ショコラフェスティバル ポルトガル10月19日から22日、再びガイアのWOWで開催
過去30年以上にわたって開催されてきた国際チョコレート&ココア フェスティバル第2回開催地がポルトガル。メインテーマは「テロワール」のコンセプトにフォーカスし、公式オープンは10月19日(木)午後7時
ラテンアメリカ最大のチョコレートとカカオの祭典、ショコラフェスティバル。ヨーロッパ初回開催は 5万人以上の来場者を記録し大成功を修めました。その第2回が、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのWOW ザ・カルチャーディストリクトで10月19日から22日まで開催されます。
ショコラフェスティバル ポルトガルでは様々なテイストのアクティビティが多数企画されています。チョコレートマーケット、子供用広場、テイスティング、クッキングショー、レクチャー、ワークショップ、コンサート等々。入場は無料です。
シェフがライブで製作するチョコレート彫刻、世界的有名ブランドのテイスティング、子供たちのためのチョコランド、またライブのディスカッションではワインやコーヒーをカカオのアグロフォレストリーモデルと調和させる方法などのトピックが話し合われる等、ショコラフェスティバル ポルトガルは一つの場所で様々なイベントが目白押しです。
チョコホリック、チョコレートに興味がある人々、そしてなによりもヨーロッパでのビジネスチャンスを求めるチョコレートとカカオのプロフェッショナルが一同に集います。今年は15回のクッキングショー、11回のワークショップ、10回のパネルディスカッションが国際チョコレート&ココアフォーラムで行われます。すべてのイベントはポルトガル、ブラジル、フランス、ベルギー、デンマーク、イギリス、ベネズエラ、コスタリカ等から参加の第一人者が担当します。
WOWにあるチョコレートストーリーミュージアムとチョコレートブランドVinte Vinteのクリエーターでフェスティバルの共同プロモーターであるペドロ・アラウージョは、「WOWでショコラフェスティバルを開催できることをうれしく思います。私たちの独立系チョコレートミュージアムのザ・チョコレートストーリーはすべての情報において学術的な裏付けに基づいた、世界でもトップクラスのものであると確信しています。また、私たちがここで生産するブランドのVinte Vinteはポルトから世界に向けて生産されるチョコレートブランドであり、そのミッションは手作りチョコレートに価値を加え、拡大を促進することにあります。こうした理由から、私たちはこのフェスティバルにもっともふさわしい主催者であると確信しています。ヨーロッパでのカカオとオリジンチョコレート(カカオ生産地限定チョコレート)について周知の一助となれば幸いです」と語ります。
今回で33回目となるショコラフェスティバルのクリエーターであるマルコ・レッサは、「ヨーロッパでのショコラフェスティバル開催には、原産地から最終の消費者に至るチョコレートの生産チェーンのすべての繋がりの間の直接的つながりを構築する、という明確な目的があります。このフェスティバルは、ココアが『黄金の果実』あるいは『神々の食べ物』とも呼ばれるように、その背景にある文化や仕事を強化し、ココアがもたらす喜びについての知識を広げ、オリジンブランド(生産地限定ブランド)、小規模産業、農業ビジネス、観光、健康効果、ガストロノミーを促進するものです」と語ります。
テロワールの定義と帰属意識
ショコラフェスティバル ポルトガルのプログラムの一環として、チョコレート界各方面からのプロフェッショナルや専門家がガイアに集います。フランスからはクロエ・ドゥートル・ルーセル(いくつものビーン・トゥー・バーブランドのコンサルタント、ノースウェストチョコレートフェスティバルのアカデミー・オブ・チョコレートアワード審査員、ファインチョコレートインダストリー協会-FCIA顧問委員会メンバー。 イギリスからはスペンサー・ハイマン(ココアランナーズ創始者でヨーロッパ大陸でのビーン・トゥー・バーチョコレートの偉大なるプロモーター。フェスティバルには何度も参加)。デンマークのミッケル・フリス=ホルン(もっとも長く続くもっとも優れたビーン・トゥー・バーのショコラティエのひとつ。チョコレートづくりの技術における重要人物であり、ブランドに自身の名を冠す)。ヨーロッパ最古のファインカカオのディストリビューターDaarnhauwer & Coのマリア・ヒメネス(コスタリカ)。彼女はカカオ官能分析の専門家でもあり、国際ココア機関(ICCO)のファイン&フレーバーパネルのメンバー。その他数多くの著名な専門家がフェスティバルに招聘されワークショップやディベートに参加します。今年のメインテーマは「テロワール: その土地らしさ。味と風味」
テロワールはカカオ、ポルト、コーヒーをひとつにする重要なエレメントです。そのため今年の開催にも関連組織から重鎮が一同に会しました。パウロ・ピント、パウロ・ルッセル=ピント、公認ポートエデュケーター、IVDP(ポルトとドウロのワイン協会)のメンバー、ダヴィド・ギマランイス(テイラーズ、フォンセカ、クロフトのマスターブレンダー)
スペイン、フランス、ブラジル、日本のビーン・トゥー・バー協会も参加します。ポルトガルのビーン・トゥー・バー協会の誕生をもたらした運動の次のステップを明確に定義します。
その他の今年の新しい点は国際チョコレート&ココアフォーラムでのすべてのトークとすべてのクッキングショーをライブ発信し、フェスティバルの国際的立ち位置を強化します。
無料のクッキングショーとチョコレートマーケット
チョコレートについてもっと知りたい、でも食べる専門という向きは、クッキングショーとマーケットに無料で自由に入場できます。クッキングショーにはワールドチョコレートマスター2018チャンピオンでペストリーシェフのイバン・パスクアル(スペイン)、リッツカールトンチェーンのペンハロンガリゾートのエグゼクティブペストリーシェフ フランシスコ・シオパ(ポルトガル)、イートマンホテルレストランのエグゼクティブシェフ リカルド・コスタ(ポルトガル)といったトップクラスの面々が勢ぞろいします。
ザ・ショコラフェスティバルのチョコレートマーケットには今年は以下のブランドが参加します。ポルトガルからAmuzi Distillery、Be Glad、Feitoria do Caca、MySugar、Selmi Portugal、Vinte Vinte、スペインからAbelha Cacau、Baianí Chocolates、Cacau do Brasil、Chocolate Moro、De Mendes、Estilo África、Kaitxo、Leyenda、Mestiço Chocolate、Natucoa, Kankel、ブラジルからCacauway、ChOr、Da Cruz Chocolates、Melinda e Samborá、Miroh!、Terruá Tuerê、Yrer、イギリスからChocolarder、Tosier、Firetree Chocolate、Cocoa Runners、イタリアからKaruna Chocolate、Packint、ノルウェーのFJAAK Chocolates、アイルランドのNeary Nógs、ハワイのManoa Chocolate、カナダのQantu Chocolate、フランスのHasnaa、アメリカのCocoa Town、オランダのDaarnhouwer、そしてエクアドル領事館。
フェスティバルの全プログラムはこちらから: https://chocolatportugal.pt/pt/programa-2023/
ザ・ショコラフェスティバルについて:
2009年に初開催。ラテンアメリカ最大のオリジンチョコレートイベントで、豆から最終製品までのココア生産チェーン全体に関するもの。これまでにバイーア、パラー、サンパウロなどで20回以上開催されて、オリジン、ビーン・トゥー・バー、プレミアム、グルメのチョコレートの様々なブランドが参加しています。そして今、ヨーロッパ開催として、WOWとの共催でポルトガルのガイアにやってきます。
WOWについて:
ポルトの新しい文化発信地WOWはヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの歴史地区の中心にあります。ポルトガルの潜在的国益(PIN)に指定されているプロジェクトの一環として、修復されたワイン倉庫を再活用しています。総面積5万5,000平方メートルの敷地に7つのミュージアム、12のレストランとカフェ、ショップ、ワインスクール、展示スペース、様々なイベント用スペースが点在しています。2020年開業のWOWはポルトガルとその北部地域の文化、ガストロノミー、歴史、産業に焦点を当てています。
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