【セミオーダーアイウェア HELLO-O MY NAME IS...】10月12日(木)「神戸マルイ」にて初となる実店舗をオープン!
セミオーダーアイウェア「HELLO-O MY NAME IS...」を運営(製造/販売)する株式会社エスケイワイ(本社所在地:京都府京丹後市、代表取締役社長:大森 雅希)はこの度、自社開発したアイウェアを見て、触れて購入できる店舗を、神戸マルイ3Fに展開いたします。
「神戸マルイ店舗写真」
「RIMLESS MODEL」
「FRAME MODEL」
HELLO-O MY NAME IS...とは
HELLO-O MY NAME IS...(以下ハロマイ)は、本業の金属加工で長年培った技術と、世界に1台しかない専用機を使用し、βチタンの線材を複雑な立体形状に曲げ(構造で特許申請中)、線材のみでフレームの骨格を形成させるという、業界ではデンマークの「リンドバーグ」以外に類を見ない独創的な工法で開発されたアイウェアです。
更にヒンジは自社開発のスクリュー構造(ヒンジで特許申請)で、ヒンジの開閉はその溝の螺旋形状に沿って行われ、精密なスクリューパーツは強度の高いコーティングが施してあり、ヒンジの開閉による部品のへたりは発生いたしません。そしてアイウェアを構成するパーツは全て自社内で製造し、設計/開発、製造、販売~ブランディングに至るまでを一貫して自分達の手で行っています。
またソフトウェアの面でも、ベトナム法人のIT企業に開発を依頼した専用設計の「バーチャルフィッティング」は、ハロマイのセミオーダーシステム(専用キットで購入者の顔を測定し、購入者は自ら好みのパーツを組み合わせてオーダーする)には欠かせないものであり、これらの技術やアイデアをスケールアップさせながら、私たちはアイウェアブランドとしての定着を目指します。
開発したアイウェアの本質とその価値
この度開発したアイウェアの本質は、その着用感とフィッティングにあります。
(1)アイウェアの質量(レンズを含めて平均12g~18g)
(2)独自工法による立体形状
(3)セミオーダーで顔のサイズを簡易測定(専用の測定キットを使用)
この3つの項目を組み合わせることで初めて達成できたものであると考えます。
ポイントは「のせる」や「はさむ」ではなく、「点で押える」ということです。これは、ポイントとなる箇所(側頭骨と後頭骨の間ぐらい)を、サイズを微調整して狙う必要があり、(3)のセミオーダー方式を採用した経緯でもあります。
開発の初期段階からロンドンを拠点とするプロのパルクールチームにアイウェアを提供し、テストを何度も繰り返し、その度に基本設計を見直しながらパルクールの競技にも使用できる構造を獲得するに至りました。
そして現在に至るまで、様々な競技のアスリートにも試してもらう機会がありましたが、メインアンバサダーである女子スケートボードの藤澤 虹々可(ふじさわ ななか)は、2022年の6月からハロマイのメガネを着用して全ての主要大会に出場しており、4月の日本オープンを優勝する等、世界のトップライダーの一人として活躍しています。
「藤澤 虹々可選手」
ブランドコンセプト
個性を限りなく表現できるよう、デザインは自由に、シンプルに。
5g程のチタンから作られるハロマイのアイウェアは、時代に沿ったサステナブルな要素を身に纏い、まるで身体の一部であるかのような感覚は、掛ける人のライフスタイルを一変させる力を秘めています。
神戸マルイへの出店について
2022年10月頃より、試験的にオンラインでのテスト販売を行っておりましたが、SNS等で「店舗があれば行ってみたい」「実物を見て触ってみたい」という要望をいただいたこともあり、2023年3月に2週間のPOP UPストアを神戸マルイで展開しました。
この期間で75名の方に購入していただいた事で改めて自信を深め、マルイ側から店舗の誘いをいただいたこともあり、この度神戸マルイ3Fにて店舗展開する運びとなりました。
フロアを話題のコミュニケーションロボット「LOVOT」が動き回る等、メガネ屋らしくないメガネ屋を目指して参ります。
来店促進キャンペーン
期間中より多くのお客様にご来店いただき、実際に見て触れてだきたいという思いから、店頭での来店促進キャンペーンを実施いたします。
<キャンペーン内容>
(1)ハロマイメガネを試着したフォトコンテスト
(2)ハロマイメガネを試着した感想をアンケートに回答
出店概要
名称:HELLO-O MY NAME IS... 神戸マルイ店
出店期間:2023年10月12日(木)〜2024年4月12日(金)
※期間を延長する可能性もございます。
場所:神戸マルイ3F 神戸市中央区三宮町1-7-2
店舗面積:約13.5坪
営業時間:【平日・土曜日】11:00〜20:00 【日曜日・祝日】10:30〜20:00
ブランドストーリー
2020年の1月頃から構想をスタートさせたこのプロジェクトですが、構想段階から達成するべき項目を設定し、それに沿って行動して参りました。
(その1)フレームの骨格にチタンの線材を使用すること
(その2)完全な独自工法であること
(その3)製造から販売まで全て自分達の手で行うこと
■その1
フレームの骨格にチタンの線材を使用するにあたり、その線材を自在に曲げる為の専用機が必要となります。まずはこの機械を製造し、更にチタンの小径(φ1.1)線材を「自在に曲げることが出来る可能性」のある機械を製造するメーカーを探した結果、該当したのは1社だけでした。しかもその機械はEVの給電コイルを製造する為に設計された設備であり、我々が今回使用する素材や加工内容に対しての実績がありませんでした。
メーカーに幾度となく足を運び、技術的な打ち合わせをした結果、この機械のもつ性能が私たちの求める工法を再現するに足るものであると確信し、メーカー協力のもと、この機械をベースとした専用機の開発に着手するに至りました。専用機としての性能を確認できるまで実に8か月を要し、2020年の12月、ようやく専用機が私たちの工場に納品された時点からアイウェアの開発がスタートしました。
この専用機には12軸の加工軸が存在し、扱うのが容易ではなく、専用機を扱う開発の主担当者はこの機械の扱いに慣れるまで多くの時間を要し、目的の精度を達成する為に専用機の多くのパーツを自社で改良しながら開発を進めて行くこととなりました。
■その2
製造業としての立ち位置から、工法そのものに新規性があることを開発の絶対条件として考えていました。専用機が完成するまでの間、特に構造に特長のあるアイウェアを開発の参考とし、研究を重ねました。
中でもデンマークの「リンドバーグ」は、私にとって「機能美」そのものであり、その独特な構造を鑑みても、アイウェアのカテゴリーとして類のない存在でした。開発当初は、その「機能美」に引っ張られる形で方向性が定まらず、もどかしく感じる日々が続きましたが、ある日、私が使用していたリンドバーグのメガネが、軽量にもかかわらずある種の動きによって大きくズレる場面があることを改めて違和感と認識し、開発コンセプトを「機能」というテーマ1本に絞り込みました。
そこからは動きによる「ズレ」が起こらない形状を徹底的に追求し、前述したパルクールチームの協力や自分達で徹底的に使用することで少しずつ機能の向上を果たした結果、2021年の4月頃にようやく今の「リムレス」の原型となるフレームが完成しました。
次にいわゆる「骨格」を有するタイプのフレームの開発に着手しました。こちらはより全体を構成するパーツのクリアランスが求められる構造であり、ネジを極力使用せず(結果的にヒンジの開閉に関与しない箇所で2か所使用)、そしてロウ付けや溶接等も一切使用しないという開発コンセプトのもと、2021年の8月頃に今の原型となるフレームが完成しました。
■その3
新規参入するに当たり、開発や製造に関わることはもちろんのこと、販売方法にも独自性を求めました。
オリジナルの「バーチャルフィッティング」(以下VF)の構想は、アイウェアの製造方法とも密接に関係しており、購入者自身がVF上で形状やパーツ・カラーを自由に組み替え、モデリングした形状の確認と、自分に合うかどうかの確認(カメラに映る自分に試着)を同時に行うことができるシステムが必要であると考えました。
また、サイズがセミオーダーである理由は前述の通りですが、購入者が発注してからできるだけ早いリードタイム(平均2週間程度)で納品する為にはパーツをあらかじめサイズ違いで作り分けしておく必要があります。
この為、フレームの形状が異なる各パーツの中で、サイズ違いで作り分けるパーツと共通化するパーツを開発段階で分類し、ストックするパーツの総量を抑え、オーダー後にパーツをピックアップすることで一からの製作ではないセミオーダーシステムが完成しました。
■HELLO-O MY NAME IS...
公式サイト: https://helloomynameis.com/
公式Instagram: https://www.instagram.com/helloomynameis_official/
お問合せ: support@helloomynameis.com
■運営会社
社名:株式会社エスケイワイ
代表者:代表取締役社長 大森 雅希
所在地:〒627-0131 京都府京丹後市弥栄町和田野35-3
TEL:0772-65-8600
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