JAC環境動物保護財団 2024年度 1次募集 助成団体決定
61団体に7,614万円を助成、新たに家畜の動物福祉向上へも支援
公益財団法人JAC環境動物保護財団(理事長:田崎ひろみ、所在地:東京都千代田区)は、2024年度に総額1億8,000万円の助成を予定しており、このたび、1次募集の選考の結果、61団体に7,614万円の助成を行ったことをご報告いたします。
当財団では、『希少な野生動物の保全』と『動物福祉の向上』を目的とした活動団体を対象に公募を行い、活動費の一部を助成しています。公募2年目の2024年度の助成対象となる活動分野は、(1)希少野生動物の保全、(2)伴侶動物・家庭動物の動物福祉向上、(3)動物園・水族館の動物福祉向上、(4)家畜・産業動物の動物福祉向上、(5)自然環境の保護の5分野としました。
今年度から、助成対象となる活動分野に新たに「家畜・産業動物の動物福祉向上」を加えました。この分野の助成先の一例としては、アニマルウェルフェアに配慮した平飼いの小規模採卵鶏農家での設備補修や、放牧養豚農家での豚の生活環境の改善、乳用牛のブラッシング欲求に関する検証と普及活動、また、競走馬や繁殖を引退した馬の養老牧場の運営支援等があります。家畜や産業動物の動物福祉のための活動は支援が得られにくい分野でもあるため、今後も積極的に支援を行っていきたいと考えています。
2024年度の1次募集では、日本全国の100団体から応募があり、専門家による選考委員会での厳正な審査の結果、61団体への助成を決定しました。2024年度は、総額1億8,000万円の助成を予定しており、現在、2次募集を行っています。2次募集による助成先は、2024年9月頃に決定する予定です。
助成先の皆様の活動が活性化され、さらなる前進につながることを期待し、日本国内の動物と自然環境保護に対する意識の向上に貢献するため、今後も活動に取り組んでまいります。
【JAC環境動物保護財団 2024年度1次募集 概要】
・募集期間: 2023年10月1日~11月20日
・助成団体: 61団体
・助成金額: 7,614万円
・助成期間: 2024年4月1日~2025年3月31日
・助成先の活動分野:
1.希少野生動物の保全: 13件
2.伴侶動物・家庭動物の動物福祉向上: 35件
3.動物園・水族館の動物福祉向上: 3件
4.家畜・産業動物の動物福祉向上: 8件
5.自然環境の保護: 2件
助成先団体や各助成金額などの詳細は、財団のホームページに掲載しています。
現在、2024年度助成金の2次募集を行っています。詳しくは募集要項をご覧ください。
<財団概要>
財団名:公益財団法人JAC環境動物保護財団
英名:JAC Environmental & Animal Protection Foundation
所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14階
設立:2022年3 月1 日
目的:動物保護とそれに伴う自然環境保護を行う団体への助成を通じて、人と動物の共存ひ いては自然環境の持続可能性に寄与すること、並びにその啓蒙に努めることで日本における動物および自然環境の保護に対する意識の向上に寄与すること、又その取り組みを世界に発信していくことを目的とする。
事業:1.動物や自然環境の保護活動を行う団体への助成
2.動物や自然環境の保護を促進するための啓蒙活動
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