関西学院大学、「ビズリーチ・キャンパス」と提携し卒業生(OB/OG)のデータベースを構築
~データ活用で、就職の満足度向上を目指す~
■キャリア観が多様化するなか、さまざまなキャリアの可能性を知ることが重要に
関西学院大学は、学生が主体的に自身のキャリアを考えることを重視したキャリア教育に力を入れており、14の学部を有する総合大学でありながらも学生一人一人に寄り沿ったキャリア支援が強みです。また昨年から新たに開始したフルオンデマンド型科目「KGキャリア入門」の開講など、革新的な取り組みを積極的に行っています。その結果、年間5,000名を超える卒業生を輩出し、2022年度の就職率は99.7%、就職先への満足度は98.2%という高い実績を誇ります。
一方で、キャリア観が多様化する現代において、中長期的なキャリアパスを見据えて就職活動を進める学生が増えています。各分野で活躍する卒業生データの活用は、学生のキャリアの解像度を高めるために参考となる活きた情報であり、最適なキャリア選択に不可欠です。しかし雇用の流動性が高くなった現代で、キャリアセンターが卒業生の所属や経歴を継続して把握し続けるのは難しくなっているのが現状です。また学生がOB/OG訪問を希望する場合、各自で卒業生に連絡を取る必要があり、個人情報の取り扱いにおける課題がありました。
■ビズリーチ・キャンパス導入で、データ活用とセキュリティ対策を強化
そこでこのたび、関西学院大学はビズリーチ・キャンパスと提携し、卒業生の最新の経歴を随時更新する仕組みを構築します。
ビズリーチ・キャンパスは、大学ごとに学生と卒業生がオンラインでOB/OG訪問できる環境を提供していることが特徴で、登録している卒業生は、自身のプロフィールページから情報を常に最新の状態に更新でき、現在の所属や役職だけでなく、部署異動や転職などを含む経歴を残せます。また学生は、連絡先を交換することなく、卒業生の検索からOB/OG訪問の依頼、実施までオンライン上で完結できます。そのため、学生は主体的に、国内外で活躍する卒業生と利便性高く、また安心・安全に連絡を取り合うことができ、多様なキャリアに触れられる機会につながります。またキャリアセンターでは、蓄積したOB/OG訪問の履歴データや卒業生のデータを分析し、キャリアセンターが提供する企画や個別面談に活用していく予定です。
関西学院大学はビズリーチ・キャンパスと提携し、データ活用によるキャリア支援を強化することで、高い就職率・満足度を維持するとともに、学生一人一人に合った就職の実現を目指します。
■関西学院大学 キャリアセンター センター長 森 隆史 コメント
関西学院大学では、「質の高い就労の実現」を長期戦略のテーマに掲げてキャリア教育・支援に取り組んでいます。さまざまなキャリアを築きながら社会で活躍する卒業生の存在は本学の資産です。学生にとって、社会で活躍する卒業生を知ったり直接卒業生から話を聞いたりすることが、自分なりのキャリアのイメージにつながっていきます。
ビズリーチ・キャンパスとの提携を通じ、「質の高い就労の実現」に向けて卒業生とのつながりを強化できます。ビズリーチ・キャンパスは本学の学生や卒業生の認知もあり、高いセキュリティ環境下で、卒業生の最新データを蓄積できるようになります。卒業生のデータをキャリア支援に活用することは、本学の学生の、キャリアの可能性を可視化することにつながると期待しています。キャリアが多様化するなか、学生一人一人が真に納得のいく進路を選択できるよう、キャリアセンターはきめ細かな支援を提供してまいります。
■株式会社ビズリーチ 新卒事業部 事業部長 藤田 拓秀 コメント
このたび、関西学院大学様と、キャリア支援の体制強化に向けた新たな取り組みを開始できますことを、大変光栄に思います。
ビズリーチ・キャンパスは、国内49大学と海外留学生向けの専用サイトを開設し、75,000名以上(2023年7月末時点)のOB/OGが登録しています。関西学院大学様も、すでにビズリーチ・キャンパス上でOB/OGとして1,000名以上が登録し、多くのOB/OG訪問が実施されています。
OB/OG訪問においては、転職や連絡先の変更によって連絡が取れなくなることが大きなネックとなります。ビズリーチ・キャンパスでは、所属企業や部署などのプロフィール情報を卒業生(OB/OG)自ら更新できるため、連絡の疎通率が高いうえ、学生は最新の情報に基づいてOB/OG訪問を依頼できることが特徴です。
多様化するキャリアパスを前提に就職活動を進める学生にとって、卒業生の可視化されたキャリアパスを参考にすることは、中長期的な視点でのキャリア観醸成にもつながります。またビズリーチ・キャンパスの利用状況から、キャリアセンターを利用していない学生や、休暇期間などの学生の動きを把握することで、より多くの学生の状況を立体的に把握し、より細やかなキャリア支援につなげられます。
関西学院大学様とは、キャリアの一次情報に触れるためのOB/OG訪問の体制構築に加えて、卒業生のキャリアに関するデータを蓄積することで、学生のキャリア選択に役立つ情報の提供にもつなげたいと考えています。
■関西学院大学について
関西学院大学は、文理合わせて14の学部を有する総合大学として、幅広い分野を対象とした学術研究、教育をおこなっており、スクールモットーである“Mastery for Service(奉仕のための練達)”を体現する世界市民として世の中の課題を解決する人材を輩出しています。就職実績は全国トップクラスで、「その人なりの幸せな人生」までを見据えた取り組みにより、学生一人ひとりに寄り添う支援を実現しています。
URL:https://www.kwansei.ac.jp/
■OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」について
「ビズリーチ・キャンパス」は、学生と、その学生が所属する大学・大学院所属の内定者やOB/OG、企業をつなぐオンラインのキャリア教育プラットフォームです。
主な特徴は以下の3点です。
1. オンラインOB/OG訪問がサービス内で完結:内定者・OB/OGの検索・訪問依頼から、OB/OG訪問
(ビデオ通話)までをサービス内で実施できます。
2. 大学ごとにサービスを提供:大学ごとの専用サイトで、出身学部やサークルなどの共通点からも先輩を
探せます。
3. 学年を問わず通年で利用可能:学年や時期を問わず、さまざまな業界で活躍する社会人から話を聞き、
早期に就業観を醸成できます。
また、学生の皆様に安心・安全にご活用いただくための対策に注力しています。主な対策は以下の3点です。
1. OB/OG訪問の依頼やビデオ通話の発信を学生起点に制限。
2. ボランティアOB/OGは原則オンライン訪問のみに制限
(OB/OGには企業公認とボランティアの2種類があります)。
3. サービス内のメッセージを運営事務局が24時間有人監視し、目的外利用があった場合は注意喚起や
アカウント停止などの対応を実施。
URL:https://br-campus.jp/
配信地域 | 日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア |
開校大学 | 国内49大学と海外留学生向けの専用サイトを開設(2023年3月末時点) |
登録者数 | 大学生・大学院生 184,000名以上(2023年7月末時点) OB/OG 75,000名以上(2023年7月末時点) |
公開日 | 2016年10月12日 |
■株式会社ビズリーチについて
「キャリアに、選択肢と可能性を」をミッションとし、2009年4月より、働き方の未来を支えるさまざまなインターネットサービスを運営。東京本社のほか、大阪、名古屋、福岡、静岡、広島に拠点を持つ。即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」、人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズ、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」を展開。産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開するVisionalグループにおいて、主にHR TechのプラットフォームやSaaS事業を担う。
URL:https://www.bizreach.co.jp/
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