スリーダムアライアンスのパートナー企業である、テスノロジー株式会社が仏VivaTech 2023でブロックチェーンに替わる分散型データプラットフォームを発表
世界最大級のオープンイノベーションカンファレンスで、小売・医療・電力需給管理等多くの分野で利用可能な次世代分散データ管理技術「RCT」を欧州初披露
「RCT」とは、フランス語のRhizome(根茎)、英語のCell(細胞)、日本語のTsunagu・Tsumugu(繋ぐ・紡ぐ)の頭文字を組み合わせたネーミングで、細胞(分散データノード)同士が繋がり・紡がれることで、植物の根のように隣接している人やモノが共生するという「DIエンジン」技術の特徴を表しています。
個人情報の管理をめぐる問題は近年、EUにおける代表的な個人情報保護規制であるGDPRが策定されてもなお、個人情報漏洩・流出ニュースが絶えないなど、根本的な解決が待たれるグローバルな重要課題となっています。テスノロジーが開発した「RCT」は、個人情報そのものを個人の手が届かないデータベースに移すことなく、クラウドサーバー不要の分散型で運用することを可能にしました。ECを含む小売業や医療現場等における個人情報流出の問題を解決し、個人が自分自身の情報をクラウド事業者らに管理されることなく、安全かつ便利に、より進化させることのできる画期的な技術です。
カーボンニュートラル時代における「RCT」のブロックチェーンとの差別化ポイント
ブロックチェーンは情報を守る重要なテクノロジーの一つとして認知されていますが、その消費電力の大きさから、カーボンニュートラルを目指すうえで必ずしもベストな回答とはなり得ないことが大きな問題となっています。それに対して「RCT」は、高い安全性と高い省エネ性の両立を実現しました。脱中央集権とカーボンニュートラルを両立させる、今後のスマート社会に必要とされる技術です。
VivaTech 2023において「RCT」の電力需給管理への応用を実現する「RCTデバイス」をアピール
この度、テスノロジーは、フランスで開催される世界最大級のオープンイノベーションカンファレンスイベントであるVivaTech2023に、スリーダムアライアンスグループと共に出展、「RCT」の技術を紹介するとともに、スリーダムアライアンス社の蓄電池ソリューションと組み合わせた「脱炭素の未来社会」を提案します。
具体的には、開発中の分散型データ管理を実現する「RCTデバイス」により、情報と通信と電力の一括コントロールを可能とします。このデバイスは、分散データの集約、解析、通信による機器間の情報共有や電力の可視化を実現し、人間とデバイスが相互に調和・共存する真の分散型スマートホームやスマートシティの建設を目指します。
今後テスノロジーはスリーダムアライアンスグループと共に、「RCT」「RCTデバイス」をプラットフォームとした多様なソリューションを提供することで、エネルギー業界における持続可能な変革をもたらし、より効率的で環境に配慮したエネルギーシステムの構築を支援します。
(VivaTechでの展示会場の様子を随時ご紹介します https://tesnology.studio.site/ )
世界最大級のオープンイノベーションカンファレンスViva Technologyとは
6月14日から17日までフランスのパリ・エキスポ・ポルト・ド・ベルサイユで開催されるヨーロッパで最も権威あるテクノロジーイベントの一つです。世界中から優秀な人材、業界専門家、メディア関係者が集まります。詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
スリーダムアライアンスについて
スリーダムアライアンスは、長寿命・高耐熱・高性能な電池技術をモビリティから定置用まで様々な仕様にカスタマイズし、エネルギー貯蔵に革命を起こします。とくに、長寿命バッテリーはCO2の排出量を押し上げる生産の抑制につながり、資源の採掘から廃棄までのライフサイクル全体でのCO2排出量を評価するLife Cycle Assessment(LCA)を改善し、持続可能で強靭なエネルギーエコシステムを実現します。
テスノロジーについて
テスノロジー社は、「RCT」の発明者である近藤 克彦が代表を務め、様々な分野の技術開発に精通したメンバーがそろったR&D集団です。革新的なデータ管理技術と、電力制御技術、モーター制御技術、バッテリー制御技術、フィンテック技術等の基盤技術同士を組み合わせることで、今まで世の中にはなかった新たな価値の創造を可能とし、新たな製品・サービスの開発を様々な研究機関や企業とのコラボレーションにより実現します。
【テスノロジー株式会社 概要】
名称:テスノロジー株式会社
代表者:代表取締役 近藤 克彦
所在地:東京都港区赤坂1-17-1 赤坂榎坂ビル3F
設立: 2020年4月
資本金:1億円
事業内容:「RCT」及び「RCT」搭載デバイスの開発
多様な研究開発基盤技術を活用した新製品・サービスの開発
国内外インフラ事業者とのアライアンスによる応用技術の社会実装
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