防災月間に子ども記者が福祉避難所開設を体験取材
一般社団法人京都子ども記者クラブと合同で、子どもたちによる福祉避難所開設のシミュレーション体験の場を
社会福祉法人南山城学園(理事長:磯彰格、本部:城陽市)は、9月24日(日)、一般社団法人京都子ども記者クラブと合同で、子どもたちによる福祉避難所開設のシミュレーション体験の場を企画、運営いたしました。
当法人内の「彩雲館(あやぐもかん)」は、災害時に高齢者、障害者など特別な配慮を要する人とそのご家族が避難される福祉避難所に指定されています。宇治市在住の小学校5年生から中学2年生まで12名の子ども記者の皆さんに「彩雲館」にお集まりいただき、災害と京都府災害派遣福祉チーム (京都DWAT)の活動について、また障害と要配慮者の支援について当法人職員よりお話した後、京都府南部で震度7の地震が発生した想定のもと、福祉避難所開設時に必要となる高齢者・身体障害者・知的障害者への聞き取りなどを体験取材いただきました。
参加した山崎結琳さん(槇島小学校5年)は「福祉避難所のロールプレイでの聞き取りが大変だった。障害には個性があるので、実際に起きたら、もっと対応がむずかしそう」と話しています。
また、糟野広輝さん(三室戸小学校5年)は「年に2000回近く地震が日本で起きていることを初めて知った。宇治市の危機管理室がつくった持ち出し袋運用ゲームは地震に備えるトレーニングになると思う」と話しています。
【日時】令和5年9月24日(日)13:30~17:00
【場所】社会福祉法人南山城学園「彩雲館」 〒610‐0111京都府城陽市富野狼谷2番地の1
【内容】 13:30~13:50 災害について/京都DWATの活動
13:50~14:10 障害とは/要配慮者の支援
14:10~14:40 福祉避難所開設シミュレーション体験
(要配慮者と家族への聞き取り バケツによる簡易トイレ)
14:40~15:00 災害食試食(きのこごはん・野菜スープ)
15:00~17:00 取材記事作成
■一般社団法人京都子ども記者クラブ 橋本祥夫代表理(京都文教大学こども教育学部教授)の話
京都子ども記者クラブは記者活動とニュースの提供を通じて、子どもたちのシティズンシップを育成することを使命として2015年に発足した。今年は防災をテーマとし、11月11日(土)の宇治市主催の防災シンポジウムにも子どもが登壇する。南山城学園の協力により社会的弱者の視点で防災を考える機会を得たことは、ダイバーシティや共生社会の観点から大事な取り組みとなった。
熱心にメモをとる子ども記者の皆さん
職員が要配慮者と家族役を演じて聞き取りを体験
「社会福祉法人 南山城学園」公式ホームページ:https://minamiyamashiro.com/
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