“物置とは、見せる家具である”。田窪工業所の新ブランド登場！

新ブランドと新製品をEXG2024（エクステリア×ガーデンエキシビション）で発表します。

株式会社田窪工業所

2024年4月8日 11時30分

鋼製物置と家庭用品メーカーの株式会社田窪工業所（本社：愛媛県西条市）は、2024年4月11〜12日、幕張メッセで開催されるEXG2024にて、新ブランド「BELOS（ヴェロス）」並びに同ブランドの新型物置「B-series」を発表します。

ブランド概要

“BELOS”は次の頭文字の造語です。

Beautiful 「美」生活環境の中で美しさを感じる。

Evolution 「進化」未来へ、ともに歩み続けてゆく姿勢。

Luxury 「高級感」日常生活の中で、贅沢を味わう。

Only 「唯一」他になり最適な空間の提供。

Sustainable 「持続可能」ずっと使い続けて欲しい。

このブランドは物置群だけでなく、当社の第二のブランドとしてスタートします。

従来の「タクボ物置」が堅牢性とオプション等の機能重視とするならば、「BELOS」は堅牢性と“質感デザイン”が軸となります。現在そしてこれからの成熟したユーザーが求める適切な物を、そして“空間、環境”に合った製品を作ってゆく、それが「BELOS」ブランドとなります。

商品概要

「BELOS」のB-seriesは、本体色が艶消しのブルイッシュグレー（屋根、床は除く）となりました。ボディー全体が同色・同質感になることで視点による差異がないため、気にしなくてはならないのは「開口部の方向」だけとなります。

新しい機能として、ハンドルはロック一体型となり仮ロック解錠と開閉を片手で行えます。また更なる安全性能として内側から「本ロック（本施錠）の解錠」もレバーひとつでできるようにしています。連動吊り戸式扉の上部は従来品の性能を踏襲しています。新しくなったのは扉下レールをなくしたことです。掃除の簡便性や凍結による地面の盛り上がりにも強くなりました。また、戸車の位置調整も扉を外すことなく庫内から調整が可能です。

パネルは独自の構造となり密閉率が格段に向上しました。高圧洗浄機等を用いた水侵入実験でほぼ皆無です。床の耐性もコンクリート製布基礎の場合は従来の約1.5倍の強度9000N/㎡をほこります。

扉のカラーバリエーションは、ブルイッシュグレイ（GR）、ルミナスシルバー（LS）、アンバーゴールド（AB）の3つ。間口は1730、2130、2530、2930。奥行きは1400、1800、2200。（2024年4月1日現在）です。

なお当該ブランドから発する製品には固有名称は付かず、「B-seriesのB-1234（数字は仮定）」と表するようになります。

開発の経緯

2019年、“物置とは、見せる家具である”をコンセプトに、生活に調和と美をもたらす収納ソリューションに着手。生活が豊かになる機能、空間に溶け込む洗練されたデザインを兼ね備えた、新たな収納空間を目指し開発を始めました。

物置を誕生させてから56年の間には数々のアイディアにとんだタイプが時代とともに作られました。しかし時とともに「機能とは、洗練さとは」ということが重要視され始め「削る勇気」が求められるようなりました。

当然ながら価格は購入要因のひとつですが、消費者からの評価が顕著に現れたのは「見た目」でした。当社製品は約27年前のベースモデルを基に部分的な改良やマイナーチェンジを行い、大胆な変更をしないことで安心と信頼性の高い物置として評価されてきましたが、新鮮さを求める目はとても厳しい時代となり大胆な変革が必要という判断に至りました。