輪島市への表敬訪問および給水タンクの寄贈[オーストラリア・ニュージーランド商工会議所、堀富商工株式会社]
令和6年9月19日~20日、堀富商工株式会社は、オーストラリア・ニュージーランド商工会議所と共に輪島市を表敬訪問し、自社の組み立て式給水タンク『ホリフトウォーター』を1台寄贈予定です。
概要
2024年9月19日~20日、堀富商工株式会社(本社:大阪、代表:堀畑敏一)は、オーストラリア・ニュージーランド商工会議所に随行し、石川県輪島市へ表敬訪問いたします。
当社は、東日本大震災に伴う福島県いわき市工場の断水経験を契機に、組み立て式給水タンク「ホリフトウォーター」を開発しました。以降、能登半島地震を含む全国の断水地域に対し、無償で給水タンクを設置する給水支援活動を長年にわたり実施しています。
訪問当日は、「ホリフトウォーター」の組み立てデモンストレーションを実施し、断水対策として輪島市に1台を寄贈します。
日時
2024年9月19日~20日
場所
石川県輪島市
堀富商工株式会社の給水支援活動
2024年1月6日、能登半島地震による断水を受け、堀富商工株式会社は、石川県羽咋市に「ホリフトウォーター」を4台無償提供しました。同市の要請に応じて、タンク3台に合計3000ℓの浄水を充填した上で、大阪からトラックで輸送し、羽咋市すこやかセンターに設置しました。
1月29日には「ホリフトウォーター」を新たに中島中学校・中島地区コミュティセンターに2台設置し、七尾市より正式に給水拠点に指定され、近隣住民の皆様にご利用頂きました。
過去の活動:平成27年9月関東・東北豪雨、平成28年熊本地震、平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風、熱海市伊豆山土砂災害、令和4年9月静岡県清水区断水、令和6年能登半島地震
ホリフトウォーター製品概要
製品名:ホリフトウォーター
容量:1000リットル(約1トン)
重量:約58kg
組み立て後:W1,137× D1,137× H1,099mm
組み立て前:W1,137× D1,137× H230mm
「ホリフトウォーター」は、災害時に飲料水や生活用水を迅速に確保するために開発された組み立て式給水タンクです。据え置きタンクの約1/5のスペースでコンパクトに保管でき、災害備蓄倉庫などに折り畳んで保管しておきます。災害発生時には、簡単に手作業で組み立てが可能です。
給水車は「ホリフトウォーター」に1000ℓの水を約3分で給水し、次の給水所へ迅速に移動できます。これにより、限られた台数の給水車を最大限に活用し、断水地域における機動力を高めることが可能です。また、使用後は内袋を交換するだけで、洗浄作業が不要です。
このタンクは、全国の上下水道局や自治体、学校などで導入されており、2023年には日本政府のウクライナ支援物資として採用され、ヘルソンやハルキウに計20台が提供されました。
ウクライナ現地で使用されるホリフトウォーター。
ПИТНА ВОДА=飲料水と記載されています。
ホリフトウォーターの特長
-
貯水容量1000ℓ 重量60kg以下で超軽量
-
工具不要。大人2人で5分で簡単に組み立て可能
-
据え置きタンクの約1/5スペースでコンパクトな保管
-
満水状態で車両積載可能な耐久性
-
トラックと給水タンクを組み合わせれば、給水車の代替えとして使用可能
ホリフトウォーター製品ページ:https://horitomi.co.jp/sales-article/horift_water.html
関連動画:ホリフトウォーターの開発背景(断水で困ったこと・給水現場の課題)
↑東日本大震災で困ったこと、給水現場の課題、過去の給水支援活動についてお話ししています。
関連動画:ホリフトウォーターの組み立て方
女性が手作業で簡単に組み立てられるため、人手不足の断水現場でも活用できます。
堀富商工株式会社
堀富商工は1885年に創業し、「織る・塗る・貼る」を核技術として、繊維製品から防錆紙、梱包資材の製造へと事業を展開してきました。
時代の変化に対応し、最新技術を取り入れながら、お客様の課題解決に貢献しています。
また、地域社会への貢献を大切にし、災害時の給水支援活動も行っています。
東日本大震災で福島県いわき市工場が被災し、断水経験をきっかけに組み立て式給水タンク「ホリフトウォーター」を開発。
断水地域に無償で設置する給水支援ボランティアを長年実施しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像