地球を肌で感じるトレラーハウス「Earthboat」が、NOT A HOTEL株式会社など6社を引受先としたシードラウンドでの増資を実施しました
Earthboatは、サウナ付きで、100%国産木材(CLT)で作られたトレーラーハウスです
株式会社アースボート(本社:長野県信濃町野尻 代表取締役社長 吉原ゴウ)は、NOT A HOTEL株式会社、株式会社フィールドデザイン、株式会社フロンティア、株式会社アドシップス、個人投資家の神田秀之、他個人投資家による、シードラウンドでの増資(総額6500万円)を実施いたしました。今後は事業パートナーとして連携し、日本全国にEarthboatを展開していく予定です。
- 地球を肌で感じるトレーラーハウス、Earthboatとは
滞在中はいつでもサウナに入ることができます。外のリビングで過ごしつつ、体が冷えたらすぐに温まる。サウナがあることで、より「外」での滞在時間を広げることができる。そんな設計となっています。
室内にはふかふかのQサイズベッドを完備。キャンプの良さも味わいながら、ホテルのような快適な睡眠をお約束します。
トイレとシャワーも完備しています。
キッチンでは簡単な調理を行うことができます。外でBBQを楽しんだり、コーヒーを淹れたりと、それぞれの楽しみ方で過ごしていただけます。
- 地方に眠る土地の活用と、環境への配慮
日本各地に眠る、有効活用されていない土地を活用するアイデアをEarthboatは提供します。従来、宿を開業しようとした場合には、土地を探し、建物を設計し建造、スタッフを雇用するなど、大掛かりな設備投資と運用コストがかかっていました。Earthboatは宿に必要な機能は全て満たしているため、これを1台設置するだけで、すぐに宿運営を開始することができます。
また、トレーラーハウスの特性として、土地に対して基礎工事を必要としないため、事業撤退や変更の場合にはEarthboatを動かして、移設や撤去を簡単に行うことができます。これにより、将来土地を元の状態にしてお返しするということが比較的簡単に可能になります。
日本の観光地で多く作られてきた施設が、老朽化や事業の衰退によって廃墟化し、地域において負の遺産となっていることは大変嘆かわしいことです。これらの課題に対して、Earthboatはトレーラーハウスであることの利点を最大限に活かし、環境負荷が低く、事業の柔軟性も確保した展開を行なっていきます。
- 宿の開業パッケージとして提供予定
Earthboat導入のメリットとしては
①建築の設計コストが不要
②建築に比べて、早く導入できる
③運用コストが低い
などが挙げられます。
多くの宿事業者は、設備投資、地代家賃、人件費が嵩むことで、利益が出にくい状態になっています。Earthboatでは、田舎の土地を活用することで地代家賃を低く抑え、キャンプライクな滞在を提案することと、セルフチェックインのシステムの導入によって管理コストを下げることで健全な利益を出せるビジネスモデルを構築します。
日本の豊かな自然を活用し、宿を簡単に開業でき、しっかりと利益も残せる宿業の新しい形をEarthboatは作っていきます。
- CLTによる国産材の活用で、日本の林業の活性化に貢献
近年注目されている建材、CLT(Cross Laminated Timber)を利用して、Earthboatは製造されています。
厚さ30mmの国産杉材を4層に重ね、合計120mmの厚さのパネルを作り、それを壁、床、天井に使って製造しています。これによって、木材の木の厚みだけで断熱、蓄熱を行なっているため、断熱材などは一切使用していません。天然の木の温もりを感じながら快適にお過ごしいただけます。
また、CLTを活用することによって、国産の木材を積極的に活用し、日本の林業への貢献も果たしていきたいと考えています。将来的には、Earthboatを設置する土地の木材を使ってCLTを製造し、地産地消モデルのEarthboatを作っていく予定です。
- 今後の展望と現在の稼働について
現在、Earthboatは長野県信濃町にあるLAMP野尻湖にて稼働しております。実物をご覧いただきたい方は、お問い合わせの上、お越しいただければご案内いたします。
また、宿泊のご予約は以下のサイトより可能です。
https://www.chillnn.com/17baa91924516f/plan/186ea28dad91b3
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像