業界初、保育研修講師のための養成塾開校

~研修講師のスキルアップが、日本全国の保育施設の質の向上を支えます~

保育・幼児教育の質向上のために、保育者への研修や保育施設の運営コンサルティング業務を行っている、株式会社保育のデザイン研究所(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:瀬木葉子、以下「当社」)は、2023年6月14日に、業界初(※)の保育研修講師のための養成塾を開校したことをお知らせいたします。
※当社調べ 2023年5月現在

左から 当社研究員 川辺尚子、和洋女子大学教授 矢藤誠慈郎氏、白梅学園大学名誉教授 無藤隆氏、当社代表取締役 瀬木葉子左から 当社研究員 川辺尚子、和洋女子大学教授 矢藤誠慈郎氏、白梅学園大学名誉教授 無藤隆氏、当社代表取締役 瀬木葉子

  • 保育・幼児教育現場における、「保育の質」と「保育者の学びの質」

少子化対策のための『「こども未来戦略方針」案』の中で、『幼児教育・保育について、(中略)量の拡大から質の向上へと政策の重点を移す』と明示されました。また、加速する少子化により、保育施設は淘汰される時代の入り口に立たされ、「選ばれる保育施設」となるために、各事業者は、より質を向上すべく保育者の学びの体制を強化し始めています。さらに、昨今の度重なる不適切保育の報道も相まって、より「保育の質」が社会的に目を向けられるようになりました。
質の高い保育はいつの時代も重要でありますが、昨今さらにその重要性を唱える声が高まっています。
こども家庭庁は、保育の質を高め、安全な保育環境を整えるため、配置基準の見直しや人材確保のための処遇の改善などの検討をはじめています。当社では、保育環境や就業環境の見直しと同時に必要なのが、「保育者の学びそのものの質の向上」であると考えます。
しかし、人手不足等も重なり、研修等に多くの時間を費やすのはなかなか難しいのが実情です。私たちは、研修で大切なのはその時間数だけでなく、実際の現場の状況に即した実効性のある学びであり、その後の保育者自身のモチベーションに繋がる「質の高い学び」であると考えます。


  • 研修を取り巻く課題と解決策

業界内で保育者の学びが重要視され、研修受講の機会も増加してきているのとは裏腹に、研修内容の質が問われることは多くないのが現状です。実際の保育現場の改善に繋がる研修の実施には、講師が保育現場の実情を把握した上で、知識や技術を提供する工夫が必要です。しかし、研修講師にそのノウハウを教える機関は存在せず、多くの講師は個々の経験や自己流の方法で研修を実施しています。実際、講師からも「見よう見まねで研修をつくってきたので効果的な研修実施方法を学びたい」「保育者のスキルアップにつながっているのか不安だ」という声を聞くことは少なくありません。
当社では設立以来、運営法人や自治体をはじめ各方面から研修の依頼を請け負い、専門性の高い経験豊富な講師の先生方と共に保育者の質の向上に貢献してきました。その人脈とノウハウを活かし、研修講師を育成することができると考え、研修講師のための養成塾を開校いたしました。


  • 養成塾詳細

受講期間:2023年6月~10月
受講者:約50名 
対象者:保育者養成校の教員等、保育・幼児教育の研修に関心のある方、保育・幼児教育施設の施設長経験者、自治体の幼児教育アドバイザー、研修担当等
講師:矢藤誠慈郎(和洋女子大学教授)、古賀松香(京都教育大学教授)、宮里暁美(お茶の水女子大学特任教授)、瀧川光治(大阪総合保育大学教授)、那須信樹(中村学園大学教授)、和田美香(東京家政学院大学准教授)、川辺尚子(保育のデザイン研究所研究員)※敬称略
講座内容:「研修講師としての姿勢や在り方」「具体的な研修スキルを磨く」「研修構築・模擬講座」等


  • 塾長コメント

今、幼稚園・保育園・こども園の保育の質の向上が問われていますが、その一つの大きなポイントは保育者の研修の充実にあります。実際に研修はこの何年か急速に拡大しています。次に問われるのはその研修が、要領・指針の考え方や多くの良質な実践、研究知見を反映し、さらに保育そのものに還元されていく工夫です。本講座は経験豊富な講師がその研修が実りあるためにどうその講義や演習の仕方を改善すれば良いのかを示します。
白梅学園大学 無藤隆


  • 今後の展望

本養成塾にて優れた研修講師の育成をし、日本全国の保育・幼児教育研修の質の向上に貢献します。
度重なる虐待や不適切保育の報道により、保育に自信をなくす保育者も少なくありません。本養成塾を通し研修講師の質および研修の質を担保し、保育者が自信と誇りをもち、子どもたちがいつもまん中にいるような保育を行うことを目指します。
2023年秋には、マネジメント層に向けた研修を実施予定です。
今後も当社は、「子どもも大人も自分らしく輝いていける社会」の実現のため、保育の質の向上に取り組んでまいります。


  • 会社概要

会社名:株式会社 保育のデザイン研究所

代表者:代表取締役 瀬木葉子
設立:2016年1月21日
資本金:30,000,000円
本社所在地:神奈川県藤沢市朝日町10-7 森谷産業旭ビル4階
企業URL:https://hoiku-design.co.jp/
事業内容:保育運営法人・自治体等の保育の総合支援、運営コンサルティング、研修企画・実施 等

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会社概要

URL
https://hoiku-design.co.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
神奈川県藤沢市朝日町10-7 森谷産業旭ビル4階
電話番号
0466-90-3952
代表者名
赤根竜輔
上場
未上場
資本金
3000万円
設立
2016年01月