未来の災害対策を世界から公募する「防災・減災×サステナブル大賞(スマーテスアワード)2026」、本日より応募受付を開始

― レジリエンスとサステナビリティの統合評価で、社会実装を前提とした未来志向型イノベーションを顕彰 ―

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一般社団法人減災サステナブル技術協会(代表理事:古屋 泰文、所在地:東京都千代田区神田神保町1-10-1-7F、以下「当協会」)は、激甚化する自然災害と複雑化する社会課題に対応するため、防災・減災分野における革新的かつ持続可能な取り組みを顕彰する「防災・減災×サステナブル大賞(通称:スマーテスアワード)」の応募受付を、全世界を対象に本日2025年7月7日より開始いたしました。

本アワードは、災害への「強さ(レジリエンス)」と社会の「持続可能性(サステナビリティ)」を統合的に評価する、他に類を見ない試みです。実績のあるプロジェクトはもちろん、実用化の途上にある研究開発や、未来社会の構想を描くアイデア段階のコンセプトまで幅広く募集し、国境や組織の垣根を越えたイノベーションの創出と社会実装を強力に後押しします。

1. アワード設立の背景と目的 

気候変動の影響により、世界各地で自然災害はかつてない規模と頻度で発生しています。同時に、サプライチェーンのグローバル化や都市部への人口集中は、社会の脆弱性を一層高めています。このような時代において、「被害をいかに防ぐか」という従来の視点だけでは不充分であるとの観点から、災害発生を前提とし、被害を最小限に抑え、迅速かつしなやかに復旧・再生する「レジリエンス」の向上と、その取り組みが環境・社会・経済の観点から「サステナビリティ」の拡充とを両立させる必要があると当協会では考えています。

本アワードは、この二つの概念を不可分なものとして捉え、優れたソリューションを発掘・顕彰することを通じて、産官学民の連携を促進し、防災・減災技術の社会実装を加速させることを目的としています。

2. 褒賞概要 

受賞案件は、その栄誉を称えるとともに、当協会のネットワークを通じて社会実装に向けた支援の機会を提供します。

最優秀賞:1件(記念盾・賞状) 

優秀賞/奨励賞:若干数(賞状) 

受賞案件の詳細は、当協会ウェブサイトおよび、メディアパートナーである日刊工業新聞社電子版にて広く公表され、その先進的な取り組みを社会に発信します。

3. 応募資格 

イノベーションに国境や所属は関係ありません。世界中のあらゆる知見を結集するため、応募資格を広く設定しています。

対象:     企業、官公庁、地方自治体、教育・研究機関、NPO/NGO、市民団体、個人など、法人格や国籍を問いません。

 実績:     過去の受賞者による新たなテーマや、アップデートされた案件での再応募も歓迎します。 

推薦:     自薦・他薦を問わず、広く申請を受け付けます。

4. スケジュール(予定)

募集期間: 2025年7月7日     〜 10月31日 

選考審査(一次): 2025年10月1日     〜 11月30日(応募順に随時実施) 

本審査(最終): 2025年12月上旬 

結果通知: 2025年12月中旬以降、全応募者にご連絡 

表彰式: 2026年1月28日     日刊工業新聞社主催「防災産業展2026」特設会場(東京ビッグサイト)にて執り行う予定です。

5. 応募方法

ステップ1: 当協会ウェブサイト(下記URL)内のアワード公式ページより、申請書様式(Microsoft Excel形式)をダウンロードしてください。

 ステップ2: 必要事項を記入し、PDF化せず原本ファイルのまま、Eメールに添付してご提出ください。 

提出先: ss-taisyo@ssmartace.or.jp 

備考:      詳しい記入例も同ページに掲載しております。  審査料:一次から最終審査まで無料です。

6. 厳正な審査体制と多角的な評価基準 

選考は、防災工学、環境科学、都市計画、金融・ESG投資、メディアなど、各分野の第一線で活躍する専門家で構成される独立した審査委員会が担当します。提出書類に基づく一次審査に加え、必要に応じて現地調査やオンラインでのヒアリングを実施し、以下の5つの観点から総合的に評価を行います。

① レジリエンス性: 災害時の機能維持・早期復旧能力。単に強固なだけでなく、被害を許容し、しなやかに回復する力も評価します。

 ② サステナブル性: ライフサイクル全体でのCO₂排出量削減、資源循環、生物多様性への配慮、社会的包摂など、環境・社会・経済への貢献度を評価します。

 ③ SDGs寄与度: 持続可能な開発目標(SDGs)の17ゴール・169ターゲットに対し、どの様に貢献するかを定性的・定量的に評価します。 

④ 普及性・波及性: 特定の地域や条件下だけでなく、広く国内外へ展開できる可能性や、持続可能なビジネスモデルとしての実現性を評価します。 

⑤ 新規性・先駆性: 既存の枠組みを超える技術的な独創性や、社会の制度・人々の行動変容を促す先進的なアイデアを高く評価します。

7. 事務局よりメッセージ 

「気候変動の激甚化と社会構造の複雑化が同時進行する現在、防災・減災対策は“点”の対策から“面”へ、さらには未来を見据えた“持続可能なシステム”へと進化する必要があります。昨年度の受賞案件は、地域コミュニティの力を引き出すデジタルプラットフォームや、被災地の廃棄物を再利用する循環型建築資材など、多岐にわたりました。本アワードが、世界中の多様な知見と情熱を結集し、レジリエントかつサステナブルな社会の実現を加速する一助となることを確信しております。皆様の挑戦を心からお待ちしています。」

8. 後援・協力

後援:     一般社団法人レジリエンス協会、日刊工業新聞社 

協力:     防災産業展2026 実行委員会 ほか(現在調整中)

9. 本リリースおよび取材に関するお問い合わせ 

一般社団法人減災サステナブル技術協会 「スマーテスアワード」事務局

E-mail:ss-taisyo@ssmartace.or.jp 

※恐れ入りますが、取材のお申し込みやご質問は、記録保持のためEメールにてご連絡くださいますようお願い申し上げます。

▼ アワード公式ページ・応募書類ダウンロードはこちら

 https://ssmartace.or.jp/disaster-prevention-and-mitigation-x-sustainability-award-2026/

 募集要綱全文(PDF):アワード公式ページよりダウンロード可能 

過去選考結果公表ページ:https://ssmartace.or.jp/award2025/ 

革新的な防災・減災ソリューションで、持続可能な未来社会を共創する皆さまからのご応募を、心よりお待ち申し上げております。

以上

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会社概要

URL
https://ssmartace.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都千代田区神田神保町1-10-1
電話番号
03-4500-8541
代表者名
古屋泰文
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年11月