画期的な難病治療を目指す「株式会社ウェルセラ」、超音波医療機器メーカー「日本電波工業株式会社」とLOI(意向表明書)を締結

~膵臓がん治療の実現に向け加速化~

株式会社ウェルセラ

対象疾患部位への薬物送達性向上による画期的な難病治療を目指す株式会社ウェルセラ(WellThera Co., Ltd.)(東京板橋区、代表取締役:今井泰三、以下「当社」といいます。)は、難病の代表格の1つである膵臓がん治療の実現に向けて、超音波医療機器メーカー「日本電波工業株式会社」(東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:加藤 啓美、以下「NDK社」といいます。)とLOI(意向表明書)を締結したことをお知らせします。

当社は、従来より、当社の有するプラットフォーム「BUS-DDS(※1)」において、基礎研究にて様々な疾患で様々な超音波診断機器を用いた有効性等を確認してきました。しかし当社が用いてきた超音波機器は既に「診断用」医療機器として流通しているものであり、細かな超音波条件の設定ができず、BUS-DDSのコア技術であるセラノスティックバブル(※2 以下TB)を活かし切れているとは言えませんでした。

そこで、コア技術であるTBだけでなく、TBの有効性を最大限に引き出す治療用の超音波治療機器を独自に開発すべく、医療機器における超音波技術を持つNDK社とは、以前より秘密保持契約を締結し、試行錯誤を繰り返してまいりました。

当社は、NDK社との間で締結された今回のLOIを通じて、超音波治療機器の独自開発に向けた検討をもう一段階強化したうえで、今後、同社との間における新たな協力関係の構築を目指します。

それにより、既成概念を一新した、難病治療における新たな可能性を開拓すべく、まず、膵臓がん治療を対象とした1stパイプラインの上市に向けて、非臨床試験の開始を目指します。

※1 BUS-DDSとは

・バブル(セラノスティックバブル;TB)を超音波でオシレーション(周期的なバブルの膨張・縮退運動)させることで、血管から薬を滲みださせることにより、血管外に薬を届けるプラットフォーム技術

・疾患毎に、使用する薬や超音波の条件を変更させることで、さまざまな疾患に対応することができる

※2 セラノスティックバブル(TB)とは

治療用に設計したマイクロバブル(上市後世界初 ※2025年1月現在 当社調べ)

●LOIの内容

NDK社と当社は、次の契約を締結することを目標に事業可能性の検討を行う。

①共同開発契約

②NDK社による当社への出資に関する契約

●本件に関する問い合わせ先

株式会社ウェルセラ 今井

メールアドレス:info2@wellthera.tech

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ビジネスカテゴリ
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会社概要

株式会社ウェルセラ

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URL
https://wellthera.tech
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都板橋区加賀2-11-1
電話番号
-
代表者名
今井 泰三
上場
未上場
資本金
1億1505万円
設立
2018年12月