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特定非営利活動法人プライドハウス東京
会社概要

LGBTQ+当事者とアライをサポートするプライドハウス東京が、新体制を発表!4月1日にNPO法人プライドハウス東京を設立。3人の共同代表と次のステージへ。

持続可能なLGBTQ+当事者の居場所づくりのために、代表交代応援クラウドファンディングを実施中!

特定非営利活動法人プライドハウス東京

任意団体「プライドハウス東京」コンソーシアム(事務局:認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ)は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以降、東京2020大会)を契機として、2018年にスタートしました。設立以来、誰も排除しないLGBTQ+インクルーシブな社会の実現に向けて、NPO、専門家、企業、大使館などがセクターを超えて連携し、LGBTQ+に関する幅広い取り組みを進めてきました。
2020年には東京2020大会のレガシーとして、日本初のLGBTQ+の大型常設センターである「プライドハウス東京レガシー」を10月11日の国際カミングアウトデーに設立。これまで延べ7500人のLGBTQ+当事者の方やアライの方が新宿御苑前のプライドハウス東京レガシーに立ち寄っていただきました。
本日、2023年4月1日、プライドハウス東京は、LGBTQ+当事者とアライのための居場所の提供と、多様なステークホルダーとコレクティブインパクトで社会に変革をもたらす取り組みを持続可能にしていくために、新体制として次のステージに進むこととなりました。
3月1日~4月30日まで、代表交代応援クラウドファンディングを実施しています!応援よろしくお願いします!

https://syncable.biz/campaign/4292
 
  • プライドハウス東京新体制

新体制①:NPO法人プライドハウス東京の設立

これまで、プライドハウス東京は認定NPO法人グッド・エイジング・エールズが事務局団体となり、多様なステークホルダーと様々な活動を行ってきました。2023年4月1日からはNPO法人プライドハウス東京がプライドハウス東京コンソーシアムの事務局と、プライドハウス東京レガシーの運営を担います。LGBTQ+当事者でも誰でも、自分らしく安全・安心して過ごすことのできる居場所の維持と、アライも含めた多様なステークホルダーとのコレクティブインパクトによる社会変革をこれからも強化していきます。

【法人概要】
名前:NPO法人プライドハウス東京
住所:東京都新宿区新宿1-2-9 JF新宿御苑ビル2階
代表:五十嵐ゆり、小野アンリ、野口亜弥

新体制②:プライドハウス東京代表が交代
プライドハウス東京は、立ち上げからこれまでの4年間、松中権(認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表)がプライドハウス東京の代表を務めてきました。2023年4月1日からは3人の共同代表体制に変更となります。共同代表は五十嵐ゆり(NPO法人Rainbow Soup理事長)、小野アンリ(任意団体Proud Futures共同代表)、野口亜弥(一般社団法人S.C.P. Japan代表)の3名です。LGBTQ+の当事者が向き合う課題は決して1代で解決できる問題ではありません。設立代表の想いを引継ぎ、次の世代にしっかりと知見やネットワークも含めてバトンを渡していきます。
 

  • 代表陣メッセージ
初代代表:松中権
「日本にも常設のLGBTQ+センターがあったらいいな」私自身が、そう強く思うようになったきっかけは、2013年夏に、アメリカ国務省によるInternational Visitor Leadership Programという3週間のプログラムに参加した時でした。

アメリカの大小の都市に、どんな性のあり方であっても、誰でも、いつでも安心して訪れることのできる居場所がありました。その空間に入った瞬間の言葉にはできない、やさしく包み込まれたような存在自体の肯定感に近い感覚、スタッフの皆さんの「あなたは一人ではないよ」という孤独感を和らげてくれる眼差しを、今でも忘れることはできません。特にアメリカでも非常に保守的な町とされる、オクラホマ州のタルサのセンターは、公的な支援や企業協賛もなく、市民セクターのみで立ち上げ、運営しているとお聞きし、とても勇気をもらいました。

コミュニティの様々な世代の方々からも、同じような経験をしたことがある、日本にもいつかつくりたい、という声をたくさん聞いてきました。多くの方々が、希望を感じてきた存在だったのだと思います。
2020年春に新型コロナウイルス感染拡大のなかで、LGBTQ+のユースが置かれた危機的な状況を受け、本来なら、東京2020競技大会のレガシーとして実現を目指していた常設センターを、10月11日、前倒しして立ち上げたのが、「プライドハウス東京レガシー」です。物件探しはもちろん、古いテナントの壁紙剥がしやペンキ塗り、レイアウト検討や運営方針とマニュアルづくり、ユース支援者の養成講座やスタッフ研修、コミュニティアーカイブづくりなどなど、まさに、みんなでつくりあげた居場所です。そして、たくさんのご支援をいただきました。
開設以来、のべ7500人の方々にご利用いただき、いろいろな相談支援には1000人をこえる方々にアクセスいただきました。日本全国のNPO・専門家・企業・自治体・教育機関・大使館・国際機関などのみなさんとともに、多様なイベントやプロジェクトを立ち上げ、継続してきました。改めて、この場をお借りして、御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

いま、プライドハウス東京レガシーは、「こんな場所があったらいいな」から、「この場所がずっとあったらいいな」「この場所がこんな風により良くなったらいいな」と思っていただける居場所となれるように、プロジェクトとして次のフェーズに進もうとしています。関わってくださっている方々のたくさんの思いを、次の世代、次の時代へとバトンを渡していけるか、渡し続けていけるか、とても大切な岐路に立っているのだと実感しています。
4月1日からの代表交代は、私を含めた関わるスタッフやメンバー全員が、次に進むために選んだ道のひとつです。代表交代だけでなく、NPO法人格を取得し、様々な体制も強化することとなりました。全国の居場所づくりをしている団体との、つながりづくりも始めました。誰もが、訪れる人であり、迎える人であれるために。誰もが、支えあえる人であれるために。より開かれた存在を目指す、大きなチャレンジです。プライドハウス東京レガシーを、未来につなげていく仲間の輪を広げていきたいと思っています。ぜひ、ごいっしょに。

二代目代表:五十嵐ゆり
自分らしくあることを否定されることなく、まるごと受け止めてもらえる居場所や仲間は、誰にとっても大事なものです。特にLGBTQ+当事者にとって、それらは「命綱」にもなると、プライドハウス東京への参画や常設センターの運営を通じて、強く実感してきました。同時に、LGBTQ+関連の課題に関心を寄せ何か貢献したいと考える方々が集う「プラットフォーム」として、組織の枠を越えた多彩な協働も数多く生まれています。私はこのプロジェクトに確かな可能性を感じています。今後の安定的・持続的な運営を多くの方と一緒に進めながら、どのような性のあり方であっても尊重され、安心して暮らせる社会を、みなさんと一緒に作っていきたいと考えています。前代表から受け取ったのは重いバトンかもしれませんが、共に協力して進んでいける仲間がいることを心強く感じています。

二代目共同代表:小野アンリ
私は、トランスジェンダー、ノンバイナリー、パンロマンティック、パンセクシュアルで、福岡県で育ちました。
子どもの頃、私は自分の性のあり方がよくわからず、知識を身につける方法もなく、大人になったらどんなふうに生きていけるのかのロールモデルもいなくて、相談できる人もおらず、さみしさや不安を感じていました。
そして、自分のような性のあり方の人は笑い者にされたり、よくないものにされたりする周りの人達の言動の中で自分を隠して、自分に嘘をついて生きるしかないと思っていました。
でも、高校三年生の時に初めて自分のことを話した友達が、性のあり方も含めた丸ごとの私を受け止めて、大切にしてくれたことで、私の人生は変わり始めました。
「自分みたいな思いを他の誰にもさせたくない」と、その時に思ったことが今の活動の原点です。
ずっと福岡でLGBTQ+の子ども・ユースに関わる活動をしてきた私は、2年前に東京に拠点を移し、以来プライドハウス東京の様々なユースサポート事業や、多言語・多文化推進事業に携わってきました。
プライドハウス東京レガシーでいつも感じるのは、この場所に私が子どもの頃に来ることができ、ありのままの自分で当たり前に受け入れられていると感じられる居場所を持てていたら、私の人生は大きく変わっていただろうということです。
だから、どのようなLGBTQ+や「そうかもしれない」と感じている人達にとっても安心、安全に過ごせ、ここは自分のための場所なのだと感じられるようなプライドハウス東京レガシーをこれからも安定して続けていき、よりよく進化させていきたいと思い、共同代表となりました。どうぞよろしくお願いします。

二代目共同代表:野口亜弥
私はこれまで、スポーツと多様性に関心を持ち自信のキャリアを歩んできました。そんな私が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に立ち上がったプライドハウス東京に参画したのは必然だったのだと今振り返れば思います。大規模国際競技大会が求心力となり、日本で初めての大型の常設のLGBTQ+センターである「プライドハウス東京レガシー」が設立された、立ち上げからこれまでの約5年間は歴史的な瞬間に立ち会っているような気分でした。私は、プライドハウス東京に関わるまで、LGBTQ+コミュニティの皆さんとは全く接点がありませんでした。新参者の私が共同代表の一人として責任ある立場を務めることに、いろいろな戸惑いもありましたが、だからこそフラットに物事が見れるとも思っています。LGBTQ+コミュニティが直面している課題解決のために東京2020大会のレガシーが何を残せるのか、自分なりに模索していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
 

 

 

  • 代表交代応援クラウドファンディング実施中!!
プライドハウス東京では、代表交代応援クラウドファンディングを実施しています。

2020年5月に緊急実施したLGBTQユース約1600名を対象としたアンケート調査「LGBTQ Youth TODAY」では、コロナ禍で安心できる人や場所との繋がりを約4割が失い、家が安心できる場所でないと約7割が感じている結果があり、それをもとに同年10月11日に新宿御苑駅前近くに、常設の総合LGBTQセンターとして「プライドハウス東京レガシー」を開設しました。LGBTQコミュニティ・アーカイブの本棚、相談スペース、カフェコーナーを備え、LGBTQ当事者を中心としたスタッフが常にサポートを行える体制を整え、様々な相談支援も提供しています。
プライドハウス東京レガシーは水曜日と木曜日の休館日を除いて13時~19時までオープンしています。オープンから現在までに約7500人(2023年1月末現在)の来館者にいらしていただきました。来館者は、約3000冊の蔵書を自由に見ることができたり、プライドハウス東京レガシースタッフとお話しをしたり、来館された方が自由に安心・安全に過ごせる場所を提供しています。また、トランスデーやユースデー、デフデーなど、社会のシステムによって抑圧を受けやすい方々がレガシーに訪問しやすくするために、特別な日を設けて誰もが安全・安心に利用できる居場所作りを目指しています。
一方で、プライドハウス東京レガシーを運営していくために、家賃や光熱費、スタッフや相談員などの人件費を含めて4000万円が年間必要となります。皆さんと一緒にLGBTQ+当事者とアライのための場所を維持していきたいと思います。何卒よろしくお願いします!

<クラウドファンディング応援ページ>
「持続可能なLGBTQ+当事者の居場所づくりのために、プライドハウス東京の代表交代応援クラファン!」実施中
https://syncable.biz/campaign/4292
 

 
  • 代表交代プロセス
プライドハウス東京は2021年9月から代表交代、そして法人化に向けて対話を続けてきました。認定NPO法人エティックに伴走していただきながら、プライドハウス東京としての方向性や存在の意義について対話を重ねてきました。2021年10月には代表選考委員会が立ち上がり、コンソーシアム内外に次期代表の立候補を募り、丁寧に、そしてゆっくりと、代表交代に向けて準備を進めてきました。
また、「仕組みづくり」チームが中心となり、法人格の検討や登記の準備をしてきました。
たくさんの皆さんの思いが後押しとなり、プライドハウス東京は次のステージに進み出すことができました。ありがとうございました。
 

 
  • 「プライドハウス東京レガシー」とは
「プライドハウス東京レガシー」では、いかなる性のあり方の人も尊重する安心・安全な居場所づくりをコンセプトに、運営を行なっています。誰もが自分らしく暮らせる社会を目指します。

◎公式ホームページ:
https://pridehouse.jp/legacy/
  • 「プライドハウス東京」コンソーシアムとは
「プライドハウス東京」は、LGBTQ+やソーシャル関連の活動を行うNPOや個人とともに、「教育・多様性発信」「文化・歴史・アーカイブ」「ウェルネス・サポート」「アスリート発信」「祝祭・スポーツイベント・ボランティア」「居場所づくり」「仕組みづくり」「レガシー運営チーム」という個別テーマを掲げた8つのチームにわかれ、協働プログラムを企画・実施しています。

(※五十音順 / 2022年4月時点)
■団体/個人(計:団体23/個人5)
◎NPO法人 akta
◎一般社団法人 S.C.P. Japan
◎NPO法人 エティック
◎NPO法人 カラフルチェンジラボ
◎認定NPO法人 グッド・エイジング・エールズ
◎NPO法人 グリーンバード
◎サウザンブックスPRIDE叢書
◎NPO法人 GEWEL(ジュエル)
◎任意団体 手話フレンズ
◎一般財団法人スポーツ&ライフ振興財団
◎NPO法人 東京レインボープライド
◎任意団体 読書サロン
◎任意団体 にじいろかぞく
◎NPO法人 ハートをつなごう学校
◎任意団体 Proud Futures
◎一般社団法人 フルーツ・イン・スーツ日本
◎認定NPO法人 ぷれいす東京
◎任意団体 虫めがねの会
◎任意団体 University Diversity Alliance
◎認定NPO法人 ReBit(リビット)
◎NPO法人Rainbow Soup
◎任意団体 Rainbow Tokyo 北区
◎NPO法人 レインボー・リール東京
◎浅沼智也
◎荒木順
◎小吹文紀
◎田口周平
◎山縣真矢

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業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区新宿 1-2-9 JF新宿御苑ビル2階
電話番号
-
代表者名
五十嵐ゆり
上場
未上場
資本金
-
設立
2023年02月
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