スペインのプレミアム・スパークリングワインブランド「ジュヴェ・カンプス」 、エル・ブリ財団フェラン・アドリアを迎え、ワイン百科事典「ワイン・サピエンス」英語版第Ⅲ巻、Ⅳ巻の世界初公開イベントを開催
スペインのプレミアム・スパークリングワインブランド「ジュヴェ・カンプス」は、エル・ブリ財団が開発しているワイン百科事典「ワイン・サピエンス」の英語版出版を支援しています。
「ワイン・サピエンス」は、エル・ブリ財団が主導しているブリペディア・プロジェクトの一環として、コンテンツの研究と開発に6年以上の歳月を費やし出版されたワイン百科事典です。現在出版されている1~4巻に加え、今後は残りの巻となる、5~8巻の出版を予定しています。
今回、「ワイン・サピエンス」英語版第Ⅲ巻、第Ⅳ巻の出版を世界で初めてお披露目する場として、日本国内のシェフ、ソムリエ、プレス関係者を招待したイベントを開催いたしました。4日間にわたって行ったイベントでは、「ワイン・サピエンス」の1~4巻の紹介に加え、ジュヴェ・カンプスのワインテイスティングを行いました。イベントでは、1976年に誕生し新たな時代の幕開けを告げた先駆的なブリュット・ナチュール「レゼルヴァ・デ・ラ・ファミリア・グラン・レゼルヴァ」をはじめ、2010年などの古いヴィンテージを含む、合計10種類の異なるワインを参加者に披露しました。
本英語版出版支援は、ガストロノミーの世界やソムリエ業界を支援したいというジュヴェ・カンプスの意志から実現しました。ジュヴェ・カンプスは、今回の英語版への翻訳が、世界中のソムリエやガストロノミーに対して、良い影響を与えることを期待しています。
「ワイン・サピエンス」は、エル・ブリ財団の公式ウェブサイトから購入いただけます。
ジュヴェ・カンプス社4代目CEO メリチェル・ジュヴェ コメント
「私たちは、数世代にわたる伝統を守り続け、スパークリングワインの生産において卓越性、革新性、誠実さを追求しています。私たちの情熱は、エル・ブリ財団と共通しています。ワイン・サピエンス・プロジェクトが形を成し始めたときから、フェラン・アドリアとフェラン・センテイェスの取り組みをサポートし、これまでにない最も包括的なワイン知識の構築に貢献してきました。また、この多分野にわたる百科事典とそのワイン、ガストロノミーの世界に対する包括的なアプローチが、より多くの人たちに届くように積極的に支援してきました。私たちは今後も、引き続き、ワイン・サピエンス・プロジェクトをサポートしてまいります。」
エル・ブリ財団創設者 フェラン・アドリア コメント
「私たちは、世界中で高く評価され、尊敬されているブランドであるジュヴェ・カンプスと、革新性と最高品質の追求という価値を共有しています。『ワイン・サピエンス』を英語に翻訳するという今回取り組みが、ワインの知識を世界中に届けるための重要な一歩であると信じています。」
エル・ブリ財団料飲責任者 フェラン・センテイェス コメント
「ジュヴェ・カンプスはスペインのスパークリングワインの基準となるブランドであり、今回のコラボレーションは英語翻訳にとどまらず、知識、革新、ビジョンの源でもあります。彼らから多くを学び、その洞察が『ワイン・サピエンス』の構築にも大いに役立ちました。」
「ワイン・サピエンス」第Ⅲ巻、第Ⅳ巻について
第Ⅲ巻:Wines. From market to wine list
第Ⅲ巻のタイトルは、「Wines. From market to wine list」。この本では、ワインがワイナリーからレストランのメニューに登場するまでの過程を解説しています。輸出、物流から、ワインの価格設定、レストランで提供されるワインの選定要因、ソムリエの役割、ワインリストの作成まで、レストランで提供されるまでの一連の流れを詳しく説明しています。また、ソムリエが特定のワインを購入する際に最も重要視する「商品の品質」についても詳細に考察しています。
第Ⅳ巻:Wines. Sommellerie: wine in the fine-dining restaurant
シリーズの第Ⅳ巻で本書は、レストランにおけるソムリエの仕事に特化していることから、シリーズの中でも特に期待されている一冊です。限られた文献しかないこの分野について、現代的で柔軟な視点から、ソムリエという職業を芸術、科学、ビジネスの領域に結びつけて再評価しています。
この本では、ビジネスや販売、イノベーション、心理学、ワインサービスの技術、料理とのペアリングなど、ソムリエの多様な役割を先駆的に探求しています。また、著名なソムリエたちの視点や豊富な知識も紹介しています。
ジュヴェ・カンプスについて
ジュヴェ・カンプスは、1796年からスペインのペネデス地方でブドウを栽培し、1921年からスパークリングワインを生産している、伝統と革新を兼ね備えたワイナリーです。ジュヴェ・カンプスは、スペインのスパークリングワインの概念を刷新し、過去100年の経験を活かしながら、常に新しい技術に挑戦し続けています。現在、4代目のメリッチェル・ジュヴェがワイナリーを率い、100%オーガニックのスパークリングワインを生産しています。
ジュヴェ・カンプスでは、自然に寄り添ったワイン作りを大切にしており、ブドウ畑の自然環境を守りつつ、生物多様性を保護することに力を入れています。また、ワインとその土地との深いつながりを強めるため、自社の畑で継続的な研究を行っています。ジュヴェ・カンプスは、長期熟成カバの生産においてリーダー的存在であり、30年以上にわたり、多くのワインでBrut Nature(辛口)スタイルを採用しています。
ジュヴェ・カンプスの使命は、人生や人々、そしてワインを楽しむ喜びを祝うカバを作ることです。そのために、エッセンシャル・シリーズのレゼルヴァスパークリングワインから、ジュヴェ・カンプスを象徴するグラン・レゼルヴァであるレゼルヴァ・デ・ラ・ファミリア、新しく登場した特定の畑から生まれるミレジメ・グラン・レゼルヴァコレクション、最も権威ある単一畑のキュヴェであるグラン・ジュヴェ、ラ・カペラ、ラ・シベリアまで、幅広いワインを手掛けています。
エル・ブリ財団について
エル・ブリ財団は、フェラン・アドリアとジュリ・ソレールによって設立された家族経営の財団です。2013年2月7日に設立され、エル・ブリ レストランを変革させるために生まれました。エル・ブリのレガシーと精神を守るため、そして未来に向けたビジョンを実現するために、次の3つの目標を掲げています:
- エル・ブリのレガシーの保護:エル・ブリという場所やドキュメンタリーコレクション、世界中のレストラン業界に影響を与えた知識の源を守ること。
- 経営とイノベーションの経験の共有:成功と持続性のために重要な、経営とイノベーションのノウハウを共有し、イノベーションを促進すること。
- レストラン業界に向けた質の高いコンテンツの提供:教育や自己学習のツールを提供し、ガストロノミーを学問として確立すること。
理事会:
ジュリ・ソレールは常に私たちと共にいます。
財団の理事会には、フェラン・アドリア、アルバート・アドリア、イサベル・ペレス、マルタ・サラ、エルネスト・ラポルテが含まれています。
ゼネラルマネージャー: リュイス・ガルシア
すべてのプロジェクトはサピエンス・メソッドに基づいて開発され、ビジネス管理とイノベーションに関する知識を共有することを目指しています。
ブリペディアについて
ブリペディア:レストラン業界の百科事典
6年以上の多角的かつ包括的な研究の成果として、レストラン業界に関連するコンテンツを作成し、集めて整理することを目的とした、50巻以上にわたるコレクション。ブリペディアは、業界の未来のプロフェッショナルたちの教育を支援し、彼らの自己学習のための強力なツールとなることを目指しています。
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