特許を取得した「色移りしない藍染め」あおもり藍工房設立20周年を機に作品のネット販売を開始
青森の藍を使い、職人がひとつひとつ手作りした藍染めをwebショップでも購入できるようになりました。
特許製法で作られたあおもり藍工房の藍染めを全国に広めたい!
青森県浪岡にある道の駅「アップルヒル」内に工房を構えているあおもり藍工房が設立20周年を機に、webサイトでも販売を開始しました。
職人が1から作った作品がズラリ
特許を取得した製法で作られた藍染めは洗濯しても絶対に色移りしない!と自信を持って話すのは、工房の代表 藤井さん。
原料となる藍(タデアイ )にもこだわり、代表の藤井さんや工房の会員たちが丹念に育てた青森県産の藍を100%使用、青森の地下水を使ってしっかりと洗い、バッグやハンチング帽なども1から手作りされた、まさに世界に一つしかない品ばかりです。
藍染めのちから
日本では古くから、藍染めには防臭、抗菌、防虫など様々な効能があります。見た目の優雅さだけでなく、実用性にも富んだ伝統工芸なんです。
さらに、あおもり藍工房では青森の地下水でしっかりと「洗い」の工程を行い、色移りしない藍染めに仕上げているため、藤井さん曰く「20年間一度もクレームが来たことがない」そうです。
工房の想い
あおもり藍工房は、一つ一つが手作りにも関わらず、高価な値段で販売していません。藤井さんは、この素晴らしい技術を使って作られた藍染めを少しでも多くの人に知ってもらいたいという一心で運営しています。
しかし、藤井さん含め会員の多くがお歳を召してきたため、昔のように県外のデパートなどに出店することも難しくなりました。※以前、三越デパートで特設販売した時はデパート側の予想をはるかに超えた売上を出したそうです。
これから先の藍工房
私たち社中(社中)は、2年ほど前に藤井さんと出会い、交流を重ねて行きました。そしてこの素晴らしい工芸品を全国に広めるため、藍工房設立20周年を機に、委託販売契約を結び社中のwebショップで販売することとなりました。
藍工房の会員には若い方も多く、これからもまだまだ発展して行く力を持っており、そんな会員(職人)たちが1から心を込めて作った藍染めを1人でも多くの人に知ってもらいたい。「藍染めは色移りするため、維持が大変」というイメージを払拭したいと思い、webショップで販売中です。
webショップ:https://shachu.thebase.in/categories/5969512
担当者コメント
社中 代表 松谷宗展
私たちは青森の知られざる一面を、多くの人に知ってもらうために様々な活動をしております。
昨年は、中泊町小泊にあるバス待合所を修繕し、室内には金木町で活動しているアーティストの風花さんが、あおもり藍工房の藍をふんだんに使った絵画を展示しています。
絵画は一定期間展示された後、別の場所に展示予定です。
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