SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2冠の逢坂芳郎が手掛ける新作短編映画「馬橇の花嫁」の制作が決定!主要キャストも公開。
北海道・十勝の開拓時代に息づく馬との絆を描き、かつての風習や情景を映画で甦らせるためのクラウドファンディングもスタート
<プロジェクト概要>
この度、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021にて優秀作品賞(短編部門)と観客賞(短編部門)の2冠を達成した逢坂芳郎が地元北海道・十勝を舞台にした新作映画「馬橇の花嫁(ばそりのはなよめ)」を制作することが決定致しました。また、制作に当たり制作費の一部をクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて募集いたします。
募集期間:8月21日(月)ー10月31日(火)
目標金額:5,000,000円
プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/687572?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
<馬橇の花嫁とは?>
「馬橇の花嫁」とは、昭和30年代中頃まで北海道や東北地方の農村地域で行われていた風習です。花嫁が嫁入り道具と家族と一緒に馬が引く橇(そり)に乗り、花婿のいる家まで運ばれるという、今でいう結婚式の風景でした。北海道・十勝は言わずと知れた農業王国です。馬と共に開拓された歴史を持つ当時の十勝では、「馬橇の花嫁」はよく見られる光景だったようです。
帯広百年記念館所蔵 荘田喜與志撮影
今回の短編映画では、先代が培ってきた十勝の歴史を映画として残すことで、観た人の心の中に先代がこの地で暮らしてきた記憶が残されていき「時間をじっくりかけながら、過去と未来がつながっていく」そういうきっかけとなる作品を目指しています。
<クラウドファンディングの意義>
開拓時代より馬と結びつきの強い北海道・十勝で、かつてあった風習や暮らしの風景「馬橇の花嫁」を映画として残すことで、視聴者に地域で紡がれてきた歴史への理解を深めていただくとともに、ゆくゆくは公共財として当時の歴史・文化を伝え、受け継ぐことを目指しています。
<作品のあらすじ>
昭和30年、十勝の農村。家族や村人たちは馬と共に汗を流し、農作業に励んでいた。家族の中で頑張り者の長女一子は、青年部の納会で若きリーダー・豊に惹かれる。村祭りで一子は歌を唄い、豊と心を通わせ、二人は丘で身を寄せ合う。冬の終わり、花嫁姿の一子は家族に見送られながら馬橇に乗り、豊の元へ走り出す―
<主要キャストについて>
「馬橇の花嫁」の主要キャストとして、初監督作品『ばちらぬん』でPFFアワード2021グランプリを受賞した映像監督・女優の東盛あいかさんと、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭受賞作「カウンセラー」(監督:酒井善三)、「勝手に死ぬな」(監督:天野大地)に出演したモデル・俳優の田中陸の出演が決定致しました。
<出演者>
東盛 あいか / 田中 陸 / モモ姫 / 八下田 智生 / 磯貝 圭子 / 海老原 百華 / 阿部 浩貴 / 竹森 巧 / 三輪 美月姫 / 真鍋 充 / やす(やすと横澤)
<プロデューサー>
堀 康之/粟田 経弘/倉本 浩平
<後援・協力>
十勝地区農業協同組合長会/帯広市/幕別町/とかち馬文化を支える会/帯広百年記念館/とかちフィルムコミッション/十勝毎日新聞社/北海道新聞帯広支社/十勝シティデザイン/SUPERMARKET/一般社団法人 ドット道東/FM JAGA/おびひろ市民ラジオ FM WING
<逢坂芳郎 プロフィール>
1980年北海道・幕別町生まれ。帯広柏葉高校を卒業後渡米し、ニューヨーク市立大学ブルックリン校で映画製作を学び学士号を取得。帰国後、フリーランスの映像作家として東京を拠点に活動を開始。コマーシャルやドキュメンタリーなど多岐にわたるジャンルの撮影・編集・製作を行う傍ら、自主映画を製作。近年はアジアを舞台としてプロジェクトに積極的に参加。2014年と2016年に十勝の魅力を発信することを目的とした短編映画『my little guidebook』(マイ・リトル・ガイドブック)を製作し、2作とも札幌国際短編映画祭で北海道監督賞を受賞。2021年にコロナ禍のカンボジアを舞台とした『リトルサーカス』を製作し、国内外の10以上の映画祭で上映され、上海国際映画祭金爵賞(Golden Goblet Awards)短編部門に選出された。2022年より帯広市在住。
<今までに手がけた作品>
my little guidebook:https://yoshiroosaka.onfabrik.com/portfolio/my-little-guidebook-ice-footages
リトルサーカス:https://yoshiroosaka.onfabrik.com/portfolio/a-little-circus-2021
<スケジュール>
2023年8月21日 クラウドファンディング開始
2023年秋 撮影開始
2023年10月31日 クラウドファンディング終了
2024年2月 冬の撮影開始・撮影現場同行など制作中に履行されるリターン実施
2024年夏 作品完成・作品完成後に履行されるリターン実施
2024年秋 DVD発行
<制作資金について>
美術セット:500,000円
衣装:1,000,000円
制作準備に係る人件費:750,000円
撮影部:500,000円
照明部:350,000円
録音部:300,000円
キャスト出演料:500,000円
馬に関する諸費用:350,000円
エキストラに係る諸経費:200,000円
へアイメイク費:500,000円
キャストやスタッフの宿泊費・交通費・食費:1,585,000円
機材運搬費:150,000円
車両費:200,000円
ロケーション費:150,000円
カラーグレーディング・CG:200,000円
MA:400,000円
音楽制作費:300,000円
DVD制作費:225,000円
ポスター制作費:150,000円
海外映画祭出品料:90,000円
映画宣伝費:250,000円
計9,050,000円に対し、目標金額500万を総額使用いたします。
目標金額を超えた場合に関しても、総制作費9,050,000円に対して使用いたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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