第8回フードバンクこども応援全国プロジェクトに参加

物価高騰が続くなか、困窮状態の子育て世帯を支援します

埼玉県西部地域で唯一広域的な食糧支援を行っている、NPO法人フードバンクネット西埼玉（注１）＜所在地：埼玉県所沢市元町8-16 B-1、代表：丸茂真依子＞は、冬休み期間における困窮世帯の子供支援のため、2024年12月から2025年1月末まで、登録している埼玉県西部地域の地域フードバンク団体、フードパントリー団体、子ども食堂などを通じて食糧支援の強化を行いました。

 

今回のプロジェクトでは、合計1.5t(注2)の食品を各団体へ提供することができました。

基幹倉庫として稼働している所沢倉庫は、昨年７月に縮小しており、取り扱い量も前回より少なくなりましたが、活動を支えてくださる皆様のお力によって食糧支援を続けることができています。

 

長引く物価高騰の影響により、埼玉県西部の各地域では食糧支援のニーズが高まっています。給食のない期間における子供たちの健康の維持、保護者の負担感を軽減、孤立や虐待防止、など本プロジェクトは重要であると考えています。

 

独自のネットワーク体制を活かした広域の支援体制

フードバンクネット西埼玉は、2017年の設立以降、埼玉県西部地域に，さまざまな団体と共に広域的な食糧支援を実施する「食のセーフティネット」を構築し，2024年7月時点で、ネットワークに登録する団体は52団体、活動地域は17市町村に及んでいます。

 

本プロジェクトでもその強みを活かし、各地域で子育て世帯を支援する団体と協力し、支援を行っています。

 

前回の2024年7月〜8月のプロジェクトでは、約2,000kgの食品を、約4,000世帯へ提供することができました。

 

食品を受け取る利用者の親子

利用者の皆さんからのメッセージ

寄付のお願い

子ども応援プロジェクトの期間のみならず、支援のための食品は常に不足している状況です。

「食べること」は「生きること」に直結するものであり、食糧支援は命を守る活動です。

しかし、物価高騰が続く中で、寄贈食品量は減少し続けています。

 

また、食品を保管するための倉庫の賃料や水光熱費、食品を届けるための配送費なども活動になくてはならない費用は全て、支援者の皆様より寄せられた寄付金で賄っています。

 

事業収益を上げることのできないフードバンク活動を維持し、一人でも多くの支援を必要とする方を支えるために、食品やお金の寄付を、どうかよろしくお願いします。

 

 

 

 

注１＜団体概要＞

団体名：　NPO法人フードバンクネット西埼玉

所在地：

代表：丸茂真依子

事業内容： 地域フードバンクへの立ち上げ・運営支援、食品寄贈の仲介。広報啓発活動、政策提言

設立： 2017年7月1日

HP：https://fbnws.heteml.net

 

注2　所沢倉庫入庫の重量