大学生22名が治水技術の痕跡や土木遺産に熱視線、利根川水系を舞台に「地形・地質や土木技術を楽しむイベント」を開催
報道関係者各位
地盤工学のパイオニア、基礎地盤コンサルタンツが、「そこが知りたい! 地形・地質と土木技術 ー治水の歴史から学ぶ河川防災ー」と題したイベントを4月21日(日)に開催、都内の学生22
名と一緒に利根川水系を題材にした「流域治水」や「地域の歴史や産業」について学びました。
この企画は、基礎地盤コンサルタンツの「ふだん何気なく見ているインフラや土木技術を観光気分(ジオツーリズム)で学んでみよう」という主旨からのスタート。得意の地盤工学に関する知識に加え、地学や歴史を巡る街さんぽの要素を加えたものです。行政や一般市民の方々、参加してくれた学生さんたちとの交流のなかで生まれた「土木技術に対する熱い視線」を(建設コンサルタントとしての)今後の事業活動へ活かしていきたいと思いを新たにする1日となりました。
■工程
①東武動物公園駅西口出発 ②県立関宿城博物館見学 ③関宿開門へハイキング ④防災ステーションごか駐車場で昼食 ⑤渡良瀬貯水池見学 ⑥谷中村・渡良瀬遊水地タワー見学 ⑦道の駅かぞわたらせで休憩 ⑧JR栗橋駅到着・解散
■訪問地概要
関東平野の中央を流れる利根川は、日本最大の流域面積を誇る大河川です。古くから豊かな水と肥沃な土壌で豊富な農水産物をもたらし、川を利用した水運は東北地方から江戸に至る輸送路として重要な役割を果たしてきました。その一方、水害を引き起こし、その度に人々は治水技術を発達させてきました。今回の散策では、水運の要衝であり利根川東遷の舞台となった千葉県野田市関宿町、埼玉県、栃木県、群馬県に跨る利根川の水防災の要として整備された渡良瀬遊水地を巡りました。関宿町では、河川整備や治水技術の歴史を学び、近代土木遺産である関宿水閘門を見学しました。渡良瀬遊水地では、遊水地の治水機能や堤防を守るための基礎地盤の重要性を学び、ラムサール条約に登録された湿地の貴重な自然環境について解説しました。
■参加した学生さんの声
・企業の方々がていねいに説明してくださったおかげで、楽しく学ぶことができました。
・関東にも河川の治水について見学できる場所があったことに驚きました。
・地盤や河川に興味があったので楽しかった。他の参加者との交流や実際に川を歩くなどの時間が少なかったことは改善点ですね。
・バス移動も快適でした。お弁当や飲み物も提供してくださり、至れり尽くせりです。
・今回は河川防災に焦点が当たっていて十分な体験が得られましたが、地質に関して、たとえば堤体の調査などの具体的な現場も見られればもっとよかったかもしれないですね。
■今後の展望
多言語への対応、旅行保険などのリスクヘッジ対応、カスタマーエクスペリエンスへの対応にはまだまだ改善点があります。今回のイベントは、今後の防災事業や防災教育への布石となり、激甚化災害に備える「防災と観光(ツーリズム)」は、当社の社会企業活動としてますます注目されるものになると思います。
<企画監修・協力>
石原研而先生(顧問:東大名誉教授)、安田進先生(顧問:東京電機大名誉教授)
---基礎地盤コンサルタンツのご案内-----------------------------------------------------------------
会社名 :基礎地盤コンサルタンツ株式会社
WEB :https://www.kiso.co.jp/
設立 :昭和28年8月28日
本社 :東京都江東区亀戸1-5-7 錦糸町プライムタワー12階
代表者 :代表取締役 柳浦 良行
事業内容:建設コンサルタント
---------------------------------------------------------------------------------------------------------
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像