機関誌『図書館の学校』市川沙央さんへのインタビューなどを契機に視覚障がいのある方などへ向けて、電子書籍の無料公開を開始
読書バリアフリー法をきっかけに、広く読書のアクセシビリティの向上に貢献。兵庫県芦屋市長の図書館への取り組みを電子書籍化し、音声読み上げ等に対応した電子書籍として無料公開
公益財団法人図書館振興財団(東京都文京区、理事長 小澤嘉謹)は、機関誌『図書館の学校』(2024年秋号)特集「トップインタビュー vol.2 兵庫県芦屋市 市長 髙島崚輔さん」(p.6~p.9)を、音声読み上げ等に対応したリフロー型電子書籍として公開します。
■電子書籍化の背景と想い
図書館振興財団は、機関誌『図書館の学校』(2024年春号)で読書バリアフリー法について特集したのを契機に、本誌のアクセシビリティについても検討をはじめました。
今回は、2024年秋号の特集記事(p.6~p.9)を視覚に障がいがある方や、紙の本の読書が難しい方にも読んでいただけるよう、レイアウト固定のフィックス型ではなく、音声読み上げ等に対応したリフロー型電子書籍として公開します。
公開する電子書籍には、不便なところや改善すべきところがあるかもしれません。トライアルと位置づけ、よりアクセスしやすい電子書籍を模索していきます。
2024年冬号以降も、リフロー型電子書籍を公開予定です。
■公開日
2025年1月7日(火)
■公開内容
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『図書館の学校』(2024年秋号)特集:トップインタビュー vol.2 兵庫県芦屋市 市長 髙島崚輔さん
「図書館を市民の暮らしの真ん中に据えた政策を」
■公開方法
各電子書籍にアクセスするURLを当財団ウェブサイト、SNS等で公開
【Website】https://toshokan.or.jp
■仕様
株式会社VOYAGER デジタル出版ツール Romancer(ロマンサー)で作成
【Website】https://romancer.voyager.co.jp
■公開済みの電子書籍
特集 読書バリアフリー法について考える
図書館の学校(2024年春号)特集:読書バリアフリー法について考える(PART1)
プリント・ディスアビリティのある人たちに図書館はどうあるべきか 国立国会図書館の植村要さんに聞く
図書館の学校(2024年春号)特集:読書バリアフリー法について考える(PART2)
『ハンチバック』の市川沙央さんにきく、読書バリアフリーとは
読書バリアフリー環境について強く訴えた、作家の叫び。私たちにできることは何か?
インタビュー 市川沙央
図書館の学校(2024年春号)特集:読書バリアフリー法について考える(PART3)
図書館の現場でのホスピタリティについて考える こんなとき、どうしてる? 福島県白河市立図書館 鹿内祐樹
特集 「小学生の部(低学年)」の作品を考える 「図書館を使った調べる学習コンクール®」からみた低学年の調べる学習とは
■『図書館の学校』公益財団法人図書館振興財団の機関誌
年4回(6月・9月・12月・3月)発行・季刊 2000年(平成12年)創刊
B5判、4色刷、約50ページ、発行部数2000部(紙の本として)
読者は当財団「友の会」会員、定期購読者(個人・法人・公共図書館・大学図書館等)
※機関誌『図書館の学校』は、当財団「友の会」にご入会いただくか、定期購読していただくことでお読みいただけます。バックナンバーは、当財団ウェブサイトより購入が可能です。なお、書店での販売はしておりません。
【Website】https://toshokan.or.jp/bulletin/
■事業
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コンクール事業
「図書館を使った調べる学習コンクール®」の運営・開催
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助成事業
図書館振興に関わる新たな試みへの助成
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選書事業
図書館蔵書の参考にお勧めの書籍を毎週紹介
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機関誌事業
これからの図書館を考える情報誌の発行(年4回)
公益財団法人図書館振興財団
図書館の振興を目的として、2008年に設立。2012年公益認定を受け、公益財団法人へ移行。「図書館を使った調べる学習コンクール®️」の主催など図書館を起点に”ひとの成長”と”まちの活性化”を支援する活動を行っています。
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