間短縮」といったことを近年特に求められていると感じていることがわかりました。そんな中、研究開発における課題として、「研究開発者の人材不足」や「研究開発期間が短い」などの声があがりました。また、自社の研究開発において、これまでに「研究開発に必要な機器などの調達」といった外部からの支援を受けた経験がある研究開発者は多く、その際の「予算が足りない」といった課題があることがわかりました。
研究開発を行う上で、費用対効果や期間短縮を求められている現在。これからの自社の研究開発には、課題となっている「予算内」での対応可能な外部支援を使うことが、研究開発の発展につながっていくのではないでしょうか。
- 日本の研究開発をもっと自由に ニイガタ株式会社
お客様が研究開発に専念でき成果を上げられる環境をご提供することが重要な使命であると考えています。
積み上げてきた技術を駆使し、発想力と創意工夫で設計・実験・モノづくりまで、想像を超えた提案とスピードで研究開発をサポートいたします。(https://ni-gata.co.jp/)
- 会社概要
代表者 :渡辺 学
所在地 :〒230-0071 神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-12-5 (本社)
事業内容:研究開発サービス業(R&Dサポート)
研究開発支援/透明可視化支援/電池開発支援
器具・治具・装置の設計・製作
URL :https://ni-gata.co.jp/
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