江戸切子公式ショールーム開店のお知らせ。西大島駅近く。
地場産業の地域連携と、アフターコロナでの活動を企図して。
伝統工芸品「江戸切子」をはじめとしたガラス加工業に携わる工房・職人の組合、江戸切子協同組合(以下組合。江東区大島、代表理事篠崎英明)は、江戸切子製品を集めた公式ショールームを、本日2023年6月8日(木)江東区大島2丁目に開店しました事をお知らせします。
1、新ショールームと開店キャンペーンについて
この度開店する「江戸切子ショールーム」は、江東区大島2丁目にあり、都営新宿線西大島駅A2出口から徒歩3分と駅の近傍です。
組合製品や各工房により委託された多種多彩な江戸切子製品が揃う他、ショールーム限定品や日本の伝統工芸士認定全員の作品を展示している日本で唯一の場所です。
日本の伝統工芸士は、経済産業大臣指定の伝統的工芸品の製造に従事する者から高い技術・技能を有し、試験によって認定され業界の振興や後進の育成にも活動。江戸切子では、現在22名が認定されています。うち女性3名。
オープン記念として、江戸切子製品を10000円(税込)以上お買い求めの先着100名様に、粗品を進呈いたします。また、開店記念の感謝価格として、55000円(税込)の江戸切子クリスタルロックグラスペアセットを限定でご用意しております。
所在地は、ガスインフラに特化した配管溶接工事の地元企業である横田アスコム株式会社(江東区大島、代表取締役横田文雄)による、産業と地域・ものづくりの連携を目指した施設「y-lab」内。
同社の計画に賛同し、2階に組合事務局、1階に江戸切子ショールームが入居しています。
2、移転の背景と新型コロナの爪痕
2020年以来の新型コロナウイルス感染症による影響は、商業・飲食業・観光業の皆様を通じて、ギフトや記念品といったハレの場の需要等とも関りが深い江戸切子も大きな影響がありました。
各地への職人の実演販売活動や百貨店・専門店向けの商品流通形態にも大きな変動が起こり、需要減等もありベテランの職人が引退や廃業を選んだ為に職人・工房数の減少が進みました。
この厳しい情勢状況下にあった江戸切子業界では、20代・30代といった若手職人の育成を図る工房を中心に、高付加価値化を目指した試み等が行われ、成果を上がりつつあります。
具体的には、個性的な作品の創作、中国・東南アジア向けを中心とした海外需要の開拓、またインターネットの活用や異業種とのコラボレーション等、業界の越境や異業種連携を含む活動です。
各職人たち活動に呼応して、産業の最大産地である江東区大島に組合の事業拠点を移転・開設する事によって、江戸切子の発信と共に職人同士の交流を加速させる身近な拠点としての役割を強化してまいります。
これらを通じ同時に、江東区の江東ブランドを始め、墨田・江戸川・大田・葛飾・草加といった江戸切子産地に密着した地場産業・地域ブランドの活動にも、積極的に支援・参画をしてまいります。
3、江戸切子の未来へ向けて
来る「7月5日は、江戸切子の日。」です。2008年に制定し本年15年を数えるこの記念日や、異業種・コンテンツ産業とのコラボ製品制作等の試みを始め、当組合は伝統的工芸品「江戸切子」の振興と発展の為、製造・販売・広報等の協同事業を行う活動をしております。
江戸切子をはじめとしたガラス加工を全国各地へ向け仕事を行っている組合員の職人と共に、引き続き”美しさと品質を追求したガラス工芸品として江戸切子の伝統を長く継承、育む”という組合の目的に一層尽力し、新たな展開にも取り組んでまいります。
☆江戸切子協同組合ショールーム概要
開設日
令和5年(2023年)6月8日(木)
住所
〒136-0072 東京都江東区大島2丁目40番5号 1階
営業時間
午前10時から午後6時
定休日
月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
電話番号
03-3684-6321
交通
都営新宿線 西大島駅 A2出口より徒歩3分
都バス 西大島駅前 各バス停より 徒歩4分
JR総武緩行線・東武亀戸線 亀戸駅より 徒歩12分
東京メトロ半蔵門線 住吉駅 A3出口より 徒歩12分
[本リリースに関するお問い合わせ先]
江戸切子協同組合
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像