Basepair Inc.と株式会社ASTRIDEが日本での販売契約を発表
ポイント&クリックバイオインフォマティクスプラットフォームのBasepairが日本でも利用できるように
この契約は、Basepairの世界的な商業的フットプリントの拡大の始まりであり、アジアにおけるプラットフォームのユーザーベースの拡大に道を開くものです。本契約は、DNA、RNA、エピジェネティック、マルチオミックス機能を含む、Basepairプラットフォームの加入者が利用できるゲノミクス解析ツール、パイプライン、インタラクティブな可視化の全領域をカバーします。BasepairをNGSベースのサービス・ポートフォリオに加えることで、ASTRIDEはウェットラボから解釈まで、より包括的なソリューションを顧客に提供できるようになります。
株式会社ASTRIDEは、研究開発活動の一環としてゲノムデータを活用するライフサイエンス企業との提携において高い実績を持っています。Twist Bioscience やNovogeneとの既存の関係により、日本の科学界の官民両部門に広範なネットワークを構築しており、日本で急速に成長するNGS市場をサポートする理想的な立場にあります。
株式会社ASTRIDEの代表取締役の薬師寺秀樹氏は「NGSはライフサイエンス分野の科学研究の様々なアプリケーションに使用されている、強力で新しい技術です。市販されているソフトウェアツールはいくつかありますが、データを海外のホスティングソリューションにアップロードする必要があったり、基礎データを解析するための複雑なコマンドや手順が必要だったりと、バイオインフォマティクスの専門知識を持たない研究者にとっては容易ではありません。Basepairは、ローコード/ノーコード、ユーザーフレンドリーなウェブベースのインターフェースを提供し、あらゆるバックグラウンドを持つ研究者が、データの移動を必要とすることなく、NGSデータのQA/QC、解析、インタラクティブな探索を行うことを容易にします。Basepairと提携することで、日本の研究者が他の伝統的なサービスで現在経験している課題を克服し、我が国の科学の進歩を加速させることができると信じています。」と述べました。
BasepairのCCOであるSimon Valentine氏は、「2023年の目標の一つは、グローバルに販売パートナーネットワークを拡大することでしたが、文化や言語の違いから、日本は特に重要でした。NGS解析と解釈を簡素化する当社の能力だけでなく、サードパーティ製ソフトウェアのライセンス販売とは対照的に、独自バージョンのBasepairへの従量課金制アクセスを提供することを可能にする当社のクーポンベースのビジネス・オペレーション・レイヤーにも価値を認めていただき、ASTRIDEとの提携に感激しています。ホワイトラベリングと組み合わせることで、ユーザーは効果的に独自のソフトウェア・アプリケーションを持つことができ、ブランド・ロイヤルティを高めることができます。我々はASTRIDEをサポートし、顧客がNGSデータを活用し、科学的洞察への時間を短縮できるよう支援することを楽しみにしています。」と述べました。
Basepairついて
Basepairは、次世代シーケンシング(NGS)技術の可能性を最大限に引き出すことに特化した、市場をリードするポイント&クリックのバイオインフォマティクス企業です。より多くの科学者がゲノムデータの意味と価値を理解できるようにする一方で、データをその場で安全に保管できるようにすることで、生命を救う医薬品や治療法を必要とする患者に届けるための科学的・診断的ブレークスルーを加速する手助けをします。詳細については、https://www.basepairtech.com/をご覧ください。
ASTRIDEについて
ASTRIDEは、次世代シーケンサー(NGS)と遺伝子合成サービスの日本におけるリーディングディストリビューターです。生命現象を理解するためには、様々な科学的アプローチが必要です。ASTRIDEでは、世界中から新しい技術を選択し、実験計画から科学的議論までのサービスを提供することで、お客様が科学の進歩を加速させるお手伝いをすることを目指しています。ASTRIDEについて詳しくは、https://www.astride.jp/をご覧ください。また、Basepairプラットフォームの日本語サイトは、https://basepairtech.jp/をご覧ください。
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