福岡市で多胎育児を支援する「一般社団法人tatamama」設立
クラウドファンディングで目標達成率128%のご支援をいただき設立しました
(左)一般社団法人tatamama代表理事 牛島智絵 (右)福岡市長 高島宗一郎氏
多胎育児支援が必要な3つの背景
1.多胎育児家庭の虐待死の数は単胎育児家庭の2.5~4.0 倍
多胎児の約7割は低出生体重児で、医療的ケア児になる可能性が高いとされています。多胎児ママは出産後の低体力中に難しい育児を迫られ、そのストレスは虐待を招く恐れがあります。
実際、多胎育児家庭の虐待死の数も単胎育児家庭と比べて 2.5~4.0 倍と指摘されています。
参照元:厚生労働省 多胎育児家庭の虐待リスクと家庭訪問型支援の効果等に関する調査研究
2.代表自身が多胎育児をする中で多くの壁にぶつかった
一般社団法人tatamamaの代表理事を務める牛島智絵は、自身が双子の育児をする中で、以下のような困難を経験しました。
・多胎育児のノウハウや活用可能な行政の支援制度が見つからない
・養育費や外出に伴う安全面のリスクが単体育児家庭の2倍になる
・同じ経験のある理解者が周囲におらず社会的な孤立を感じる
上記のようなつらい体験を、次世代の多胎世帯に引き継がせないため、一般社団法人tatamamaの活動を通じて多胎育児を支援します。
3.福岡市では高島市長が子育て支援に注力すると明言している
2022年11月の福岡市長選で4選を果たした高島市長は、公約として子育て世帯の負担軽減や子育てに関わる部署の人員強化を掲げています。
代表理事の牛島智絵は福岡市を多胎育児の「ロールモデルシティ」にするべく高島市長と面談し、多胎育児のハードルや、一般社団法人tatamamaが活動する社会的意義を伝えました。
一般社団法人tatamamaの主な活動予定
多胎世帯交流会に集まる多胎児ファミリーと双子ベビーカーの様子
一般社団法人tatamamaは「多胎児ママにやさしい街は、すべての人が暮らしやすい街」を活動理念に掲げ、以下の3つの活動を軸に展開する予定です。
1.一般社団法人としての持続可能な活動基盤と社会的信用の構築
多胎世帯が安心して頼れる組織を目指します。
2.交流会や専門家による相談会の定期開催
2022年はオン・オフラインで計7回の多胎世帯交流会を開催しました。
今後は「託児付き交流会」「専門家による相談会」などを開催することで、多胎育児を支援していきます。
3.メディア運営・コンテンツ制作
現在、公式LINEやInstagram、YouTubeなどで、多胎育児のノウハウや、先輩多胎児ママ・パパの体験談、多胎育児に役立つ行政支援などを紹介しています。
今後は内容をさらに充実させ、多胎世帯の欲しい情報に簡単にアクセスできる体制を構築します。
4.福岡市の地元企業との連携によるサービス提供
これまでの多胎世帯交流会では、福岡市のベビーカーメーカー様やフォトスタジオ様と連携し、多胎世帯にうれしいサービスを提供してまいりました。
今後は法人化することで地元企業との連携をさらに強化し、1人分の託児料金で利用できる託児サービスや、親子コワーキングスペース、多胎児ママによる多胎世帯支援サービスなどを実施する予定です。
一般社団法人tatamamaの概要
一般社団法人tatamamaの理事
・代表理事:牛島 智絵(ウシジマ チエ)
・設立日:2023年7月21日(金)
・所在地:福岡市中央区大名1-3-32 ラコルテ大名203
・活動内容:多胎世帯交流会、多胎児ママコミュニティ運営、多胎育児メディア運営、地元企業と連携した多胎世帯向けサービスの提供
代表理事 牛島智絵のプロフィール
Webコンサルティング事業や飲食店DX事業を展開。
2021年、双子を出産。多胎育児に関する情報不足や負担の重さ、社会的孤立などを経験。
Webの知識と多胎育児の実体験を生かしたSNS運用や多胎世帯交流会の開催などによる多胎育児支援を実施。
お問い合わせ
・メール:tatamama.fukuoka@gmail.com
・担当者:代表理事 牛島智絵
・公式サイト:現在準備中です。メールでのお問い合わせをお願いいたします。
すべての画像