印象派誕生150周年を機に、書籍『クロード・モネ 旅のための作品集』発売
画家が訪れ、描いた風景を〝旅する〟ための作品集シリーズ第1弾
東京美術(本社:東京都豊島区池袋本町3-31-15、代表取締役:大河内雅彦)は、クロード・モネ(1840〜1926)が描いた風景を、旅しているかのごとく楽しめる作品集『クロード・モネ 旅のための作品集』を刊行します。1874年4月15日に開かれた展覧会出品のモネ作品にちなむ印象派誕生から150年。その印象派の巨匠が訪れ、芸術として結実させた、フランスを中心とするヨーロッパの風景についての作品計117点をエリア別に紹介します。春の訪れとともに行楽の季節を迎えるフランスを実際に旅する際のガイドにもなる「旅のための作品集」シリーズの第1弾です。
https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/np/isbn/9784808712914/
本書の特徴
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日本にいながらにして旅気分を味わうことができ、実際に旅する際のガイドにもなる構成
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ヨーロッパの異国情緒を「印象」を強調したモネの表現を通して体感
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A4判変型という大判で掲載作品117点の細部までを楽しめる仕様
クロード・モネ(1840〜1926)
作品《印象、日の出》(1872)が、その名前の由来にもなった印象派を代表するフランスの画家。パリに生まれ、幼い頃にフランス北西部ノルマンディーの港湾都市ル・アーヴルへ移住した。その後、セーヌ河流域を主な拠点に制作を展開、晩年はジヴェルニーに落ち着き、自邸の庭を造成しながら睡蓮などの作品に打ち込んだ。ロンドンや地中海など、ヨーロッパ各地にも訪れ、風景画を多数制作した。
構成
第1章 ノルマンディーとブルターニュ 海と空のあいだ
第2章 セーヌ河のほとり 都市から自然へ
第3章 オランダ 運河、風車とチューリップ畑
第4章 地中海 パームツリーと紺碧の海
第5章 ロンドンとヴェネツィア 霧の都、水の都
第6章 ジヴェルニー 自然から創造の楽園へ
著者略歴
岩﨑余帆子(いわさき・よおこ)
公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館学芸課長。公益財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館学芸課長。東京藝術大学大学院修了。専門は19世紀のフランス美術。おもな担当展覧会に「ドガ、ダリ、シャガールのバレエ―美術の身体表現」(2006-07年)、「モネと画家たちの旅―フランス風景画紀行」(2007-08年)、「モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新」(2013年)、「Modern Beauty―フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代」(2016年)、「印象派、記憶への旅」(2019年)、「モネからリヒターへ―新収蔵作品を中心に」(2022年)。おもな著書・論文に『モネと画家たちの旅―フランス風景画紀行』(共著、西村書店、2010年)。「帽子の女性―マネ、ドガ、ルノワール」(『西洋近代の都市と芸術2 パリ Ⅰ ―19世紀の首都』[竹林舎、2014年]所収)。
クロード・モネ 旅のための作品集
著著:岩﨑余帆子
定価:3,520円(10%税込)
判型:A4判変型
頁数:192頁
ISBN:978-4-8087-1291-4
発行日:2024年3月25日ごろ
モネ展示関連情報
2024年は、各地でさまざまなモネ関連展覧会が開催されます。
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モネ 連作の情景展|2024年2月10日〜5月6日|大阪中之島美術館(大阪市北区中之島4-3-1)
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モネ 睡蓮のとき展|2024年10月5日〜2025年2月11日|国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7-7)|のち、京都市京セラ美術館、豊田市美術館に巡回
株式会社東京美術
会社名:株式会社東京美術
所在地:〒170-0011 東京都豊島区池袋本町3-31-15
代表者:大河内雅彦
設立:1960年
URL:https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/
お問い合わせURL: https://www.tokyo-bijutsu.co.jp/np/contact.html
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