宇宙資源循環「スペース サニテイション システム」構想の発表
地上の資源循環技術を宇宙へ応用
宇宙資源循環「スペース サニテイション システム」構想の発表
~地上の資源循環技術を宇宙へ応用~
日本サニテイション株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:植田 健)は、産業廃棄物処理業界を「小学生のなりたい職業ランキングNo. 10」に選ばれる業界にすることを目指しています。今回、宇宙規模での資源循環を実現するサービスの構想を発表いたします。本サービスは、地球規模のサニテイションから宇宙規模のサニテイションを考える時代に対応するものであり、地球で培った資源循環を宇宙空間で実現する革新的な取り組みの第1弾です。
宇宙空間には、人工衛星やロケットの打ち上げ、宇宙船の運用などによって宇宙空間に残された廃棄物は既に数多く散財しています。これらは衛星や宇宙船に損傷を与え、通信や観測などの宇宙活動に影響を及ぼす可能性があります。当社では地上で培われた産業廃棄・リサイクルの技術を活用してこれらの問題に取り組んでまいります
■宇宙資源循環技術構想の2つのアプローチ
① 宇宙空間の環境保全に、地上でのサニテイション技術を応用させる(宇宙開発への貢献)
地上で開発されたサニテイション技術を宇宙空間での居住モジュールなどに応用し、資源循環を実現するための技術を開発します。これにより、宇宙開発において環境保全に寄与することを目指しています
② 宇宙を利用することで、地球上のサニテイション技術を向上させる(地上還元)
宇宙機器を活用した新たな地上での資源循環技術を開発することで、地球上のサニテイション技術の向上を目指します。また、宇宙で適応可能なサニテイションの考え方をスマートシティなどに応用し、持続可能な社会の構築に貢献します。さらにBCP対策として地球上で起こりえる災害に対し、収集運搬の知見を使い素早い行動ができるよう宇宙技術を活用します
この宇宙資源循環技術構想により、当社は地球上の産業廃棄物処理業界における革新的な存在となることを目指しています。宇宙ごみ回収など、再利用可能な資源として活用することで、資源の枯渇問題や廃棄物処理の課題に立ち向かいます
■パートナー連携について=※360°アライアンス®
地球規模から宇宙規模へのサニテイションの進化により、より持続可能な未来を創り出すため、今後はさまざまなパートナーとの連携を積んでまいります。(※360°アライアンス=上流下流ではなく水平的にサーキュラーエコノミーを実現し、その技術やオペレーションを宇宙空間でも体現させていきます。)
まず第1弾として、xR、ロボット、AI等のICT技術を用いて宇宙の体験をつくる技術集団である株式会社amulapo(本社:東京都新宿区、代表取締役:田中 克明)への協力を得て、構想の具現化を進めていきます。更に次のフェーズに向けては、宇宙資源循環技術構想に興味をお持ちの方々や、私たちの取り組みにご賛同いただける企業や団体の皆様とのパートナーシップを築き、推進していく予定です
■日本サニテイション株式会社について
日本サニテイション株式会社は、『捨てられるものを、愛されるものへ。』というミッションのもと、「日本発の世界レベルの循環経済サービスの創造」、「小学生のなりたい職業ランキングNo.10に選ばれる業界になる」というビジョンに向けて取り組む産業廃棄物収集運搬処理会社です。
創業66年を越える老舗企業で現在は1,500社を超えるお取引企業様へ廃棄物処理やサニテイションサービスを提供すると共に、新体制を迎え海外への産業廃棄物収集運搬処理オペレーションの発信を行っている
■株式会社amulapo(アミュラポ)について
宇宙体験のコンテンツをxR、ロボット、AIなどのICT技術を用いて制作する、若手の研究者集団。
2050年の未来に向け、科学技術の発信、社会実装を担い、科学技術の促進を目指しながら楽しい未来体験を届けることを推進している
■本件についてのお問い合わせ先
本件に関するお問い合わせや取材のご依頼につきましては、以下の連絡先までご連絡いただければ幸いです。
日本サニテイション株式会社
担当 :代表取締役 植田健
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