”捨てる”を”なくす”新事業「なくステ」提供開始 企業のごみをリユースしてCO₂排出を削減 売上の一部を森林保全に活用
まだまだ使える企業のごみを買い取って再利用・販売し、得た対価の一部を森林保全団体に寄付します。
東京、埼玉、神奈川、千葉の非鉄金属回収・産業廃棄物リサイクルを行う株式会社宇津木金属は、環境保護に貢献するために、新たな取り組みとして「なくステ」というサービスを開始しました。このサービスでは、企業から出るごみを買い取り、再利用や販売を行い、ごみの量を減らし、企業のCO₂排出量を削減します。また、得た対価の一部は森林保全活動に使われます。
「なくステ」公式ホームページ:http://nakusute.jp/
背景:ごみの廃棄によるCO₂排出量の増加
地球上では年間約4億2千万トンのゴミが捨てられ、その多くは破砕、焼却、圧縮などの処理工程を経て、最終的に処理しきれなくなったものは埋め立て処理されており、その過程で大量のCO₂が排出されています。特に企業が排出するごみによるCO₂排出量の増加は大きな懸念材料となっています。
多くの企業が、国際規格の「ISO14001」や、環境省が策定した「エコアクション21」に則り、CO₂排出量の削減推進に取り組んでいますが、それらの努力が追いつかず限界に達している状況です。
オフィスから大量に出る「使えるのに捨ててしまうモノ」
「なくステ」を始めるきっかけとなったのは、宇津木金属がさまざまな業界の廃棄物回収を行う過程で、まだ使えるものが大量にあったことです。
例えば、オフィスの模様替えが行われると、イス、デスク、テレビ台、照明など、きれいな状態のものが数十個〜数百個単位で捨てられます。過去には「約3トン」ものTシャツや帽子を捨てなくてはいけないこともありました。その度に、心苦しい気持ちを味わってきました。
捨てられているごみの中には、まだまだ使えるものが多く存在しています。私たちはその事実に着目し、産業廃棄物として処分するのではなく、まだ使えるものを買い取りリユース品として販売を行ったところ、廃棄する場合と同等の売上を維持することができました。
私たちは、「なくステ」の開始により、産業廃棄物の処分からリユースへの転換を促進し、得た対価の一部を森林保全に活用することで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。そして、お客様のごみを大切な資源として再評価し、未来への環境負荷の低減を目指します。
「なくステ」で行うこと
①企業から出たごみを適切に目利きし、再利用・販売
「なくステ」では、お客様のごみを適切に目利きし、使えるものを買い取り、再利用します。集まった不用品は、さまざまな販路を活用して、中古品として販売または譲渡していきます。どうしても再利用ができないものは、適切な処分場へと運搬し、再利用資源として100%リサイクルを目指します。
②CO2排出量を削減し、環境への負荷を軽減
上記の取り組みにより、不用品を処理する際に発生するCO₂排出量を削減できます。
③得た対価の一部を森林保全団体に寄付
売上金の一部は一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)への寄付を通じて、森林保全活動に充てられます。
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家 坂本龍一氏が創立し、建築家 隈研吾氏が代表を務める森林保全団体です。森と人がずっとともに生きる社会を目指し、「都市と森をつなぐ」をキーワードにさまざまな取り組みを行っています。
なくステ事業はmore trees(モア・トゥリーズ)に年間1000本の植林に相当する寄付を、目指しております。
ホームページではCO₂削減量をビジュアル表示
「なくステ」公式ホームページでは、CO₂の削減量をはじめ、リユース貢献度、寄付額を植林活動に充てた場合の植林本数、各社の取り組みについて、グラフやイラストでわかりやすく表示しています。環境への影響を可視化することで、環境に配慮した活動に協力いただける企業・個人が増えることを目指しています。
ご協力いただける企業様を探しています
古くから企業のゴミには汚い、費用がかかる、処理が面倒、環境に悪いなどネガティブな印象が付きまといます。しかしこのゴミが御社の環境保全活動、PR活動へとつながり、またリユース品として利用されることで廃棄にかかる費用が軽減されれば話は変わってくるのはないでしょうか。
「なくステ」を利用する企業は、以下のようなメリットがあります。
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処分費用の削減:弊社がリユース転用可能なものを有価物として買い取ることで、かかっていた処分費を削減できます。
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環境保全活動に貢献:「リユースすることでのCO₂削減」「森林保全活動への寄付」の2つの2つの点で環境保全に貢献できます。
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企業イメージUP:「なくステ」のWebサイトにて、CO₂削減レポートを掲載。環境保全活動をアピールできます。
株式会社宇津木金属について
宇津木金属が生まれたのは今からちょうど50年前。高度経済成長期にあった日本では金属加工業を営む町工場が至る所にあり、その工場から出る切削屑を、ちいさな中古トラック1台で回収し、再利用してくれる場所へ運ぶ事業から始まりました。
当時、法律の整備が整っておらず、不法投棄が多く発生しており、政府から産業廃棄物処理業の許可を取得していたのは限られた会社だけでした。そのような環境の中で、宇津木金属は正式な許可を得て、多くの企業様から廃棄物回収の依頼をいただき、事業が拡大していきました。2代目の代表が受け継いだ今も、私たちは厳しい項目をクリアし、優良事業者認定を受けています。私たちの使命は、環境破壊の根本的な解決です。3世代先の子供たちが安心して暮らせ、ゴミを減らす方法についての話し合いが自然と行われるような社会の実現を目指して、私たちは今日もまた、世の中のゴミと問題を片付けていきます。
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社名:株式会社 宇津木金属
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代表者:代表取締役 宇津木 大輔
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資本金:3,500万円
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設立:平成11年7月22日
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本社:〒350-0214 埼玉県坂戸市千代田2丁目20番3号
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工場:〒350-0161 埼玉県比企郡川島町長楽219
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活動エリア:東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、茨城県、群馬県、茨木県、新潟県、長野県、山梨県、静岡県
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加盟団体:日本再生資源事業協同組合連合会 埼玉県環境産業振興協会
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