「モノとヒトを同時に循環」幼稚園・認定こども園でサーキュラーエコノミー型環境教育を展開

埼玉県内の幼稚園・認定こども園を対象にサーキュラーエコノミー型環境教育を提案。ITを活用した多様な働き方に取り組む（株）コミュニティネットが新たに取り組む事業。

株式会社コミュニティネット

2024年3月29日 08時57分

ITを活用した女性の多様な働き方に取り組む（株）コミュニティネット（代表名：今井房子　さいたま市浦和区）が、子どもたち一人一人の成長を支え可能性を伸ばす教育に取り組んでいる（一社）キャリアチャレンジ総合研究所と連携し、埼玉県内の幼稚園・認定こども園に、環境教育プログラムの提供を開始します。この事業は「令和5年度埼玉県サーキュラーエコノミー型ビジネス創出事業費補助金」にて採択され【モノとヒトを同時に循環】させることをテーマにスタートしました。

「モノの循環とは」

県内幼稚園・認定こども園に石鹸、シャンプー等の回収ボックスを設置します。回収した容器をリサイクルし、園や学校等で使用する商品（絵本バッグや環境学習に活用できる商品）に変えていきます。最終的に再回収することでサーキュラーエコノミーを実現させます。

「ヒトの循環とは」

回収ボックスを設置した幼稚園・認定こども園に子どもを預けている保護者（主に女性）を対象に、リスキリングスクールを開講します。園に通っている時間に自分のキャリアを見直し、もう一度社会に戻る仕組みをつくります。

インタビュー動画

YouTube URL

コミュニティネットサーキュラーエコノミー

https://youtu.be/PHP90HJWsIA?si=RRiWYoyI3QWYZuNj

ユニリーバ・ジャパンとの協業で実現した回収システム

幼稚園・認定こども園で回収した使用済みプラスチック容器は、ユニリーバ・ジャパンの協力のもと、就労継続支援B型に運搬され手選別されます。その後、破砕・洗浄、ペレット化を行い、プラスチック成形工場にて植物を育てるポットに変化します。そのポットで子ども達は植物を育て、環境教育の大切さを学びます。

子どもを預けている時間に受講できる「リスキリングスクール」

埼玉県内の幼稚園・認定こども園の保護者を対象にリスキリングスクールを開講します。埼玉県では男性が都内で働く割合が高く、優秀な女性達が、専業主婦や扶養範囲内で働く例が多く見受けられます。そんな女性達が子育てを大切にしながらも、自分のキャリアを磨くことができるリスキリングスクールを園にお子さんを預けている時間に開講します。仕事復帰する際に必須と言われているITスキルはもちろん、マーケティングや商品開発のノウハウも学ぶことができるカリキュラムとなっています。