北海道旭川市の木製品製造メーカーMOKKOU、端材などを利用した、アップサイクルプロダクトを販売開始

4月3日より旭川デザインセンター内「ADCセレクション」にて販売

株式会社MOKKOU

2024年4月1日 14時24分

MOKKOUでは、これまで捨てられていた端材や木屑などを利用した製品開発に取り組んでいます。この度、「UPCYC PRDCT」と名付けたこのプロジェクトから生まれた製品の販売を開始いたします。

UPCYC PRDCTについて

UPCYC PRDCT／アップサイクルプロダクトは、日々生まれる製品の影で、捨てられ、燃やされるのを待つ端材たちに利用価値を見出し、新たな製品として世に送り出すプロジェクトです。

例えば、木材チップはとても良い木の香りがしますが、これをアロマオイルのディフューザーにすることで、素敵な体験を得られます。今まで印刷所で捨てられていた紙を利用して、パッケージやPOPボード、陳列ボックスなども製作しました。単にリサイクルするということではなく、価値を高めて行くことで、持続可能な取り組みにして行きたいと考えています。

製品について

Product 001

アップサイクルプロジェクトの第一弾製品。製造の過程で出る端材を使ったオブジェです。パッケージや緩衝材も捨てられていた紙や木屑を使い、プロジェクトの象徴的な製品になっています。

Aroma diffuser

生産の過程で出る木材チップを使ったアロマディフューザー。MOKKOUの工場の木材チップは、塗料や接着剤を含みません。木材本来の香りと、アロマオイルの香りのマリアージュを楽しめます。メープル、ウォルナット、チェリーの3つの樹種を用意しました。

Kindling

生産の過程で出る木材チップを焚き付けに利用しやすいように小分けにしました。MOKKOUのある旭川では、家具やクラフトに使う木材を含水率8%まで人工乾燥するため、よく燃えます。袋のまま火をつけてお使いいただけます。

Branches magnets & Push pins

北海道中川町産の木の枝を使ったマグネットとプッシュピンです。パッケージの箱も、印刷所で捨てられていた紙を利用して作られています。さまざまな樹種の枝をご用意しています。

MOKKOUについて

2022年10月生まれ、11月創業の木工クラフトメーカー。マスタークラフトマン佐藤誠と、アートディレクター／グラフィックデザイナーのゲンママコトの二人代表です。現在は特注と言われる受託製造を中心に、手のひらに乗るような小さな木製品を生産。「MOKKOUを世界の共通語に」を合言葉に、旭川・日本のものづくりを下支えし、世界に発信していく企業を目指します。