中国への駐在・出張前に、中国語学習を行った人の55%以上が「3か月以内」に意思疎通ができるようになっている!株式会社国際交易が「中国駐在員・出張者の中国語事情」に関する調査を実施!

株式会社国際交易(本社:東京都渋谷区 、代表者:大塚 慧輝)が運営する「ワタナベ中国語教室」は、仕事で中国に駐在・出張した経験がある方を対象に「中国駐在員・出張者の中国語事情」に関する調査を実施しました。この調査結果から、中国駐在・出張している日本のビジネスパーソンが、駐在・出張時にどの位の中国語の語学力を有しているか等の実態が明らかになりました。
<背景>
近年、ビジネスのグローバル化に伴い米中貿易摩擦も激しさを増しています。複雑な環境下で柔軟な立ち回りが求められる中、多くの日本企業が海外展開や国際的な取引に力を入れています。その中で、海外駐在や出張を任されるビジネスパーソンの役割はますます重要になっています。外務省の「海外進出日系企業拠点数調査2023」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page22_003410.html)によると、日本企業の進出数TOP3は、1位が中国で31,060社、2位がアメリカで8,982社、3位がタイで5,856社となっています。中国への進出数が圧倒的に多いことから、アメリカよりも中国企業と取引する関係で、駐在や出張を命じられるビジネスパーソンの数も多いものと考えられます。しかし、日本国内でキャリアを積み、海外勤務の経験がない人にとって、駐在や突然の出張を通じた新しい環境への適応は大きな課題といえます。特に、言語に対する不安は、現地でのコミュニケーションや業務遂行に直接的な影響を与えることが懸念されています。一方で、こうした海外での経験を通じて得られるスキルや知識は、キャリア形成においても重要な資産となるため、これらの課題をどう乗り越えるかが、駐在員や出張者にとっての大きなテーマとなっていると考えられます。そこで、「ワタナベ中国語教室」は、仕事で中国に駐在・出張した経験がある方を対象に「中国駐在・出張時の語学力」に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
・今回の調査対象者で最も多いのは「1週間未満」の出張者で44.2%、ただ、「通算1年以上」中国へ滞在した経験を持つ出張者・駐在者も15%含まれる
・中国への駐在・出張の成果を最大化するため必要だと感じたスキルの1位は「コミュニケーション能力」、2位は「語学力(中国語)」
・中国への駐在・出張前に、中国語の学習を行っていた人の割合は約35%
・駐在・出張前に、中国語学習を行った人の55%以上が「3か月以内」に意思疎通ができるようになっている
・駐在・出張前に、中国語学習を行っていない人の60%以上は「現在も意思疎通ができない」
・駐在・出張前に中国語学習を行わなかった理由で最も多いのは「必要性を感じなかったから」
・中国語で意思疎通ができず困るのはプライベートより、「仕事中」の方が多い
<調査概要>
調査期間:2025年1月8日~2025年1月10日
調査方法:インターネット調査
調査対象:仕事で中国に駐在・出張した経験がある方(20代~60代の男女)
調査人数:330名
モニター提供元:RCリサーチデータ
今回の調査対象者で最も多いのは「1週間未満」の出張者で44.2%、ただ、「通算1年以上」中国へ滞在した経験を持つ出張者・駐在者も15%含まれる
まず、「中国への駐在・出張を経験した期間」を尋ねる設問への回答では1位が「1週間以内」で44.2%、2位が「1週間以上、1ヶ月未満」で22.7%、3位が「1ヶ月以上、6ヶ月未満」で11.8%という結果になりました。ただ、「1年以上」と回答された方も一定数おり、「1年以上」の方を合計すると今回の調査回答者数の15%いることがわかりました。

中国への駐在・出張の成果を最大化するため必要だと感じたスキルの1位は「コミュニケーション能力」、2位は「語学力(中国語)」
次に「駐在・出張の成果を最大化するために必要だと感じるスキル」を尋ねる設問への回答では、1位が「コミュニケーション能力」で59.7%、2位が「語学力(中国語)」で50.6%という結果になりました。この結果から、語学力とコミュニケーション能力は異なる能力であり、成果を最大化するためにそのいずれの能力も重要だと感じた駐在・出張経験者が多いことがわかりました。

中国への駐在・出張前に、中国語の学習を行っていた人の割合は約35%
続いて「駐在・出張前に、中国語学習を行ったか」を問う設問への回答では、「中国語学習は行っていない」が64.9%、「中国語学習を行った」が34.2%という結果になりました。今回の調査対象者は、1ヶ月未満の駐在・出張経験者が66.9%に上ることから、短期間の駐在・出張の場合、中国語の学習をせずに駐在・出張されている方が多いことが明らかになりました。

駐在・出張前に、中国語学習を行った人の55%以上が「3か月以内」に意思疎通ができるようになっている
また、駐在・出張前に、中国語学習を行ったと回答された方に「駐在・出張後、意思疎通ができるようになるまでにどの程度時間がかかったか」を尋ねる設問の回答では、1位が「1か月以内」で22.1%、2位が「3か月以内」で20.4%という結果となりました。また、「1週間以内」と回答された方も13.3%おり、これらの回答を合計すると、55%以上の人が「3か月以内」には意思疎通ができるようになっていることがわかりました。

駐在・出張前に、中国語学習を行っていない人の60%以上は「現在も意思疎通ができない」
次に、駐在・出張前に、中国語学習は行っていないと回答された方に「駐在・出張後、意思疎通ができるようになるまでにどの程度時間がかかったか」を尋ねる設問では、1位が「現在も意思疎通ができない」で61.2%という結果となり、駐在・出張前に中国語学習を行っていない人の大半は、現在も意思疎通ができない、ということが判明しました。

駐在・出張前に中国語学習を行わなかった理由で最も多いのは「必要性を感じなかったから」
また、駐在・出張前に、中国語学習を行っていないと回答された方に「駐在・出張前に中国語学習を行わなかった理由」を尋ねる設問への回答では、1位が「必要性を感じなかった」で41.6%、2位が「学習する時間がなかった」で34.6%、3位が「駐在・出張までの準備期間が十分に無かった」で27.1%という結果になりました。この結果から、約3割の方は学習時間及び環境を用意できなかったことが原因で、勉強しなかったこと判明しました。

中国語で意思疎通ができず困るのはプライベートより、「仕事中」の方が多い
調査の最後、駐在・出張前に、中国語学習を行っていないと回答された方に「中国語で意思疎通ができず困ることが多かったのは、仕事中とプライベートのどちらか」を問う設問への回答では「仕事中」が59.8%、「プライベート」が40.2%という結果になりました。約6割の人が「仕事中」と回答したことから、中国語で意思疎通ができないことは、仕事に支障をきたすことが明らかになりました。

まとめ
今回の調査対象者で最も多い属性は「1週間未満」の出張者で44.2%おり、ただ「通算1年以上」中国へ滞在した経験を持つ出張者・駐在者も15%含まれることがわかりました。また、中国への駐在・出張の成果を最大化するため必要だと感じたスキルの1位は「コミュニケーション能力」、2位は「語学力(中国語)」であることが明らかになりました。尚、中国への駐在・出張前に、中国語の学習を行っていた人の割合は約35%であり、そのうち13.3%が「一週間以内」、22.1%が「1か月以内」、20.4%が「3か月以内」に現地で意思疎通ができるようになっていることが判明しました。逆に駐在・出張前に、中国語学習を行っていない人の60%以上は現在も「意思疎通ができず」、駐在・出張前に中国語学習を行わなかった理由で最も多いのは「必要性を感じなかったから」であるが、実際学習環境が整っていなかったことが理由だった方も一定数いたことがわかりました。また、準備できないまま出張し、意思疎通ができないまま、仕事中は困っていた方が60%以上を占めていたことが明らかになりました。
調査実施会社
株式会社国際交易
所在地:〒150-0047 東京都渋谷区神山町18-3
代表者:大塚 慧輝
事業内容:輸出代理店、輸出サポート、卸、通訳・翻訳、中国語教室、OEM・輸入 等
URL: https://www.intl-trading.co.jp/

ワタナベ中国語教室
株式会社国際交易が運営する「ワタナベ中国語教室」では、輸出貿易業を母体とし、長年中国を含めて、東南アジアや欧米圏の中華系企業とビジネスをしてきた経験をそのまま授業に活かすことによって、中国語だけではなく、中国の文化や商習慣などリアルな中国に触れることができます。
お仕事で中国に行かれる会社員の学習者には、限られた時間(2~4週間が多い)の中で中国語を知り、コミュニケーション方法を身につけて頂けるようレッスン構成をしています。
教材はHSKの1級テキストをベースにカリキュラムを組み立てますが、お客様のご要望に合わせて教材を変更することも可能です。基本10回~、毎回1~2時間の授業を行います。中国語も中国も知らないため、大変不安な気持ちになると思いますが、不安を払拭できるよう皆様の役に立てられるよう努めます。
詳細は以下のURLをご覧ください。
株式会社国際交易「ワタナベ中国語教室」
URL: https://www.intl-trading.co.jp/chineseclass
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