岡山県倉敷発・「暮らしき 地域留学」を本日発売
持続可能な事業・地域づくりを学ぶ新たな体感型企業研修を提供
「地域留学・暮らしき旅」は、岡山県倉敷市を舞台に地域の身近な「仕事(産業・歴史)」と「暮らし(自然・風土・精神・文化)」を教材として、フィールドワークを通じて自ら感じ・学ぶ体感型の旅です。
これからの経営は、ビジネスと社会活動の好循環を醸成すること=サスティナブル経営への対応が求められています。「組織にとっても、顧客にとっても、社会にとってもよい」、「現役世代だけでなく将来世代も満足できること」という考え方を実践している現場を訪問し、実践している人との交流を通じて、事業・地域社会の持続的成長に貢献する人材の育成を目指します。
暮らしき 地域留学 特設サイト https://tsuchiyatei.jp/kurashiki-ryugaku/
プランの特徴
会社の会議室や研修施設から飛び出して、仕事や暮らしの現場や当事者を訪問し自ら感じ・学ぶ旅
■仕事の現場を学ぶ(脱脂綿製造工場見学、連島ごぼう収穫体験、人気カフェの工房見学など)
・明治期まで市の中心を流れていた東高梁川は廃川地となり、その土地の特性を生かしたものづくりの場として発展しました。大量の水(伏流水)を必要とする糸へん産業が栄え、根野菜に適した水はけのよい砂地はごぼう畑になっています。水の恵を受け、地域に寄り添い、環境ストレスにも思いを馳せたものづくりを学びます。
・取り壊しが決まっていた明治時代の建築物を次世代に残すために、ジャム・焼き菓子工房、サウナ露天風呂、宿泊施設と複合的に利活用した現場では、楽しみながら経済を回す仕組みを学びます。
■暮らしの現場を学ぶ(倉敷美観地区まち歩き、町家宿泊など)
・時代の瞬間的な価値観に振り回されず、地域や暮らしの本質と向き合い、暮らし繋いできた「本町通りの町衆」。美しい倉敷美観地区のまちなみ、その美しさの本質や次世代を思いやるスピリッツを学びます。
・地域の医療を支え続けてきた「土屋内科医院」を 2022年、倉敷のまち並みと繋がる町家の宿「土屋邸」としてリノベーション。宿泊しながら町家の暮らしぶりを学びます。
サスティナブル経営を実践している当社代表がプロデュース&ガイドするオーダーメイド型研修の旅
当社は、倉敷本町通りの町家喫茶「三宅商店」、倉敷美観地区の衣食住の生活デザインマーケット「林源十郎商店」や町家の宿「土屋邸」、高梁川のほとりにある「水辺のカフェ 三宅商店 酒津」、季節のジャムや焼き菓子をつくる旧原田邸「三宅商店カフェ工房」などを企画・運営しています。いずれも古民家や歴史ある建物を再生し、地域の宝を次世代に残す活動に取り組むサスティナブル経営を実践しています。また、代表の辻は誰もが地域を自分事にし、地域に誇りを持って欲しいと、小学校区を巡る番組を地元ケーブルテレビに持ち込み自ら企画・出演。12年かけて巡った小学校区は延べ300校区を超え4,000キロメートル以上歩いて地域の暮らしと仕事の魅力を発掘し、その現場の最前線で輝く人と出会ってきました。今回の旅は、楽しみながらサスティナブル経営を当事者として実践している当社代表がプロデュース&ガイドします。
フィールドワークや対話・会話をおこないながら参加者同士・参加者とガイドが共に学び・考え・楽しむ旅
フィールドワークや対話・会話の中から学びと新たな発見を体感しながら学ぶ旅です。もちろん、当社が実践してきたサスティナブル経営の考え方や実践方法もお伝えしますが、一緒に学び・考え・楽しむ場作りを大切にします。複雑化する社会環境の中で私達も倉敷も参加者の皆様と一緒に「本質」を大切にしながら変わり続けていきたいと考えています。
倉敷に学ぶ意義
岡山県中西部を流れる一級河川「高梁川」。大河のほとりには文明が栄える、そんな言葉のとおり、高梁川流域の街・倉敷にも歴史や経済、人々の暮らしから成り立つ趣深い風景が溢れています。そして、その恵みは今も倉敷に暮らす人の精神や風土に引き継がれています。象徴的なのは、全国的に有名な観光地である倉敷美観地区に昔ながらの町並み。どの時代になっても世代が変っても自然環境に思いを馳せ、今を美しく生き、次世代に繋いでいくという価値観をぶらさず、「当事者意識」を持ち続けてきたからこそこの町並みが存在し続けています。
これからの経営は、ビジネスと社会活動の好循環を醸成すること=サスティナブル経営が求められており、「組織にとっても、顧客にとっても、社会にとってもよいこと」、「現役世代だけでなく将来世代も満足できること」の実現が必要です。
世代が時代を越えて暮らし繋いできたまち・倉敷の「仕事(産業・歴史)」と「暮らし(自然・風土・精神・文化)」に今だからこそ学ぶことの意義は大きいと考え、「地域留学・暮らしき旅」を提供することにしました。大切なことは、地域にとっても組織にとっても、その時代を生きるひとづくり。「本質」と向き合える心豊かなひとづくりこそが持続可能でなければと考えます。
事業や社会への「当事者意識」を持った人材の育成に貢献
サスティナブル経営を実現するためには、事業や社会への「当事者意識」を持った人材育成が重要と考えています。今回の旅では、通常の業務を離れて、地域の中に当たり前のように存在している仕事や暮らしを新たな視点で見つめなおします。この経験を通じて社会と目の前の仕事、自社との接点を自ら再定義し、当事者としての「ありたい姿」を深めていきます。旅を通じて「自分ゴト化スイッチ」のきっかけを提供します。
これからの展開
懐かしくて新しい街・倉敷を舞台に、街との出会い、地域の方との出会い、季節との出会い、「本質」に触れる「地域トラベル事業」を展開していきます。また本社「旧原田邸」には、2024年春に新たな宿泊拠点もオープン予定でサスティナブルな活動に共感するコアなファンを世界に造成したいと考えています。当社の事業は、カフェや菓子工房、宿や地域トラベルの運営と多岐にわたっていますが、やっているのは「本質」に触れ「自分ゴトのスイッチ」を入れるひとづくりです。セミナーでも講演会でも授業でもない「へいのない学校」です。誰が先生でも生徒でもなく、自らが「本質」と向き合うきっかけづくりの学校です。「誰のための何のための仕事か」、「人生で一番長い時間が仕事の時間」、「仕事のせいにしない、仕事だからと諦めない」、仕事と地域に誇りを持つ続けるひとづくり、法人づくりをぜひご一緒に。
事業展開の経緯(担当者のコメント)
有限会社くま 代表取締役 辻 信行
創業以来、当社は地域と季節に寄り添い、地域を「知る・伝える・つなげる」ことをテーマに事業を展開しています。しかし、地域の良いものを知って伝えるだけでは、残念ながら持続して行かない現状があります。地域の宝を残し、繋げて、周りの人を巻き込んで誇りや楽しみに変えていくことで、経済を回していく必要があり、経済的価値と社会的価値の両立を目指し、事業を創造してきました。当社が取り組んできたサスティナブル経営、共感ビジネスの本質を伝え、今を生きる人が仕事や暮らし、地域を見つめ直すきっかけ、学ぶ場を作りたいと考え、今回の事業を展開することにしました。地域を誇り、次世代をおせっかいに思いやる心を持つのが、「地域社会人」。そんな地域社会人たちのきっかけづくり、それがわたしの一生の仕事と考えています。
有限会社くまについて
【会社概要】
社名:有限会社くま
本社所在地:岡山県倉敷市酒津2226 旧原田邸
代表取締役:辻 信行
事業内容:町家や旧家をリノベーションしたカフェや菓子工房、宿を運営。2022年12月には倉敷美観地区で町家 を改装した宿泊施設「土屋邸」を新たにオープンさせ、地域の宝を次世代に残す事業を展開している。
設立: 2002年
HP:https://m-cafekobo.com/
本事業について
有限会社くまは令和5年度観光庁事業「事業者間連携等を通じた観光産業の付加価値向上支援」の実証事業者として、事務局である株式会社ジェイアール東日本企画とともに、各種取組を進めております。
本企画は、当該実証事業の一環で実施するものです。
(観光庁ホームページhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/shisaku/sangyou/syukuhakujirei.html)
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